習熟武器：
【クラス】単純武器、ショートソード、ハンド・クロスボウ、レイピア、ロングソード

ハーフリングの一町の裏社会を牛耳っているレッドスオンファミリーの血筋に生まれたギャリーは、ファミリーの掟と共に育った。
誰もが穏やかに暮らせる共同体を創る、という理念を大切にする家族を彼は誇りに思っていた。たとえその手段が暴力と恐喝のよるものであってもである。
しかしギャリーは両親からの愛情を十分に受けたとは言えなかった。皆からボスと呼ばれる父が彼に触れる手はどこか冷たく、彼と目を合わせようとしない母には、彼と同じ血は流れていない。

ギャリーには1番の理解者であり親友でもある幼なじみ、ニムがいた。彼と会う時が、ギャリーにとって心休まる時間であったことは言うまでもない。

ギャリーが16回目の晩春を迎えた頃にその日は起こった。ニムの両親がファミリーの機嫌を損ねたのだ。即座に彼らの身体にはファミリーによる血の茨が刻まれることとなる。ニムはどうやら逃げおおせたようだが、消息は不明となってしまった。
ギャリーは事の詳細な理由を父に問い詰めた。しかし父の背は何も語ることはなく、ついに親友の失踪の理由は明かされることはなかった。
父の態度に激怒したギャリーは家を出る決意を固める。

何も言わず家を出たギャリーは、スリや万引きなどを繰り返し、賭場を開いて生活を安定させていた。その後、親友を探すため、そして親友を匿えるだけの資金、名声、土地を得るため、冒険の旅に出る選択をする。
親友と自分自身が穏やかに暮らせる共同体を創るという夢を抱きながら。

貴い生れを鼻にかけず、体に流れる血は誰も同じと思っている。
骨を折って見かけを整え、最新流行のファッションに身を包んでいる。

家族の世話にならず自分で生きてゆけることを証明してみせる。

行方不明になった親友を必ず見つけ出す。
自分の家族の行いを理由に親友が自分のことを恨んでいる、と心のどこかで感じている。

自分の見た目に絶対的な自信があるため、見た目を貶されると口を出さずにはいられない。

年齢は17だが、未成年だと何かと制限が多いため20と偽っている。

性別は男であるがパーティを含む他人には明かさない。普段は女性らしい恰好をしているが性自認は両性である。

家を出た後、持ち物の中に入れた覚えのない父の財布が入っていることに気が付いた。癪なので中身は使わないことにしている。

やはり心のどこかで父を尊敬しているため、ファミリーの印が刻まれた指輪を捨てることができない。

レザーアーマー

10

1

ショートボウ

2

1

矢筒

1

1

アロー

1

17

盗賊道具

1

1

ダガー

1

2

見事な服

6

1

印章指輪

　

1

家系図

　

1

財布

　

1

レイピア

2

1

ダイス一揃い

　

1

泥棒パック↓

　

　

背負い袋

5

1

ボールベアリ ング1,000個入りの袋

　

1

50フィートの 麻のロープ

10

1

10フィートの細ひも

4

1

ベル

1

1

ろうそく

1

5

かなてこ

5

1

金鎚

3

1

ピトン

0.25

10

覆い付きランタン

2

1

油

1

2

保存食

2

5

ほくち箱

1

1

水袋

5

1

泥棒パック↑

　

　

柄にMの字が刻印された銀のスプーン

　

　

未知の獣の歯

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

能力値上昇:【敏捷力】値が2上昇する。

ハーフリングの幸運:攻撃ロール、能力値判定、セーヴィング・スローで1の目を出したなら、そのダイスを再ロールできる。ただし新しい結果は必ず使用せねばならない(訳注:たとえもう一度1の目が出ても、その結果を必ず使用せねばならない)。

ハーフリングの勇気:恐怖状態をもたらす効果に対するセーヴィング・スローに有利を得る。

すり抜け移動:君は、君自身よりもサイズ分類が1段階大きいクリーチャーの占めるスペースを通り抜けて移動できる。

能力値上昇:【魅力】値が1上昇する。

隠密の天性:君は、自分よりサイズ分類が1段階以上大きいクリーチャーによってのみ隠蔽されている時にも、隠れ身を試みることができる。

急所攻撃:1レベル以降、君は敵の隙を突いて巧みな一撃を与えるやりかたを心得る。君は1ターンに1回、攻撃ロールに有利を得た攻撃で君がヒットを与えたクリーチャー1体に対して、追加で1d6ダメージを与えることができる。その攻撃は“妙技”の特性を持つ武器または遠隔武器を使用したものでなければならない。以下の条件のすべてを満たしているならば、君はその攻撃ロー
ルに有利を得ていなくとも上記の追加ダメージを与えられる:
(1)君以外の“目標クリーチャーにとっての敵”が、目標クリーチャーから5フィート以内にいる。
(2)その“目標クリーチャーにとっての敵”が無力状態でない。
(3)君がその攻撃ロールに不利を受
けていない。
この追加ダメージの値は、君がローグ・レベルを得るに従って、『ローグ』表の急所攻撃の項にある通り増加する。

盗賊の符牒:ローグの訓練の間に君は盗賊の符牒を学んだ。俚言、隠語、暗号を混ぜ合せた秘密の符牒である。これを用いれば、一見何の変哲もない会話の中に、秘密の情報を隠すことができる。盗賊の符牒を知る者のみが、こうした情報を解し得る。この種の情報を伝えるには、同じことを隠さず話す場合の4倍の時間がかかる。加えて、君は一連の秘密の合図や印を解する。これは短く単純な情報を伝えるのに用いられる。「ここは危険」、「ここはギルドのなわばり」、「近くに獲物あり」、「ここの者はカモ」、「ここの者は逃亡中の盗賊に隠れ家を提供してくれる」等である。

習熟強化:1レベルの時点で、君が既に得ている技能習熟のうち2種類を選択するか、“君が既に得ている技能習熟のうち1種類、ならびに、盗賊道具への習熟”を選択する。それらの習熟を使用して行なう能力値判定においては、君の習熟ボーナスは2倍になる。
6レベルの時点で、君はさらに2種類の(技能または盗賊道具への)習熟を選択してこの利益を得られる。


巧妙なアクション:君は戦闘において君のターンごとに1回のボーナス・アクションをとれる。このアクションは以下のいずれかのためにのみ使用できる:(1)早足、(2)離脱、(3)隠れ身。