某国の海軍士官学校に入学し、
士官候補生として海兵となった経験があり。
幾度かの海賊退治作戦に参加した後、除隊する。

その後は腕利きの傭兵として活躍するが、
海兵時代のとある「噂」から、貴族や金持ちからは恐れられており、景気が良いとは言えない。
もっとも彼自身が、ただの噂で人を判断するような頭でっかちな人間を信用しない。

友人からの「怪しい儲け話」に乗っかる形で、冒険の旅に出る。

剛気な性格で、臆病風に吹かれるような事はない。
正面からの対決を好み、罠や障害を力づくで突破するのが常である。
数多くの戦闘経験や、交渉の経験を生かした判断力の持ち主。反面、柔軟な思考は得意ではない。

戦闘面でも平時でもパーティーの先頭に立つ事が多く、常に仲間を引っ張る。

一般人との付き合い方を心得ており、
曲者の多いパーティーでは、頼り甲斐のある仲介者として活躍するだろう。
傭兵としての経験から、欲深い商人との取引でも互角に立ち回る事が出来る程の交渉力を持つ。

危険や苦境を好むが、平和が尊い物であるという事を心の底から理解している。友人達との会話や交友が出来る環境は、彼にとってとても大事なものだからだ。

また、自分に出来ない事のできる人物を尊ぶ。

友人達。海兵時代、傭兵時代の仲間達。

魔法や、他の種族の言語や文化に対する知識はない。

身体と武器を使った戦闘に絶対の自信を持つが、彼はあくまで人間との戦いしか知らず、世界中に存在する人間よりも遥かに強い怪物に対する恐れが存在しない。それは冒険者にとって、命取りになり得る要素である。

「城門崩し」、「首狩り船長」の異名を持つ傭兵。
海賊との戦闘で武器を全て失い、船のアンカーを振るって海賊達の首を刎ねた逸話は、荒くれの吟遊詩人達のお気に入りの話の一つだ。

他にも凄惨な武勇伝が多く、
特に焦土作戦を命じた友軍の将軍ごと、敵兵を蹂躙した話は、権威主義的な貴族達を震え上がらせた。

武器は斧や重い剣、鉄球、そして自らの窮地を救ったアンカーの様に、重く巨大な物を好んで使いこなす。

船の上での戦闘経験が豊富で、
足場が不安定な場所での戦闘に長ける。