猛攻p43:近接武器攻撃でクリティカル・ヒットを与えたなら、君はその武器のダメージ・ダイスのうち1つをもう1度ロールして、その結果をクリティカル・ヒットの追加ダメージに加えることができる。

【民衆英雄】p141
比較的大きな街でひっそり隠れるようによろず修理屋をして生計を立てていたが、あるとき敵の軍勢が街を襲撃した際に街を守るために勇猛果敢に挑み軍勢を退けた。それによって彼に恐怖するものもいたが、多くの村人たちは彼を英雄と称えたのだ。

自分とその周りのもの、助けを求めるもののために力を振るい、命をかけることに誇りを持っている。普段は自身の出生ゆえに周りからの偏見と差別の目に晒される。恐れることはないが無駄に恐怖を与えることもないと大きな身体を窄めるようにひっそりと暮らすよう心がけるなど心穏やかな人格の持ち主である。しかし一度戦いを始めてしまうと心穏やかな人格が嘘であるかのように敵を倒すことに執着してしまう。

自由。
強者とは自分より弱者の自由を保障する存在だと思っている。大人であれば子供やお年寄りを、王であれば民を、父親であれば家族をといった具合だ。彼は自身の強さを誇りにしているがゆえに守るべきものが多い。そして、そんな彼だからこそ、強者が弱者を虐げるのを見ているのは我慢ならないのだ。

自身を含め、自身以外の自分を慕うもの、自身に助けを乞うもの全てが愛しい。そんな中でも自身をそばで愛し続けてくれているヒューマンの妻や、その子供は何よりも優先して守るべき存在だ。

自身のハーフオークとしての存在は他人から信頼を得にくく、どのように虐げられたとしても自身の凶暴性を抑えなくてはならない。そして何より、家族の存在に危機が迫れば他の何を投げ打ってでも彼は家族を守ろうとするだろう。たとえそれがどれだけ人道や道徳、倫理に反していてもだ。

比較的大きな街でヒューマンの女性から生まれたハーフオーク。父親はハーフオークなので実際はクォーターオークと言ったところだが、彼はそんな中でもオークの血が濃く受け継がれた。見た目も人間に近いながらやはりオークの特徴を受け継いでおり、幼少から差別や偏見に満ちた目を向けられていたが両親から愛情を注がれ、自身の力に自信のある彼にとってそんなものはたいして気にならなかった。

力あるハーフオークの父親が、そんな力を誇示することなく真っ当に仕事に励みながら、困った近所の人などに献身的になって手を差し伸べる姿を見て育ってきた。そんな彼にとってと弱者を虐げる強者がとにかく許せなかった。

幼少の頃から自身への侮蔑や差別発言は気にならなかったが、他のものがいじめられているのをみればその間と真っ向から対立し、救ってきた。

そんな彼も成人になる頃には家業である修理屋を引き継ぎ、すでに常人より一回りも二回りも大きくなった身体と、オークの特徴を持つ彼の容姿で相手を恐怖させないようにと身を縮こめながら暮らしていた。

彼が18歳にもなる頃、街に敵軍が押し寄せてきた。街の軍も応戦するが、劣勢を極めいよいよ街の人々にまで危害が加えられようとしたとき、そんな街の人々や両親を守るために彼は立ち上がった。


彼はその大きな身体と内に眠る凶暴性を呼び覚まし勇猛果敢に敵軍を撃退していった。傷だらけになりながらも吠えるようにして武器を振り回し敵を撃退していく姿を見ていた街の軍や民衆は、そんな彼の姿に畏怖するものもいたが多くのものは自身を顧みず街を守った彼を英雄と称えた。

みんなから称えられ、自身の行いと力に更に誇り持った彼はそれからも修理屋としての仕事だけでなく、身の回りの助けを求める者を助け、さらにその身の回りのものを助けながらと彼が守り助けてきた輪は広がっていった。

そんな生活の中で、彼に好意を寄せたヒューマンの女性からアプローチを受け自身も彼女の魅力に惹かれ20歳の頃に結婚。現在では2歳になる娘もいて、それら家族は
イングラムにとって何よりかけがえのないものとなる。

家族が出来てからも彼は周りのものを物を助け続ける。そうして救いの輪広げていくことが自身の誇りと力の証明なのだと信じて。

グレートアックス

7

1

ハンドアックス

2

2

ジャヴェリン

2

4

　

　

　

よろず修理屋道具

10

1

シャベル

5

1

鉄なべ

10

1

普通の服

3

1

　

　

　

探検家パック

-

-

背負い袋

5

1

携帯用寝具

7

1

携帯用炊事用具

1

1

ほくち箱

1

1

松明

1

8

保存食(1日分)

2

10

水袋

5

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

暗視p43:"薄暗い"光の中では60フィートまでを"明るい"光の中であるかのように見通せる。また同じ範囲の暗闇の中を"薄暗い"光の中であるかのように見通せる。暗闇の中で色を見分けることはできず、ただ白黒の濃淡のみが見える。

ハーフオークのしぶとさp43:ヒット・ポイントが0になり、しかも即死しないなら、ヒット・ポイントは0ではなく1になる。この特徴を使用したなら、大休憩を終えるまでは、再び使用することはできない。

激怒p88:自分のターンに1回のボーナス・アクションとして"激怒"に入ることができる。激怒中、重装鎧を着用していない限りは以下の利益を得る。

・【筋力】判定と【筋力】セーヴィング・スローに有利を得る。

・【筋力】を用いて近接武器攻撃を行う際、ダメージ・ロールにボーナスを得る。ボーナスの値はバーバリアンのレベルが上昇するにつれて増加する。『バーバリアン』表の激怒時ダメージの欄(p87)を参照。

・[殴打]、[刺突]、[斬撃]ダメージに対する抵抗を得る。

鎧わぬ守りp88:いかなる鎧も着用していない時、アーマー・クラスは(10+【敏?力】修正値+【耐久力】修正値)に等しくなる。盾を使用していてもこの利益は問題なく得られる。

民衆の支持p141:民衆の中から出た君は、民衆に容易く溶け込める。君は隠れ、休み、力を取り戻す場所を民衆の間に見出すことができる(ただし君自身が民衆にとって危険な振る舞いをしたなら話は別だ)。民は君を法律からも、そのほか君を探す何者からも、かばい、かくまってくれる。だが彼らとて、君のために自分の命を危険に晒そうとはしない。

捨て身の攻撃p88:自分のターンに攻撃を行なう際宣言できる。そのターンの間じゅう【筋力】を用いる近接武器攻撃ロールに有利を得るかわり、次のターンの開始時まで自身に対する攻撃ロールにも有利が付く。

危険感知p88:自分から見える効果(罠や呪文など)に対する【敏捷力】セーヴィング・スローに有利を得る。この利益を得られるのは、盲目状態でも聴覚喪失状態でも無力状態でもない時のみである。

原始の道(狂戦士の道)p89:3、6、10、14で特徴を得る。

狂乱p89:狂乱に入ったなら、激怒に入った次のターンから、激怒が続く間中ずっと、各ターンにボーナス・アクションとして1回の近接武器攻撃を行える。その激怒が終わったなら、君は1段階の消耗状態(p2919)をこうむる。

凶暴な戦士p167:1ターンに1回、近接武器攻撃のダメージ・ロールを再ロールし、いずれか好きなほうの値を使用することができる。