兵士（村の兵士）

問題は正面から突破する。単純直截な手段こそが成功への一番の道だ。

「国家」 私の都市／国家／民族こそが最も重い。（属性問わず）

自分の身を守れない弱い者のために戦う。

自分の非を認めるぐらいなら自分の鎧を食ってみせる。

ファングはその名のとおり、どんなに精良な武器にも負けない鋭く立派な牙の持ち主で、集落一の戦士であった。

が！

酒癖はすこぶる悪く、迷惑なことに噛み癖がすごかった。戦の勝利を祝う酒宴を開こうものなら、その戦以上に怪我人が出る始末。彼の気性の荒さと、族長の息子であることからいつも大目に見られてはいたが、正直人望は地に落ちていた。

そしてある夜の酒宴の席で、彼はついに自分の父親を噛んでしまう。しかもがっつりと。今まで我慢していた者たちもさすがに許せることではない！と、酒に潰れたファングを縛り上げて「この迷惑極まりない鋭い牙を抜いてしまおう！」と決起した。

しかしさすがに全部抜くのは可哀相なので、上の右のでかい牙を抜くことにした。抜いてできた隙間から寝息がピュウピュウと笛のように漏れる。
「これでは口がうまく閉じれない。もう一本の上の牙を抜いて、バランスをとろう」上の左のでかい牙が抜かれると、口は閉じたが不細工なオークのような顔になった。
「彼はまがりなりにも次の長だ。下の片方だけ抜けば口元がニヒルになるんじゃないか？」下の右のでかい牙が抜かれると、皆顔を見合わせて笑った。
「こりゃあちょっと抜きすぎたかもしれない、だけどここまできたらもう全部抜いても同じだな」と楽しそうにすべて抜いてしまうのだった。

※この牙を抜く話は、後に集落に『戦士の牙抜いたろか』という童歌として伝わっている。



一夜明けて、ファングは自分の立派な牙がなくなっていることにさすがに気付く。涙を流しながら牙を探すと、すでに加工されており、立派な４本の銀行印になっていた。
ショックを受けたファングは、仲間たちを信用できなくなり、泣きながら集落を飛び出していく。脳裏には強い復讐心。「今までよりもっともっと上等な牙を取り戻して、奴らにとんでもないことをしたんだと後悔させてやる！今に見てろよ！」


こうしてファング（発音がうまくできないのでファンフに聞こえる）の牙集めの冒険が始まった。
しかし、残りの牙や歯も小さな一羽の鳥に全部抜かれることになるとは、この時は知る由もなかったのである―･･･。

レイピア

　

1

ロングボウ

　

1

アロー

　

20

ハンドアックス

　

2

　

　

　

　

　

　

　

　

　

レザー

　

1

シールド

　

1

　

　

　

　

　

　

階級章

　

1

倒した敵の記念品(歯)

　

　

骨のダイス一揃い

　

1

普通の服

　

1

ベルトポーチ

　

1

◆探検家パック

　

　

　背負い袋

　

1

　携帯用寝具

　

1

　炊事用具

　

1

　ほくち箱

　

1

　保存食

　

10

　たいまつ

　

10

　水袋

　

1

　麻のロープ(50ft.)

　

1

　

　

　

ヒューワーズ・ハンディ・スパイス・ポーチ(C)

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

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　種族
◆リザードフォーク
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■能力値上昇：耐＋2、判＋1

■歩行移動速度：30フィート
　水泳移動速度：30フィート

■噛みつき
　噛みつきによる素手打撃が可能。
　→1d6＋【筋力】修正値の[刺突]ダメージ。

■巧みな職人
　小休憩の一部として、種別が“怪物、植物、人造、ドラゴン、または野獣”でサイズが小型以上のクリーチャーの死体から骨や皮を回収し、以下のいずれか1種類のアイテムを作成することができる：シールド1枚、クラブ1本、ジャヴェリン1本、ダーツ1d4本、ブロウガン用ニードル1d4本。この特徴を使うためには、ダガーなどの刃物か、革細工道具などの適切な職人道具が必要である。

■息こらえ
　最大15分息を止めることができる。

■狩人の知恵
　→＜生存＞＜隠密＞に習熟。

■外皮
　鎧を着用していない時、ACは（13＋君の【敏捷力】修正値）。着用している鎧に基づくACが外皮に基づくACより低い場合も、外皮に基づいてACを求めることができる。外皮を使った場合でも、盾の利益は通常通り得られる。

■餓えたる顎（あぎと）
　1回のボーナス・アクションとして自分の“噛みつき”による1回の特別な攻撃を行なうことができる。この攻撃がヒットしたなら、通常通りのダメージを与える上に、君は自分の【耐久力】修正値（最低1）に等しい一時的ヒット・ポイントを得る。小休憩または大休憩を終えるまでこの特徴は再使用できなくなる。




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　クラス
◆ファイター／ルーン・ナイト
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<LV4 能力値上昇>　→魔道士退治
<LV6 能力値上昇>　→筋力＋2



◆LV 1：戦闘スタイル
　片手武器戦闘（ダメージ＋2）


◆LV 1：底力
　1d10+4 回復、ボーナス・アクション


◆LV 2：怒涛のアクション


◆LV 3：習熟追加
　鍛冶屋道具および巨人語の会話と読み書きに習熟する。


◆LV 3：ルーンの刻み手

　以下のルーンの中から好きなものを2つ習得し、このクラスでレベルが上がるごとに、君が知っているルーンの1つをこの特徴から別のルーンに置き換えることができる。
　大休憩を終えるたびに、君は知っているルーンの数と同じ数の物体に触れることができ、それぞれの物体に異なるルーンを刻み込むことができる。対象となる物体は武器、鎧、盾、宝石、その他身につけたり手に持ったりできるものでなければならない。君のルーンは君が大休憩を終えるまでオブジェクトに残るが、オブジェクトには一度に1つだけしか君のルーンをつけられない。
　ルーンにセーヴィング・スローが必要な場合、君のルーン魔法のセーヴ難易度は 8＋君の熟練度ボーナス＋君の【耐久力】修正値に等しい。
　ルーンを一度発動すると、小休憩か大休憩を終えるまで再び発動することはできない。
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◎雲のルーン
　／Cloud Rune
　【敏捷力】＜手先の早業＞判定と【魅力】＜ペテン＞判定に有利を得る。
　さらに、君または君の周囲30フィート以内のクリーチャーに攻撃ロールが命中したとき、君はリアクションを使ってこのルーンを発動し、攻撃者以外の君の周囲30フィート以内の別のクリーチャーを1体選ぶことができる。選ばれたクリーチャーは、同じロールを使って攻撃の標的となる。この魔法は攻撃の範囲に関係なく、その攻撃の効果を移すことができる。
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◎火のルーン
　道具習熟を使う能力値判定の習熟ボーナスは2倍になる。
　さらに、君が武器を使ってクリーチャーに攻撃したとき、このルーンを呼び出して炎の拘束具を召喚することができる。対象は追加で2d6[火]ダメージを受け、【筋力】セーヴを行わねばならず、これに失敗すると1分間拘束状態になる。拘束されている間、対象は各ターンの開始時に2d6[火]ダメージを受ける。対象は各ターンの終わりに再度セーヴを行い、成功すれば拘束を解除することができる。
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◎霜のルーン
　このルーンの魔法は、フロスト・ジャイアントのように凍てつく荒野を生き抜く者たちの力を君に吹き込む。この ルーンを刻んだ物体を着用または運搬している間、君は【判断力】<動物使い>と【魅力】 〈威圧〉の判定に有利を得る。さらに、君はボーナス・アクションとしてこのルーンの力を呼び 起こし、己の肉体を強靭にすることができる。以後10分間、君は 【筋力】や【耐久力】を用いる、能力値判定およびセーヴィング・ スローに+2ボーナスを得る。このルーンの力は、1回呼び起こ すと、君が小休憩または大休憩を終えるまで再使用できない。
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◎石のルーン　／Stone Rune
　【判断力】＜知覚＞判定に有利となり、120フィートの範囲まで暗視できるようになる。
　さらに、君が見えるクリーチャーが君から30フィート以内でターンを終えたとき、君はリアクションを使ってこのルーンを発動し、そのクリーチャーに【判断力】セーヴィング・スローを行わせることができる。セーヴに失敗すると、そのクリーチャーは1分間君に対して魅了状態となる。魅了されている間、そのクリーチャーは夢を見ているかのような感覚に陥り、移動速度がO、無力状態となる。このクリーチャーは各ターンの終わりに再度セーヴを行い、これに成功すると効果が終了する。
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◆LV 3：巨人の力
　／Giant Might
　ボーナス・アクションとして、以下の効果を得ることができ、1分間持続する。習熟ボーナスと同じ回数だけ使用することができ、大休憩を終えると消費した使用回数をすべて回復する。

(1) 君のサイズが大型より小さい場合、着用している装備ごと大型サイズになる。そこに大型サイズになるためのスペースがない場合、変化しない。

(2) 【筋力】の能力値判定とセーヴィング・スローに有利を得る。

(3) 各ターンに1回、君の武器攻撃または素手攻撃が命中した場合、対象に1d6の追加ダメージを与える。




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◆ヒューワーズ・ハンディ・スパイス・ポーチ
･･･その他の魔法のアイテム、コモン
　このベルトポーチは空っぽのように見え、10チャージを有する。このポーチを手に持っている間、君はアクションを使ってこれのチャージを1つ消費し、望む調味料（魔法的でないものに限る。たとえば塩、胡椒、サフラン、コリアンダーなど）の名前を言うことで、その調味料を1回分、このポーチから取り出すことができる。1回分の調味料は、1食分を味付けするのに充分な量である。このポーチは毎朝の夜明けに、消費済みのチャージを（1d6＋4）回ぶん回復する。