【芸人（剣闘士）】
冒険の最中でひょんなことから闘技場に参加することになり、そこそこ人気になってしまった。
本人は照れてるけど満更でもなさそう。

芝居掛かった口調で話し、耽美的で回りくどい言い回しで自分（や仲間）を称揚する事を好む。

矜持。
かっこよく、美しく、いつだって堂々と。私は自分で思っている以上に素晴らしい人間なのだと、臆病な自分自身に刷り込んでやるのだ。

この薔薇色の左眼こそ、魂を狂わせる魔眼にして、私の前世が異界の姫君であった事の証なのである！
……と、本人は頑なに主張している。

根は気弱で臆病であり、大仰な物言いで自らを鼓舞しなければ何事も不安で手につかなくなる。

【残影の決闘者、バニラ/ Vanilla, the Remnant Duelist】
「ふふっ、私を誰と心得るかしら。我が名は『ロードピス』……薔薇ノ姫君にして、真なる破滅へ抗わんとする者……まあ、今はバニラという仮初の名も持ってはいるのだけれど」
「此の薔薇色の眼……”夢幻ナル蠱惑ノ瞳”は我が高貴なる魂の証にして、覗き込む不躾者を狂気に陥れる、恐るべき魔眼よ。……だ、だからその、そんなにじっと覗かないでくれるかしら……照れるのだわ……」
「我が魂に宿りし因果の残滓たちよ、此の瞳と我が名に於いて命ずる。……燃えよ、
“灰ノ影（シンダー・レムナント）”！」

剣士にして冒険者の少女。大仰で芝居掛かった言動をし、自分を「ある世界の破滅から逃れる為この世界へと転生した姫君『ロードピス』」であると自称する、ちょっとイタめの女の子。
素の性格はやや引っ込み思案なようで、注目を集めすぎたり誉めそやされると照れたり恥ずかしがり屋な一面を覗かせる。
珍妙な言動と華奢な体躯とは裏腹に、剣の腕前は一流。さらに「自分の分身を作り出し、操る」能力を持ち、分身と剣術と組み合わせた優雅かつ苛烈な攻めを得意とする。
なお、本人はこの能力を“灰ノ影（シンダー・レムナント）”と呼んでいる。

生まれつき左眼のみ色が薄い虹彩異色症（いわゆるオッドアイ）である。「目の色が違うなんて普通じゃない」「周りにいじめられるかも」と危惧した親によって治療の為に医者や除霊師などの元へ何度も連れて来られ、治らないとわかるや眼帯を付けさせられていた。
本人もいつしか他人と違う目の色を恥じるようになり、塞ぎがちで気弱な性格になってしまった。
ある日とある不思議な少女に眼帯の下の瞳を見られ、「素敵な薔薇色の瞳」「お姫様みたいね」と褒められたのをきっかけに、「もしも自分がお姫様だったら」という冒険物語を空想するようになる。
その空想は彼女の中で大きくなっていき、「レイピアと自分の分身を操る力で影から世界を護るべく戦う、耽美でかっこよくてちょっとニヒルな姫君」という理想の自分が形作られていった。
物語に熱中するあまり「物語の参考になれば」と剣術を習い始め、「あのお姫様みたいに誰かを護れたら」と冒険者を志し、親に呆れられながらも「あのお姫様みたいな勇気が私にもあれば」と物語の中の自分の真似をし始め……。
……ある日彼女がふと鏡を覗くと、そこには眼帯を外した、理想の姫君の姿にそっくりの自分の姿が映っていた。鏡の中の姫君は「やっと貴女とひとつになれたのね」と言って、微笑んだのだった。
彼女が物語の中の姫君と同じ「影の分身を創り出す力」に目覚めたのは、この時のことである。

なお、幼い頃に付けられていた眼帯がある種の「ライナスの毛布」になってしまっており、オフのときは眼帯を付けて素に戻っていたりする。一般的な厨二キャラと逆？ 細かいことだ気にするな！

レザー・アーマー

　

　

シールド

　

　

レイピア

　

　

ロングボウ（アローの数→）

　

20

ライト・クロスボウ（ボルトの数→）

　

20

探検家パック

　

　

ヴァイオル

　

　

ファンレター（崇拝者からの好意の印）

　

　

舞台衣装

　

　

ベルトポーチ

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

《種族：ヒューマン》
◎特技
特技「守護戦士」を習得。

《背景：芸人（剣闘士）》
◎人気者（剣闘士）
宿屋や酒場等の芸を披露する場所をいつでも見つけることができ、こうした場所で毎晩芸をすることを条件に無料で宿泊し食事を得ることができる。
その生活レベルは「質素」または「快適」となる。
また、闘技場などの戦いの技を披露する場を見つけることもできる。

《クラス：ファイター》
◎戦闘スタイル：片手武器戦闘
一方の手に近接武器を持ち、その他の武器を手に持っていないならば、その武器のダメージロールに+2の修正を得る。（盾を持っている場合もこの効果は発動する）
◎底力（Lv1）
小休憩または大休憩ごとに１回、ボーナスアクションとして[1d10+ファイターLv]点のHPを回復できる。
◎怒涛のアクション（Lv2）
小休憩または大休憩ごとに１回、自分のターンにおける通常のアクションに加えて、さらに追加で１回のアクションを行うことができる。
◎戦士の類型（Lv3）
サブクラス「エコー・ナイト」を選択。

《サブクラス：エコー・ナイト（Echo Knight）》
※日本語版がないため私訳です。
◎残像現出（Manifest Echo）（Lv3）
ボーナスアクションとして、視認できる15ft/3sq以内の無人の空間に自らの『残像（echo）』を出現させることができる。残像は自分と同じサイズで、半透明かつ灰色の幻影であり、その空間を占有する。この残像は「破壊される」「こちらがボーナスアクションで消滅させるか、別の残像を出現させる」「こちらが戦闘不能になる」まで持続する。
残像はACが[14+こちらの習熟B]であり、1点のHPと全ての状態異常に対する完全耐性を持つ。残像がセーヴを行う場合は、こちらのセーヴ修正値と同じ値を用いて判定を行う。
自分の各ターンに１回、残像に（アクションを使うことなく）最大30ft/6sqまで移動させることができる。自分のターン終了時に残像がこちらから30ft/6sq以内に存在しないなら、その残像は破壊される。

残像を利用して、以下のことを行える。
・ボーナスアクションとして、（残像とこちらとの距離に関わらず）自分の移動距離を15ft/3sq分消費することで、残像と自分の位置を瞬間的に入れ替えることができる。
・自分のターンにこちらが攻撃アクションを行う場合、その攻撃は「自分の存在する位置」か「残像の存在する位置」のどちらか片方から行うことができる。これは各攻撃ごとに選択する。
・残像から5ft/1sq以内にいてこちらが視認できるクリーチャー１体が、その残像の間合いから離れるように移動するなら、自分はリアクションを用いて残像の存在する位置に居るかのようにそのクリーチャーへ機会攻撃を行うことができる。

◎写し身の解放（Unleash Incarnation）（Lv3）
自分が攻撃アクションを行う際、残像が存在する位置から追加で１回の近接武器攻撃を行うことができる。この特徴は大休憩ごとに[【耐久力】修正値]回のみ使用できる。　

《特技》
◎守護戦士
・自分がクリーチャーに機会攻撃をヒットさせたなら、そのターン中そのクリーチャーの移動速度は0になる。
・自分の間合いから離れるクリーチャーは、離脱アクションを行なっていてもこちらからの機会攻撃を誘発する。
・自分から5ft/1sq以内にいるクリーチャーがこちら以外の目標に対して攻撃を行なったなら、リアクションとしてその攻撃を行なったクリーチャーに対して１回の近接武器攻撃を行うことができる。
（ただし、特技「守護戦士」を持つクリーチャーに対しては使用できない。）