ウィングド・ブーツ
Winged Boots ／その他の魔法のアイテム、アンコモン（要同調）
　君はこのブーツを着用している間、自分の歩行移動速度に等しい飛行移動速度を得る。君はこのブーツによって最大4時間まで飛行することができる。この時間は分割して使用可能だが、1回使用するたびに最低でも1分ぶんの持続時間が使用される。持続時間が終了した時点で君が飛行中だった場合、君は着地するまで毎ラウンド30フィート（約9m）ずつ降下する。
このブーツは使用せずに12時間たつごとに2時間ぶんの飛行能力を回復する。

リング・オヴ・イヴェイジョン
Ring of Evasion ／指輪、レア（要同調）
　この指輪のチャージ数は3である。そして消費されたチャージ数は夜明けごとに1d3回復する。君は、この指輪を着用している時に【敏捷力】セーヴィング・スローに失敗したなら、リアクションを用いて指輪のチャージ数を1消費し、そのセーヴを失敗ではなく成功したことにしてしまえる。

ｲｶｻﾏ師

破滅的な賭け事を好み、大きな報酬の可能性があればリスクを冒さずにはいられない。

同じ手口の詐欺は二度とやらない（混沌）
手に入れた金は、本当に金の要るものに分け与える（善）

私は由緒ある家の出だ、いつか失った仲間達への手向けとして、自分自身に対してけじめをつけないといけないと思っている。

自分より力のあるものをだませる機会があれば、必ずそうせずにはいられない。

ｺｰﾄﾞﾈｰﾑ「色欲のﾙｸｾﾘｱ」

ｸﾞﾚｺﾞﾘｰ公爵との関係

命を救ってもらった恩があり、その義理を果たす為に忠誠を誓っている。
命令とあれば、正規のﾙｰﾄでは調べる事の出来ない仕事を一手に引き受け、ｸﾞﾚｺﾞﾘｰ公爵に迷惑が掛かるようであれば、切り捨てられることも厭わない。
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ﾙｰﾘｯﾄﾞ森の奥深くにある集落の族長の息子であったﾙｸｾﾘｱ。（本名は？？？）
長命なｴﾙﾌに生まれた彼は碌に努力もせずに過ごしてきた。そんな彼がおよそ60歳を過ぎたある日のこと。

いつも猪狩りに出ていた狩人達が碌に村の手伝いをしないﾙｸｾﾘｱを半ば無理やり狩りに連れ出した。
ﾙｸｾﾘｱは村一番の狩人である族長の息子なだけあって、狩りの才能に恵まれていたが、碌に練習してこなかった為、その日は1匹も猪を仕留めることが出来ずにいた。彼にもﾌﾟﾗｲﾄﾞがあり、せめて1匹ぐらいは猪を狩ってやろうと村から遠くはなれた場所まで猪を探した。
そんな彼が見つけたのは猪ではなく、酷い怪我をしたﾋｭｰﾏﾝの女性だった。
ﾙｸｾﾘｱは慌てて女性に駆け寄り、声をかけたが返事はなく、腹部に突き刺さったﾀﾞｶﾞｰによるものだろう、大量に出血していたその凄惨な姿に、ﾙｸｾﾘｱは青ざめ血相を変えて仲間達に助けを求めた。
普段であれば村に部外者を入れるようなことはしなかったが、放っておけば死にかねない怪我を行っていたことと、ﾙｸｾﾘｱの嘆願もあり、村で保護することとなった。

女性は3日間昏睡し、目覚めた時にはとなっていた。
怪我が治るまでの期間、村に滞在することを許され、彼女を保護する原因となったﾙｸｾﾘｱが世話役に任命された。
目を覚ました女性は自身のことを「ﾏﾘｰ」と名乗った。
ﾏﾘｰは黄色味がかった美しいｵﾚﾝｼﾞ色の長い髪をした、向日葵のように暖かい柔らかく笑う女性だった。
彼女はあの日のことを徐々に思い出し、森に薬草や果物を採取していたところ、不審な男に襲われたと話してくれた。
ﾙｸｾﾘｱは村の仲間達にそのことを話し、周囲の警戒を強化して貰ったが、不審な男や、そういった形跡が見つかることは無かった。
彼女の世話を行う内に、徐々に村人とも信頼関係を築き、日々の生活にﾒﾘﾊﾘを感じ始め、ﾏﾘｰがいる生活はﾙｸｾﾘｱにとって、初めて実感出来る充実感に満ちた時間となった。

やがて一ヵ月後には歩けるまでに回復したﾏﾘｰは、遂に村を出ることとなった。

ﾙｸｾﾘｱは束の間のひと時とは言え、自分に満ち足りた時間を与えてくれたﾏﾘｰにとても感謝し、別れの際には彼女の名前にちなんでﾏﾘｰｺﾞｰﾙﾄﾞの花束を贈った。
驚いたような、覚悟していたような彼女は花束を受け取り

「私を助けてくれて・・・本当にありがとう」

という言葉とともに、涙を流し、いつものように柔らかく笑いながら村を去っていった。
ﾙｸｾﾘｱは短命なﾋｭｰﾏﾝである彼女と自分がもう二度と出会うことはないかもしれないという、言葉に出来ない感情を胸に秘めつつ、彼女の背中を見送った。


そんなﾙｸｾﾘｱの想いは、想像を絶する形で裏切られることとなる。


彼女が村を離れて数日が立ち、小さな喪失感を胸に抱えつつも、族長の息子としてこれから何に取り組んで行こうかと試行錯誤していたそんなある日の夜。
ﾋｭｰﾏﾝの一団が村を襲撃してきたのである。
村の兵士や狩人達は当然応戦を行ったが、ﾋｭｰﾏﾝの一団に悉く陣形や戦法を逆手に取られ、あっけなく防衛ﾗｲﾝを突破されてしまい、村はすぐさま制圧されてしまった。

両手を後ろ手に縛られ、村の中央に集められた村人達。
これまでに感じたことのない命の危機に吐きそうになりながら青ざめていたﾙｸｾﾘｱだったが、そんな彼が見たものは

ｵﾚﾝｼﾞの美しい長髪を束ねた

いつもの彼女ではなく

想像も出来ない歪な表情をしたﾏﾘｰだった。

彼女を見た瞬間、耐え切れなくなったﾙｸｾﾘｱは人目もはばからずに吐き出してしまった。

「せっかくの美貌が台無しね・・・」

彼女の口から出た言葉は、温かみのかけらもないそんな一言だった。
頭が混乱して考えることをやめてしまいたいﾙｸｾﾘｱだったが、村人の悲鳴により強制的に意識を現実に引き戻された。

悲鳴の先には、自分を狩りへ連れ出してくれた狩人の首が転がっていた。
続けざまに見せしめとして兵士や狩人達が次々と首をはねられていく。

絶望の悲鳴と悲鳴が重なって不協和音となり、もういっそ死んでしまいたいと思っていたその瞬間。

地響きとともに雄叫びが聞こえ、そこでﾙｸｾﾘｱの意識は途切れた。

見知らぬ一室で目を覚ました時、ﾙｰﾘｯﾄﾞ村はｸﾞﾚｺﾞﾘｰ公爵の使節団によって救出されたことを治療師から知った。
襲ってきた一団はｴﾙﾌの美男美女を専門とした人身売買の闇ﾌﾞﾛｰｶｰであることも聞かされた。

1週間後、ﾙｰﾘｯﾄ村に戻った村人達だったが、その人数は半分近くまで減ってしまっていた。
誰も口にはしなかったが、ﾙｸｾﾘｱは自身が連れてきたﾏﾘｰから始まったこの出来事に、自責の念に堪えかね、村に戻ったその日のうちに逃げるように村から飛び出した。

自暴自棄になったﾙｸｾﾘｱはいったいどれほど放浪したのか。

見知らぬ森の木のふもと、もう死んでもいいと倒れていた彼の瞳に移ったのは、

『ﾏﾘｰｺﾞｰﾙﾄﾞ』

彼女の為に森を駆け回って花束にした花だった。

朧げな目で見つめたそのｵﾚﾝｼﾞを見つめていたﾙｸｾﾘｱは、彼女の思い出を振り返りながら、自分の浅はかさやこの世の真理を理解した。

「生きる為には・・・誰よりもズル賢くならなければならない」

そう呟いた彼の瞳はどのような色をしていたのか

彼の瞳に移ったﾏﾘｰｺﾞｰﾙﾄﾞは「濃厚な愛情」「友情」という明るいものがある一方で、「別れの悲しみ」「絶望」を背負った花であることを、この時のﾙｸｾﾘｱは知る由も無かった。

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もう一つの顔「ｱｳｽﾄ・L・ﾃｨﾌｧﾆｰ」

持前の美貌により社交界では公爵家お墨付きのﾃｨﾌｧﾆｰ商会代表として身分の高い婦人やご息女とお近づきになり、宝石をあしらえた装飾品やドレスや、流行りの品々を紹介、販売している。
（公爵家の印章指輪を所持している。）

ﾚｲﾋﾟｱ

2

1

ﾊﾝﾄﾞ・ｸﾛｽﾎﾞｳ

3

2

ｸﾛｽﾎﾞｳ・ﾎﾞﾙﾄ

0.0375

40

矢筒

0.5

1

ｽﾀﾃﾞｯﾄ・ﾚｻﾞｰ

13

1

ﾀﾞｶﾞｰ

1

2

ﾍﾞﾙﾄﾎﾟｰﾁ

1

1

上等な服一式

6

　

変装用具

3

　

1種類の詐欺に必要な用具一式（偽造道具）

1

　

（色付きの液体が入った線をしてある瓶）

上記

10

（重りを仕込んだサイコロ）

上記

　

（目立たぬ印を付けたカード一式）

上記

　

（架空の公爵の印章指輪）

上記

　

泥棒ﾊﾟｯｸ（背負い袋、小さな金属弾1000個入りの袋

7

　

3mの細ひも、ﾍﾞﾙ、ろうそく、かなてこ、金槌

8

　

ﾋﾟﾄﾝ10、覆い付きﾗﾝﾀﾝ、ほくち箱、水袋

10.5

　

背負い袋のわきに15ｍの麻のロープ

10

　

保存食

2

　

盗賊道具（小さなやすり、鍵開けｾｯﾄ、

1

1

金属の柄が付いた小さな鏡、細身のﾊｻﾐ、ﾍﾟﾝﾁ）

上記

　

油

1

2

携帯用寝具

7

　

偽造道具（文書偽造に習熟ﾎﾞｰﾅｽ追加）

5

　

珍品奇品「触れると常に暖かい黒曜石の欠片」

　

1

ウィングド・ブーツ

　

1

油（自宅保存）　8個

　

　

保存食（自宅保管）4個

　

　

ﾎﾟｰｼｮﾝｵﾌﾞﾋｰﾘﾝｸﾞ

0.5

3

ﾒﾙﾗのﾈｯｸﾚｽ（銀製）

　

　

ﾘﾝｸﾞ・ｵﾌﾞ・ｲｳﾞｪｲｼﾞｮﾝ

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

(1話)妊娠している女性に栄養化の高いﾁｰｽﾞをﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ（2GP)

　

　

(1話)噂好きのお姉さんに化粧品をﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ(1GP)

　

　

【暗殺術】
この戦闘においてまだ自分のﾀｰﾝを行っていないｸﾘｰﾁｬｰに対する攻撃ﾛｰﾙにおいては常に有利を得る。
加えて、不意を討たれたｸﾘｰﾁｬｰに対して君がﾋｯﾄを与えたなら、そのﾋｯﾄは常にｸﾘﾃｨｶﾙを得る。


【巧妙なｱｸｼｮﾝ】
追加ﾎﾞｰﾅｽｱｸｼｮﾝにより、隠れ身、早足、離脱を行うことが可能となる。

【ｳｯﾄﾞｴﾙﾌ】
（自然隠れ）
君は、茂みや豪雨や降雪や霧などの自然現象によって軽度の隠蔽を得ているだけの時にも隠れ身を試みることができる。
（暗視）
君は薄明りの森に慣れ、夜の空に慣れており、闇や暗がりを
見通す目をもつ。君は “薄暗い” 光の中では自分から60フィート（約
18m）までを “明るい” 光の中であるかのように見通せる。また、暗闇
の中を “薄暗い” 光の中であるかのように見通せる。暗闇の中で物の色
を見分けることはできず、ただ白黒の濃淡のみが見える。
鋭敏感覚：君は〈知覚〉技能に習熟している。
（フェイの血筋）
君は魅了状態をもたらす効果に対するセーヴィン
グ・スローに有利を得る。また、魔法は君を眠らせることはできない。
（トランス）
エルフは睡眠を必要としない。かわりに深い瞑想に入り、
半ば意識を保ったまま、1日4時間を過ごす。この種の瞑想を共通語
で “トランス” という。瞑想中、君はある種の夢を見ることがあるが、
こうした夢は実際には、長年の修練によってほとんど本能的なものと
なった精神鍛錬なのである。このようにして4時間休息したなら、君
はヒューマンが8時間の睡眠によって得るのと同じ利益を得る。

【ｲｶｻﾏ師】
（身分偽装）
君はもうひとつの身元素性の設定を作りあげている。必要な文章も、設定に対応した知人も、変装も用意した。その人格に成りすます用意はばっちりだ。加えて、君は公文書や個人的な手紙などの文書を偽造できる。（ただし範例となる同種の文書や、真似ようとする筆跡を目にしたことがある場合に限る）

ﾚﾍﾞﾙ4【ﾊﾝﾄﾞｸﾛｽﾎﾞｳの達人】