●使用呪文
・メイジ・ハンド（初級呪文、召喚術）
発動時間：1アクション
射程：18m(60ft)
構成要素：なし
持続時間：1分
　射程内の任意の地点に浮遊する不可視の魔法の手が1つ出現する。この手は持続時間の間中、もしくはアクションとして消すまで存在し続ける。この手は術者から18m(60ft)より遠くに離れた場合消滅する。
　術者はアクションを使うことでこの手を操ることができ、そのたびに最大18m(60ft)までこの手を移動させることができる。
　この手は攻撃を行ったり、魔法のアイテムを起動したり、5kg(10lb)を超える物を運搬することはできない。
　1回のボーナスアクションとして、目視可能な9m(30ft)以内のクリーチャー1体を念動力で突き飛ばすことができる。目標は難易度13の【筋力】セーヴィング・スロー行わねばならず、失敗すると術者に近づくか遠ざかる方向へ1.5m(5ft)移動させられる。目標は自発的にこのセーヴを失敗することもできる。

・マイナー・イリュージョン（初級呪文、幻術）
発動時間：1アクション
射程：9m(30ft)
構成要素：動作、物質(羊毛ひとつまみ)
持続時間：1分
　射程内に持続時間の間持続する音と映像を1種類ずつ作り出すことができる。この幻は術者が1回のアクションとして解除するか、この呪文をもう一度発動した時点で終了する。
　幻の音は持続時間の間中ずっと衰えずに続くが、術者は呪文が終了する前ならそれぞれ別のタイミングで不連続に音を鳴らすこともできる。
　幻の映像は大きさが一辺1.5m(5ft)の立方体以下でなければならない。この映像は光や匂いを放つことも、その他いかなる感覚的な効果を作り出すこともない。映像と物理的なやり取りを行えばそれが幻だということはただちに判明する。
　クリーチャーがそのアクションを使ってこの幻を（触らずに）確かめようとするなら、そのクリーチャーは術者の呪文セーヴィング・スロー難易度に対して【知力】〈捜査〉の判定を行い、成功したならばそれが幻だと識別できる。識別に成功したなら、そのクリーチャーにとってその幻はただぼんやりとしたものとなる。

　

　

　

　

　

表の顔はそこそこ名うてのパントマイマー。しかしてその実態はパントマイムを通じて幻術の真髄に迫らんとするウィザード。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

◇特技
・念動力
魅力に+1のボーナスを得る。
初級呪文《メイジ・ハンド》を音声・動作要素もなしで発動でき、この呪文による手を不可視にでき、射程が9m(30ft)増加する。
1回のボーナスアクションとして、目視可能な9m(30ft)以内のクリーチャー1体を念動力で突き飛ばすことができる。目標は難易度13の【筋力】セーヴィング・スロー行わねばならず、失敗すると術者に近づくか遠ざかる方向へ1.5m(5ft)移動させられる。目標は自発的にこのセーヴを失敗することもできる。

・幻術の専門家
幻術呪文を自分の呪文書に書き写すのに要する金額と時間は半分になる。

・マイナー・イリュージョン強化
術者がマイナー・イリュージョンを発動する際、1回の発動で音と映像の両方を生み出せる。