これは、当キャンペーンから2年前の出来事…

とある港町の酒場にて…
元船乗りのドラゴンボーンと冒険者のヒューマンがテーブルに向かいスリードラゴン・アンティをしていた
掛け金はこそは少ないが負けた方は自分の過去を語るという条件で遊んでいるらしい…
周りの外野達もその過去の話を酒のつまみとしたいがためにテーブルを囲み、ざわざわ…とゲームの勝敗を気にしている様子だ
…
……
………
周囲の外野達が盛り上がりを見せた
どうやらゲームの勝負が着いたらしい…

あぁ、嘘でしょ！カードの引きが悪すぎるじゃない！
…はぁ…仕方ないわね、負けは負け…認めるわ
そう言ってドラゴンボーンの女は手元のジャッキに注がれたエールを飲み干し、ドンッ！と強くテーブルにジャッキを叩きつけ…口を開いた…

…少し、自分語りってのをしようじゃないか…

私はね、私自身の産まれの地や産みの親ってのを知らないのさ
育ての親…まぁ、とある海賊の船長なんだけどね
彼女が言うには私が産まれる前…つまりは私が卵の頃に、とあるドラゴンボーンの住処を略奪したらしいのよ
その略奪のどさくさに紛れて卵だった私を盗み出したってわけ

その船長ってのが私と同じドラゴンボーンなのよね
名前はガーランド・ライアン
そう、私は今は無き海賊…ガーランド海賊団の一員ってわけさ
港町に滞在していたら名前ぐらいは聞いた事はあるだろう？
ドラゴンボーンの船長を筆頭に数多の種族で構成されたなんでもありの海賊…それがガーランド海賊団ってわけさ
それなりに有名だったと思うよ私達はね

あぁ、そうそう…ガーランドってのは氏族名らしくてね
私も彼女の氏族名をお借りしてるってわけ
なんせ、私は自分の氏族名なんてわからないわけだしね…

ライアン船長は病気の一種なのか知らないが卵を孕めない身体だったらしいのよ
子供欲しさに略奪したとかどうとか…彼女の日記に書いていたのを見た時はショックというか…なんというか…まぁ、言葉で表すのは難しいけど今でも記憶に残ってるわね

そして私は海賊船の中で卵から孵化したんだとさ
それからはずっと海賊船の中で育ってきた
子供の頃から船の雑務をさせられたもんだよ…
だけど子供故に船長はもちろん他の乗組員にも可愛がれ愛されていたね
船長の身勝手な事情により産みの親には会えず海賊船の雑務係なんてさせられたけど…まぁ、幸せだったよ

もちろん、戦い方ってのも叩き込まれたね
何？…なんで海賊なのにハルバードを使っているんだ？ってかい…あぁ、カトラスやレイピアなどの海賊らしい武器は他の乗組員が使っていて…その時、船にあった余りの武器が1本のハルバードだったってわけさ
私に戦い方を叩き込んだのはハーフオークの副船長、ホルグ…脳みそまでもが筋肉と言っても過言じゃない彼の戦い方はシンプルかつ凶暴だったわ
そんな彼が私に常に言ってたのが"敵を憎め、そして怒り狂い叩き切れ"…子供の頃からそんな事を私に叩き込むもんだから戦う際には雄叫びあげてしまう癖がついちゃったわ…

15をすぎる頃には食料等の在庫管理や港町での仕入れを担当する事になったわね
船での食事はもっぱら肉と芋と酒…たまにチーズやパンもあったかな
嫌いじゃないけど飽きそうだったわ
いや…飽きていたね
味付けのバリエーションを増やしたいと思い港町に降りては調理本とスパイス類を買い漁ったね
それと共に調理器具も増やして調理法のバリエーションも増やしていった
その結果、乗組員は"あのスパイスはどこに置いてある？"やら"今度はあの調理器具を仕入れてくれよ"など厨房に関しての意見が私に飛び交うようになった
気がつけば乗組員達は"飯に関してはシュランに頼めばどうにかなる"って根拠のない信頼感から私を"料理長"と呼ぶようになったのさ
…なんだって？得意料理は何かって？
…
……
………
ちょっと！笑わないでよ！
料理が下手って訳じゃないのよ、あんたらヒューマンの手に合わせたサイズの調理器具が小さくて使いにくいのよ！

…何？
なんで船を降りたかって？
…
……
………知ってるでしょ
ガーランド海賊団は壊滅したのよ
下手を打ったわ…
私が22の頃…私達はいつものように航海しては商船を略奪してた…その時も、獲物を見つけ略奪したわ
襲った船が悪かったのよ
積荷は財宝や交易品の類ではなかった
軍用武器や大砲などといった軍需品だった
略奪した際に私達は悟ったわ
すぐに護衛の船がやってくると…
案の定、商船から遅れてやって来た軍船に襲われたわ
私達はそれなりに強いと自負してたけどね…対船兵器を完全武装した軍船には勝てなかったわ
無論、皆死に船は沈み私も重傷を負った…生き残ったのは私だけ…酒癖の悪い船長もバカで脳筋な副船長もみんな死んだのよ
私は辛うじて生き延びたけど左目を失ったわ…
船含め全て失い途方に暮れて…何を目標に生きるのかを見出せずに彷徨ってるのさ、私はね
……けど…そうね、海は好きだし船の生活が恋しいのも事実…金を貯めて自分の船を買おうかしらね…

冒険者って一攫千金を狙えるらしいわね…
ねぇ、貴方…私に冒険者としての生き方を教えてよ…
……
…

こうして、シュラン・ガーランドの冒険者としての人生の扉が開かれた…

船乗り(一等航海士兼、料理長)

1d8→3

新しい港に訪れ、新しい友と酒を呑み交わすのが大好きだ
------------------------------
1d8→5

新しい街を知るには酒場の喧嘩が良いと思ってる

1d6→3

自由
海は自由だ、どこへ行くのも何をするのも自由だ
(混沌)

1d6→6

昔、残忍な海賊共が、船長と船の仲間を殺し、船を略奪した
私は放っておけば死ぬだろうと思われて放っておかれた
復讐するは我にあり

1d6→4

一度呑み始めたら滅多なことでは止まらない

とある海賊船で一等航海士兼、料理長を勤めていた
商船を略奪して手に入れた積荷を載せて航海時に軍船に襲われ重症(左眼球欠損)を負った過去を持つ

重症ゆえに放っておけば死ぬだろうと思われとどめを刺されることなく放置された結果なんとか一命を取り留めた

今は海賊行為をやめておりさまざまな街を転々と移動しては日雇いの仕事をし酒場で酒を呑んで過ごしている
よく酒場で喧嘩する
冒険者としてお金を貯め将来的には自分の船を持つことを夢見てる
とは言いったもの、大半の金は酒と肉とチーズに変わり彼女の胃酸に溶かされるのがオチだが...

左眼球は珍品奇品のガラス製の目玉を義眼として愛用しており、その上から眼帯をつけている
その為、見た目から厳つく見られるため酒場ではよく酔っ払った子悪党に咬まられる
彼女がよく酒場で喧嘩をする理由はこれが大半を占める

船に乗っていた頃の彼女は料理長であったが彼女が特別に料理が得意なわけではない
食材や調味料そして調理器具の仕入れや在庫管理を担当している
そのため厨房のどこに何があるのかを彼女に聞けばすぐに分かるため船の乗組員達には料理長と呼ばれていた
繰り返すが、彼女は決して料理が得意ではない
そもそもドラゴンボーンの彼女にとっては人間用の調理器具は少し小さく感じ使いにくいのだ

好きな物:酒・肉・チーズ・海・船・酒場・料理が美味い奴・ぬいぐるみ、球体関節人形などの可愛らしい嗜好品

嫌いな物:すぐ船酔いする奴・すぐ酒酔いする奴・酒癖が悪い奴・ヒューマンの手に馴染むサイズで作られた調理器具・虫の類・軍船・女神タキシス・ドラコニアン

ハルバード+1

6

1

ジャヴェリン

2

4

ビレイピン

2

1

　

　

　

絹ロープ15m

5

1

普通の服

3

1

ベルトポーチ(10gp入り)

1

1

ガラス製の目玉(珍品奇品 1d100→60)

　

1

ガーランド・ライアン船長の航海日記

　

1

探検家パック※以下は中身

　

　

背負い袋

5

1

携帯用寝具

7

1

携帯用自炊用具

1

1

火口箱

1

1

松明

1

10

保存食

2

10

水袋

5

1

麻ロープ15m

10

1

　

　

　

鋼鉄製の鏡

0.5

1

投光式ランタン

2

1

航海道具

2

1

油瓶

1

2

鉄の鍋

10

1

シャベル

5

1

インク

　

1

ペン

　

1

紙

　

5

地図・巻物入れ

1

1

毛布

3

1

チョーク

　

1

塩

1

1

胡椒

1

1

生姜

1

1

小麦粉

1

1

チーズ1塊

1

1

肉1塊

2

1

パン1斤

0.5

1

上質ワイン

1

1

種族による特徴：ドラゴンボーン
能力値上昇：”筋力”+2と”魅力”+1
祖先の竜：ブラックドラゴン
ブレス攻撃：”酸” 1.5×9mの直線状 ”敏”セーブ
ダメージ抵抗：酸
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背景による特徴
特徴：船の利用
　　　　↓
船乗りの選択ルール”海賊”の基づき
船の利用から”悪名”へ変更

悪名：自身には悪名がつきまとい、いずれの土地でも人々は君を恐れる
君は居住地で些細な罪を犯しても追求されない
大方の人は恐れて君の所業を通報しないからである
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クラス特徴：バーバリアン

・鎧わぬ守り
　いかなる鎧も着用していない場合、ACが10＋”俊敏力修正値”＋”耐久力修正値”になる

・捨て身の攻撃
　Lv.2~の時点で防御を捨てて捨て身の攻撃ができる
　自身のターンの最初に”捨て身の攻撃”の宣言ができる

メリット
自身のそのターン間じゅうは”筋力”を用意る近接武器攻撃のロールに”有利”を得る

デメリット
自身の次のターンまで自身に対する攻撃ロールにも”有利”がつく

・危険感知
　Lv.2~の時点で自身の近くの物が何かおかしいと目ざとく気づく能力を得り危険から身をかわすのが上手くなる

効果
自身から見える効果(罠や呪文など)に対する”俊敏力”セーヴィング・スローに”有利”を得る
盲目状態・聴覚喪失状態・無力状態の際は”危険感知”は使えない

・原初の道：狂戦士の道

　・狂乱
　　Lv.3~の時点で激怒するたびに狂乱に入ったか選択可能

メリット
狂乱に入ったら激怒した最初のターンの次のターンからその激怒が続く間は各ターンにボーナス・アクションとして1回の近接武器攻撃が行える

デメリット
激怒が終わったら自身は1段階の消耗状態を被る

・考えなしの激怒
　　Lv6以降、激怒中は魅了状態にも恐怖状態にもならない
もし激怒に入った時点ですでに魅了状態や恐怖状態にであったなら、その効果は激怒の期間中は一時停止する

・能力値上昇
Lv.4~
”筋力”+1
”俊敏力”+1

・追加攻撃

・高速移動

・野生の直感