暗視60ft

１Lvスロット：２
準備可能呪文数：４

呪文セーヴ難易度：13
呪文攻撃修正値　：５

組織の工作員（ハーパー、SCAG151）
・技能習熟：看破に加えて、【知】【判】【魅】からいずれか１つ（説得を選択）。
・言語：任意で２つ（深淵語、地下共通語）
・ハーパーの記章（“無効”の意味がある斜めの彫り込み線が入っている）、ハーパーの暗号帳、普通の服、ポーチ（15gp）
・特徴：隠れ家
　組織の秘密のネットワークに接触し、冒険を助けてもらうことができる。君はこうした活動員を見分ける秘密の合図や合言葉を知っている。活動員たちは君に秘密の隠れ家の在処を教え、無料の部屋と食事、情報収集の手助けを提供することができる。彼らが君のために生命の危険や正体露見の危険を犯すことは決してない。

「知識こそ至上のもの。この世すべての神秘、伝説、物語――真理を知りたいのだ」
（好奇心を満たすためならなんでもする）
「世情も世論も、俺には関係ない。俺は眠いんだ、寝かせてくれ」
（興味がなければ怠惰で協調性がない）

　知りたいと思う者へ、学問は開かれていなければならない。決して秘匿されてはならない。

　ハーパーには恩も恨みもある。
　もし自分が隠居を考えるほど長生きできれば、マズティカの故郷に帰りたい――ふとそう思うことがある。

　自分が一度得た知識には興味がなく、請われればいくらでも教えてしまう。金銭に価値を感じていないので、常に貧乏している。

　傍目には盗賊にしか見えないこのタバクシーは、実はウィザードなのである。普段は筆耕や巻物の作成をして日銭を稼いでいるが、よくその金を古書や珍品につぎこんで文無しになっている。知識欲のあまり、寝食をたびたび忘れるせいでガリガリに痩せており、目だけがギラギラと光っている。
　彼が冒険に出る理由はただひとつ、その過程でさまざまな神秘や伝説、物語を知ることができるからだ。一方、物語以外に得られる金貨に、彼は自分の毛玉ほどの価値も感じない。金貨と交換して得られる古文書や珍品奇品、詳しく言えばそこに秘められた曰くや知識だけが彼の求めるものなのだ。

●経歴
　タバクシーは好奇心が強いものだが、猫の主（タバクシーの信ずる神）は俺に並々ならぬ知識欲を与えたらしい。物心つくかつかないかの頃のことだった。川で見つけた、きれいな石ころの本質が知りたくてたまらなくてね。それが低品質な翡翠と知ったことが発端だったよ。知ることはこれ以上ない、極上の喜びだった。……その翡翠かね？　そうとわかったらぽいと捨ててしまったよ。あの石の本質はもう俺のなかにある。石そのものは抜けがらだったからな。
　知識にもピンキリがある。たとえば、その場限りの移ろいゆくゴシップなんぞ下の下だ。知った時にはもう賞味期限切れ、なんてのはなんとも味気ない。逆に、何百年も何千年も語り継がれる伝説はこの上ないものだ。もし、多元宇宙のどの次元界でも、太古の過去から未来永劫つうじる真理があるとしたら……ああ、そう考えるだけでヒゲが震えるよ。俺はこの世すべての知識を知りたいんだ。
　そんな俺が、ハーパーに入ったのは自然なことだと分かってくれると思う。ハーパーはそういう神秘の集まる場所だからな。ただ……ハーパーは悪しき者の手に神秘が渡るのを防ぐためとうそぶいて、俺にさえその知識をよこさなかった！　だから……ちょろまかしてやったのさ。あのアーティファクトはマブかった。隅から隅まで調べ尽くして……全部、この頭にあるよ。で、用済みになったから、欲しいって言うやつに売ったんだ。酒代かなんかと引き換えにな。それがまずかった。
　そいつはゼンタリムかザナサー・ギルドか……とにかく、ハーパーにとって「悪しき連中」だったらしい。俺は足がついて、何年も投獄される羽目になった。ハーパーからも当然、追放された。
　だがな、俺からしちゃあ、ハーパーの方がおかしい。ハーパーの誓いにはこうある。「ひとりが多すぎる情報や秘術の知識を持つことはない」、けどな、実際は逆だ。
　ハーパーが知識を独占しようとしてるんだよ！
　この誓いを実践しようとするなら、知識をあまねく知らしめ、神秘なんてものはみんな詳らかにされてしかるべきだ！　ああそうさ、俺はそうする。俺がバードなら、なんでもかんでも唄にして、そのへんのガキだって知ってるくらいにしてやるよ！
　……なんでタバクシーなのに、バードじゃないんだって？　おいおまえさん、そりゃ俺の声を聞いて言ってるのか？　だいたい、俺は音痴なんだよ！（どっとはらい）

クオータースタッフ

4

1

呪文構成要素ポーチ

2

1

学者パック

　

　

　背負い袋

5

1

　学問書

3

1

　インク１オンス

-

　

　ペン

-

　

　羊皮紙

-

10

　砂袋

-

　

　小さなナイフ

-

　

呪文書

3

1

普通の服

3

1

明るい赤色の殻を持つ1ポンドの卵

1

1

未知の言語で書かれた日記(2gp）

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

・暗視60ft
・猫の瞬発力：戦闘中、君が自分のターンに移動する際、君はそのターンの終了時まで自分の移動速度を2倍にすることを選べる。この能力は1度使用すると、君がまったく移動せずに自分のターンを終了するまで使用できなくなる。
・猫爪：君は登攀移動速度20フィートを有する。加えて、君の爪は肉体武器であり、君は爪による素手打撃を行なうことができる。通常の素手打撃が[殴打]ダメージを与えるのに対して､君の爪はヒットすると(1d4+【筋力】修正値)の[斬撃]ダメージを与える。
・猫の天性：〈隠密〉と〈知覚〉技能に習熟する。
・言語：共通語に加えて任意の１つの言語の会話と読み書きができる（竜語）。

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●呪文発動
　初級呪文３つ、呪文書に１Lv呪文６つ

・呪文の準備と発動
　準備できる呪文数＝【知】B＋WizLv
　準備している呪文リストの更新は大休憩（追加でリストに含める呪文のレベル合計×１分かかる）。

・呪文発動能力値
　呪文のセーヴ難易度＝８＋PB＋【知】B
　呪文攻撃の修正値＝PB＋【知】B

・儀式発動
　準備している必要はない。

・１レベル以上の呪文の修得
　WizLvがあがるたび、呪文書に呪文を２つ加える。

●秘術回復
　１日１回、小休憩後にWizLvの半分まで（端数切り上げ、５Lvスロットまで）呪文スロットの合計を回復できる。

ファイアー・ボルト

プレスティディジテイション

メイジ・ハンド

　

　

　

　

　

　

　

マジック・ミサイル

シールド

スリープ

アンシーン・サーヴァント

ディテクト・マジック

コンプリヘンド・ランゲージズ