兵士
「バルダーズ・ゲート：地獄の戦場アヴェルヌス」背景特徴「職務倫理の勘」

・戦の記憶に悩まされており、蛮行の幻影を振り払うことができない。(2)
・弱い者、困っている人を見ると、反射的に手を差し伸べようとする。

・公益。我らのつとめは身を捨てて他者を守るにある。(1)
・黎明。ひとりを救うたびに、世界が夜明けへと近づくと信じている。
・救済。守れなかった過去の分まで、苦しむ者に手を差し伸べたい。

・自分の身を守れない弱い者のために戦う。(6)
・“カミサマ”。路地裏で聞いた美しい声が、今も心の支えとなっている。

・困っていそうな人を見かけると、相手の状況を考えずに手を貸したがる。
・自己肯定感が低く、自分の命を軽く扱いがち。

黄金の麦畑に囲まれた辺境の小村で生まれ、穏やかな日々の中で物語の英雄に憧れ、剣の鍛錬を欠かさず続けていた。ある日、鍛錬から戻ると村は何者かに焼かれ、家族も隣人も失われ、自身だけが生き残っていた。この出来事が「大切な人を守り、二度と同じ悲劇を繰り返さない」という決意を刻む。
やがてバルダーズ・ゲートへ辿り着き、美辞麗句を掲げる貴族の私兵となるが、実際は取り立てや暴力、示談強要など弱者を踏みにじる腐敗した任務ばかりで、正義への憧れは摩耗していった。
ある下層地域での巡回で、兵士が市民へ暴行を加える場面を目にし、心が折れる。路地裏で崩れ落ちていたところに澄んだ女性の声が聞こえる。「……後悔しているのなら、迷わず行きなさい。苦しむ者、声をあげられぬ弱き者を救うために。あなたの手が触れた先にどうか、黎明が灯りますように。」
その囁きを“カミサマ”の声だと信じ、私兵を脱走する。しかし、それは救われたいがために生み出した都合の良い幻にすぎない。街を彷徨う中でラサンダーのクレリックと出会い、光と再生の教えに「自分が再び歩み出す道はこれだ」と見出してパラディンとなる。だが、本当に心を支えているのはあの日の“カミサマ”の声である。その導きに従うように弱き者を救い続け、夜明けを求めて旅を続けている。こうして数年後、再びバルダーズ・ゲートへ足を踏み入れた。

グレイブ(任意の軍用武器)

　

1

盾

　

1

ジャヴェリン

　

5

探険家パック

　

　

　バックパック

　

1

　　麻のロープ(50フィート)

　

1

　携帯用寝具

　

1

　炊事用具

　

1

　ほくち箱

　

1

　たいまつ

　

10

　保存食

　

10

　水袋

　

1

チェイン・メイル

　

1

聖印

　

1

　

　

　

階級章

　

1

倒した敵の記念品(アウルベアのぬいぐるみ)

　

1

ゲーム用カードー揃い

　

1

普通の服

　

1

ベルトポーチ

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

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種族：ヒューマン
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■選択ルール：ヒューマンの特徴
ヒューマンの特徴(全能力値が1ずつ上昇)を失うかわりに以下のすべてが得られる。
・能力値上昇:2種類の別々の能力値(君が選択する)が1ずつ上昇する。
・技能:任意の1つの技能に習熟する。
〈知覚〉
・特技:任意の1つの特技を得る。
○長柄の使い手
・君が攻撃アクションを行なう際、そのアクションでの攻撃が、1本のクオータースタッフ、グレイヴ、スピア、ハルバードのいずれかによってのみ行なわれるならば、君は1回のボーナス・アクションとしてそれら長柄の武器の石突き部分を用いて1回の近接攻撃を行なえる。その武器のその攻撃におけるダメージ・ダイスは1d4であり、[殴打]ダメージを与える。このボーナス攻撃は攻撃アクションで行なった攻撃で用いたのと同じ能力値に基づいて行なわれる。
・君がクオータースタッフ、グレイヴ、スピア、パイク、ハルバードのいずれかを使用している際は、他のクリーチャーは（訳注:君の間合いの中から離れることだけでなく）君の間合いの中に進入することによっても君からの機会攻撃を誘発する。

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背景：兵士
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■技能習熟
〈威圧〉〈運動〉
■特徴
「バルダーズ・ゲート：地獄の戦場アヴェルヌス」背景特徴を選択
「職務倫理の勘」：多くの不正を働く兵士を相手にしてきたため、君は腐敗した衛兵や軍の士官に共通のふるまいを、1マイル先からでも見分けられる。こうした腐敗認識は腐敗についての証拠と同じとは言えないし、君の勘は絶対確実というわけでもないが、君の直感は誰が賄絡を受け取りそうか、誰が犯罪を見て見ぬふりをしそうか、誰が犯罪者とのコネを持っていそうかを明らかにする際には非常に有効なスタート地点となる。君はまた、この感覚を用いて誰が自分の任務を文字通りにこなしそうか感じ取ることもできる。

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クラス：パラディン
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■技能習熟:
2つ選択：〈看破〉、〈説得〉
■聖邪感知
強い悪が存在するならば、君の知覚は、それをまるで悪臭のように感じ取る。強い善は天上の音楽のように耳に響く。君は1回のアクションとして己の意識を解放し、これらの諸力を感じ取ることができる。次の君のターンの終了時まで、君から18m(60フィート)以内におり、かつ完全遮蔽の背後にいるわけではない、アンデッド、セレスチャル、フィーンドすべての位置を君は知る。君は感知した存在すべてのクリーチャー種別(アンデッド、セレスチャル、フィーンド)を知るが、正体がわかるわけではない(たとえば「これはヴァンパイアのストラード・フォン・ザロヴィッチ伯爵だ」とわかるわけではない)。君は先述の距離内の、ハロウ呪文等によって聖別または冒された場所や物品すべての存在をも、また感知する。君はこの特徴を(1+【魅力】修正値)回だけ使用できる。大休憩を終えるたび、消費した使用回数はすべて回復する。
■癒しの手
君の祝福された接触は傷を癒す。君は治癒力のプールを持っており、プールは君が大休憩を取ることですべて回復する。このプールを用いて君は合計で(パラディン・レベル×5)に等しいヒット・ポイントを回復できる。
君は1回のアクションとして1体のクリーチャーに接触し、プールから力を引き出してそのクリーチャーのヒット・ポイントを任意の数値だけ回復できる(最大で、現在プールに残っている値まで)。
ヒット・ポイントを回復するのではなく、目標の病気1つの治療、または目標に作用している1つの毒の中和のために消費することもできる。“癒しの手”の1回の使用によって複数の病気ならびに複数の毒を癒すことも可能である。その場合、治癒力のプールから、病気または毒1つごとに5ポイント分を消費すること。この特徴はアンデッドおよび人造クリーチャーに対しては効果がない。