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キャラクター一覧
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キャラクター名
秩序にして善
中立にして善
混沌にして善
秩序にして中立
真なる中立
混沌にして中立
秩序にして悪
中立にして悪
混沌にして悪
属性
プレイヤー名
最終更新:2021/05/21 21:43
クラス/キャラクターレベル
種族
微小
超小型
小型
中型
大型
超大型
巨大
サイズ
性別
年齢
ft
inch
cm
身長
lb.
kg
体重
髪の色
瞳の色
肌の色
信仰する神
故郷
25ptbuy(10/18/12/7/10/16) 技能:62pt+背景32pt+関連技能16pt(鑑定) 言語:共通語、ハリト語、古代オシーリオン語
メモ欄
能力名
能力値
能力
修正値
一時的
能力値
一時的
修正値
筋力
敏捷力
耐久力
知力
判断力
魅力
HP
ヒットポント
最大値
ダメージ減少
負傷/現在のヒットポイント
非致傷ダメージ
イニシアチブ修正値
=
+
合計
【敏】
修正値
その他の
修正値
移動速度
地上
ft.
sq.
ft.
sq.
基本移動速度
防具着用時
ft.
ft.
ft.
ft.
飛行/機動性
水泳
登攀
掘り進み
技能
クラス
技能
技能名
技能
修正値
能力
修正値
ランク
クラス
技能
鎧による
判定ペナルティ
その他の
修正値
〈威圧〉
=
【魅】
+
+
+
+
〈隠密〉
=
【敏】
+
+
+
+
〈軽業〉
=
【敏】
+
+
+
+
〈鑑定〉
=
【知】
+
+
+
+
〈騎乗〉
=
【敏】
+
+
+
+
〈芸能〉(
)
=
【魅】
+
+
+
+
〈芸能〉(
)
=
【魅】
+
+
+
+
〈言語学〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈交渉〉
=
【魅】
+
+
+
+
〈呪文学〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈職能〉(
)*
=
【判】
+
+
+
+
〈職能〉(
)*
=
【判】
+
+
+
+
〈真意看破〉
=
【判】
+
+
+
+
〈水泳〉
=
【筋】
+
+
+
+
〈製作〉(
)
=
【知】
+
+
+
+
〈製作〉(
)
=
【知】
+
+
+
+
〈製作〉(
)
=
【知】
+
+
+
+
〈生存〉
=
【判】
+
+
+
+
〈装置無力化〉*
=
【敏】
+
+
+
+
〈脱出術〉
=
【敏】
+
+
+
+
〈知覚〉
=
【判】
+
+
+
+
〈知識:貴族〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:工学〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:次元界〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:自然〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:宗教〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:神秘学〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:ダンジョン探検〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:地域〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:地理〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:歴史〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈治療〉
=
【判】
+
+
+
+
〈手先の早業〉*
=
【敏】
+
+
+
+
〈登攀〉
=
【筋】
+
+
+
+
〈動物使い〉*
=
【魅】
+
+
+
+
〈はったり〉
=
【魅】
+
+
+
+
〈飛行〉
=
【敏】
+
+
+
+
〈変装〉
=
【魅】
+
+
+
+
〈魔法装置使用〉*
=
【魅】
+
+
+
+
*習得時のみ。【筋】【敏】鎧による判定ペナルティ適用
AC
アーマークラス
=10+
+
+
+
+
+
+
合計
鎧
ボーナス
盾
ボーナス
【敏】
修正値
サイズ
修正値
外皮
ボーナス
反発
ボーナス
その他の
ボーナス
接触
アーマークラス
立ちすくみ
アーマークラス
修正等
セーヴィング・スロー
合計
基本
セーヴ
能力
修正値
魔法による
修正値
その他
修正値
一時的
修正値
頑健【耐久力】
=
+
+
+
+
反応【敏捷力】
=
+
+
+
+
意志【判断力】
=
+
+
+
+
基本攻撃ボーナス
呪文抵抗
戦技ボーナス
=
+
+
+
合計
基本攻撃
ボーナス
【筋】
修正値
サイズ
修正値
その他の
修正値
戦技防御値
=
+
+
+
+
+10
合計
基本攻撃
ボーナス
【筋】
修正値
【敏】
修正値
サイズ
修正値
その他の
修正値
攻撃1
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
攻撃2
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
攻撃3
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
攻撃4
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
攻撃5
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
攻撃6
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
鎧・防御アイテム
ACボーナス
タイプ
ACへの【敏】ボーナス上限
判定ペナルティ
秘術呪文失敗確率
重量
特性・その他
合計
装備品
アイテム
重量
運搬重量の合計
(硬貨含)
所持金
銅貨(cp)
銀貨(sp)
金貨(gp)
白金貨(pp)
軽荷重
頭上に持ち上げる
=最大荷重
中荷重
地面から持ち上げる
=最大荷重x2
重荷重
押し引き
=最大荷重x5
足の数
二足
四足
運搬能力
修正値
特技
■特技 クラスBo《武器の妙技》 (妙技訓練) 攻撃ロールを【筋】の代わりに【敏】で行う。 またダメージロールに【筋】の代わりに【敏】を加える。 Lv1.種族Bo≪技能熟練:装置無力化≫ 装置無力化判定に+3のボーナスを得る。もしその技能のランクが10以上あるなら、ボーナスは+6になる。 Lv1.《追加特徴》 2つのキャラクター特徴を選択して獲得する。 Lv2(ローグの技)《二刀流》 二刀流のペナルティを軽減する。 Lv3.《武器熟練:心霊体の鞭》 心霊体の鞭での攻撃ロール+1 Lv5《二重斬り》 利き手でない手の武器でのダメージ・ロールに、修正値を全て加える。 Lv7《迎え討ち》 機会攻撃の回数が+【敏】される。 Lv8.種族Bo≪技能熟練:知覚≫ 知覚判定に+3のボーナスを得る。。もしその技能のランクが10以上あるなら、ボーナスは+6になる。 Lv9.《二刀流強化》(戦闘) 利益:利き手でない手に持った武器による通常の1回の追加攻撃に加えて、−5のペナルティを受けて2回目の攻撃を行える。 Lv11.《踏み込み》 次の君のターンまでACに−2のペナルティを受けることで、君のターンの終了時まで近接攻撃の間合いを5フィート増加させることができる。 Lv13.《クリティカル強化:心霊体の鞭》 武器のクリティカル可能域は2倍になる。 Lv15.《上級二刀流》 利益:利き手でない手に持った武器による通常の1回の追加攻撃に加えて、−10のペナルティを受けて3回目の攻撃を行える。 Lv17《イニシアチブ強化》 ■エンシェント知識 《魔法の才》 〈呪文学〉及び〈魔法装置使用〉判定に+2 ■特徴 〔復活した者〕キャンペーン特徴 [即死]効果に対するセーヴィング・スローに+2の特徴ボーナスを得る。加えて、君はヒット・ポイントの負の値が自分の【耐久力】値+10(3+7)以下になるまで死亡しない。 〔死に触れし者〕血脈の種族特徴 いつかの時点で君はアンデッドの腐敗に穢され、君は彼らの防備の一部を得た。君は[精神作用]効果に対するセーヴィング・スローに+5(2+3)の特徴ボーナスを得る。 〔魔法のコツ〕魔法特徴 この特徴を選択した際にクラスを1つ選択すること。君の術者レベルがヒット・ダイスよりも高くならないのならば、選択したクラスによる術者レベルに+2の特徴ボーナスを得る。 〔対応者〕戦闘特徴 イニシアチブに+2のボーナス。 ■適性クラス・オプション Lv1.hp+1 Lv2. Lv3. Lv4. Lv5.hp+1 Lv6.hp+1 Lv7.hp+1 Lv8.hp+1 Lv9.hp+1 Lv10.hp+1 Lv11.hp+1 Lv12.hp+1 lv13.hp+1 Lv14.hp+1 Lv15.hp+1
特殊能力
■人間 ・能力値ボーナス(敏捷+2) ・集中訓練 1レベル、8レベル、16レベルの時点で、《技能熟練》をボーナス特技として獲得する。 ・熟練 人間は1レベルの時点と以降レベルを得る毎に1ポイントの追加の技能ランクを得る。 ■スピリチュアリスト ・感情的呪文発動 セーヴDC=10+呪文レベル+【魅力】 ・技巧 0Lv呪文5つ。 ・心霊体の鞭(超常) 全ラウンド・アクションとして心霊体で作られた鞭を1つあるいは2つ発現させることができる。 心霊体使いだけがこの鞭を身に着け、使用することができる。フリー・アクションにより、鞭を1つあるいは2つ消滅させることができる。 (lv2)心霊体の鞭は攻撃ロールとダメージ・ロールに+1の強化ボーナスを得、魔法の武器として扱われるようになる。 (Lv4)心霊体使いは鞭を間合い武器として使用したり、離れたところから道具を操るために用いることができるようになる。武器として使用する場合、鞭は追加で5フィートの間合いを得る。間合いのあるほとんどの武器と異なり、鞭は心霊体使いの間合い内のどこにいる敵(隣接した敵も含む)に対しても攻撃をすることができる。延長した間合いを持つ鞭による攻撃は、心霊体使いが遠隔武器による攻撃を行ったかのように機会攻撃を誘発する。鞭を道具を操るために使用する場合、鞭は心霊体使いの手と同じぐらい巧みに操ることができる。道具を操るために鞭を使用する行為は、通常ならその行為が機会攻撃を誘発しない場合でも、常に機会攻撃を誘発する。 (Lv6)鞭の強化ボーナスは+2に増加し、ダメージ減少を考慮する際に心霊体の属性を有しているものとして扱う。 (Lv8) 心霊体使いの鞭はゴースト・タッチ武器となり、間合いはさらに5フィートだけ増加する(合計で10フィート増加する)。加えて、隣接していない敵に対してこの鞭で攻撃する場合、機会攻撃を誘発することはなくなる。離れたところから道具を操るために鞭を用いる場合は依然として機会攻撃を誘発するが、常に誘発するのではなく、心霊体使いが通常機会攻撃を誘発する行為を行った場合のみに限られる。 (Lv.10)鞭の強化ボーナスは+3に増加する。 ・霊的戦闘(超常)/Spiritual Combat:3レベルの時点で、心霊体使いは全ラウンド・アクションとして、片手に装備している軽い武器もしくは片手武器の心霊体の鞭で全ての攻撃を行い、同時に発動時間が1標準アクションのスピリチュアリスト呪文をフリー・アクションとして発動することができる。この呪文発動は、心霊体の鞭による全ての攻撃の、前あるいは後に行わなければならない。霊的戦闘を使用する際、心霊体使いは攻撃ロールに−2のペナルティを受ける。防御的呪文発動を行う場合、攻撃ロールに【判断力】ボーナスまでのペナルティを追加で受けることで、精神集中判定に同じ値の状況ボーナスを得ることができる。この精神集中判定に失敗すると、呪文は無駄になり、攻撃にはペナルティを受けたままとなる。 また、距離が接触のスピリチュアリスト呪文を発動する際、心霊体使いは心霊体の鞭の1つを通して呪文を伝達することができる。呪文を伝達させるために通常用いる、フリー・アクションで行える近接接触攻撃の代わりに、心霊体使いは最も高い近接攻撃ボーナスを用いてフリー・アクションで心霊体の鞭による攻撃を行うことができる。鞭による攻撃が成功すればダメージは通常通り与えられ、呪文の効果も適用される。鞭による攻撃が外れた場合、心霊体使いはチャージを保持できない。 ・感情の力(擬呪)21回 エンラージ・パースン 、レイジ、ロングストライダー ■ローグ ・急所攻撃:目標がACに【敏捷力】ボーナスを加えられない場合(実際に目標が【敏捷力】ボーナスを有しているかどうかは関係ない)かローグが目標を挟撃している場合、ローグの攻撃は常に追加ダメージを与える。 2d6ダメージ。 ・罠探し/Trapfinding:ローグは〈装置無力化〉判定と、罠を探すための〈知覚〉判定にクラス・レベルの半分(最低+1)を加える。ローグは〈装置無力化〉技能を用いて魔法の罠を解除できる。 ・妙技訓練(変則)/Finesse Training:1レベルの時点で、ローグはボーナス特技として《武器の妙技》を得る。加えて、3レベルの開始時に、ローグは《武器の妙技》で使用する武器の種別(レイピアやダガーなど)を1つ選択することができる。この選択は以後変更できない。選択した武器を用いた近接攻撃に成功すると、ローグはダメージ・ロールに【筋力】修正値ではなく【敏捷力】修正値を加えることができる。ローグがダメージ・ロールに【筋力】修正値を加えられない効果を受けている場合、ローグは【敏捷力】修正値を加える事もできない。 身かわし(変則)/Evasion:2レベルの時点で、ローグは超人的な身のこなしにより、魔法の攻撃や尋常ならざる攻撃さえ回避できるようになる。普通なら反応セーヴに成功することでダメージを半減できる攻撃の対象となった場合、ローグはセーヴィング・スローに成功すればダメージを全く受けずにすむ。身かわし能力は、ローグが軽装鎧を着ているときか、鎧を着用していない時にのみ使用できる。無防備状態のローグは、身かわし能力の利益を得ることはできない。 ・危険感知(変則)/Danger Sense:3レベルの時点で、ローグは罠を避けるための反応セーヴに+1のボーナスと、罠による攻撃に対するACに+1の回避ボーナスを得る。加えて、ローグは敵から不意討ちされないようにするために行う〈知覚〉判定に+1のボーナスを得る。
経験点
次のレベル
呪文
■スピリチュアリスト術者レベル12 Lv0.呪文 ・グレイヴ・ワーズ ・テレキネティック・プロジェクティル ・ライト ・ガイダンス ・メンディング ・オープン/クローズ Lv1.呪文(6回) ・キュア・ライト・ウーンズ ・リムーブ・フィアー ・リムーヴ・シックネス ・タッチ・オヴ・グレイスレスネス ・シールド ・フェザー・フォール Lv2.呪文(6回) ・リムーブ・パラリシス ・キュア・モデレット・ウーンズ ・ストリックン・ハート ・オブジェクト・リーディング ・シー・インヴィジビリティ Lv3.呪文(5回) ・ヒロイズム ・キュア・シリアス・ウーンズ ・ヴァンピリック・タッチ ・フライ ・ Lv4.呪文(4回) ・ディメンジョン・ドア ・グレーター・インヴィジビリティ ・エナヴェイション ・フリーダム・オヴ・ムーヴメント Lv5 ・ブレス・オヴ・ライフ ・フィクル・ウィンズ ■感情の力 ・エンラージ・パースン(3回) ・レイジ(2回) ・ロングストライダー(1回) ■ファルコン・クラウン 1日に最大3回、ファルコン・クラウンの着用者は、準備された呪文または1レベル以上の未使用の呪文スロットを犠牲にすることで、30フィート以内の敵を目標として遠隔接触攻撃に成功するとダメージを与える光線に変換することができる。この光線は、犠牲になった呪文または呪文スロットのレベルに応じて1d4点のダメージを与える。 ■フィアサム・アンビリカル・コード/fearsome Umbilical cord恐るべき母の繋がり ルキアは心霊体の鞭でアンデッド・クリーチャーに近接攻撃を命中させた際、即行アクションで芸能:歌唱判定を行うことができる。これはアンデッドにも作用する士気をくじく威圧判定として機能するが目標値は10+HD+対象の魅力修正値である点が異なる。母と子の繋がりを取り戻したルキアの歌は正の力を帯び、亡者を震え上がらせるのだ。
設定など
一度は死に、その時に強い感情をエーテル界へ残してきてしまった少女。 失った感情を少しでも取り戻すために、死の都へと足を運ぶ。 ルキアはガルトの中でも特に貧困にあえぐ貧しい農村で生まれた。 その農村は移民が多く、ルキアの家庭もそれに漏れずガルトでは珍しいワチから流れてきたオシーリオン人の血を引く家だった。 祖母が歌う遠いオシーリオンの歌はどこか悲しい響きをしていたが、彼女はその歌が好きだった。 彼女が9つになるころ起きた飢饉はただでさえ貧しい村を疲弊させ。ルキアと両親は他の村人と共に一縷の望みに駆けて新天地を目指した。 だが荒れ果てたガルトの地で彼らの望みは叶うことはなかった、旅の途中で野盗に襲われたのだ。 混乱の中で皆がちりぢりに逃げる中、ルキアは両親とはぐれながらもなんとか生き延びることができたが、それから今にいたるまで二度と両親の姿を見ることはなかった。 逃げ延びたとはいえ、幼い少女1人で生きて生けるはずもなくルキアは行き倒れかけた。 そんな窮地を救ったのはある旅芸人の一座だった。とはいえ、介抱はしてくれたものの、一座の大体のものは彼女をそのままつれていくことを嫌がった。 彼らにも、何の芸もない少女を置いておけるような余裕は無い。そん中で座長は妻との間にも結局子供はできなかったからと、彼女を引き取った。 座長はあまり芸を覚えられない彼女にも優しくしてくれた、父親のようでありながらも肉親ではない身近な男性である座長。 その側にいることは当時のルキアにとってとても心地よく、次第に彼女は座長に惹かれ、恋をした。 そしてついに、13になった時にルキアは座長に思いを告げた。受け入れてくれるはずもないと思っていた、なにせ自分は子供なのだから。 驚くことに座長は快く受け入れてくれた、そしてあろう事かルキアと身体を重ねてすらくれたのだ。 今に思えば、このために優しくされたのかもしれないと、そう思える。思い返せば年若い女性の団員は訝しげに二人の様子を見ていたものだった。 騙されていたのかもしれない、それでも当時の彼女にとってはこの上ない幸福だった。彼の肉体を間近で感じられるだけで、幸せだった。 もちろん妻がいる座長との関係は秘密のものであったが、ルキアはそれでもよかった。求められるたびに何度でも彼に抱かれた。 しかし、ルキアは彼の子を孕んでしまう。 大きくなっていくそれは隠しきれるはずもなく、一座の中でも疑いの目をかけられた。 妻からも疑われた座長は、子をおろすようにとルキアに言った、だがどうしても彼女は子を失いたくなかった、それが愛の証に感じられたから。 そんな彼女に困り顔で座長は、一緒にどこかへ逃げようと言った。二人でそこで暮らそうと。 そんな彼の言葉に、ルキアはオシーリオンへと行きたいと返した、幼い頃あこがれた遠い祖先の地へ行きたいと。座長はいつも通りの安っぽい笑顔でそれを承諾した。 あくる日の晩、ルキアは一座を抜け出し森で彼を待った。座長とならどこにだって行ける、どこでだって暮らせる。ルキアには不思議と不安はなく、むしろ愛しい彼をまつ時間は幸福ですらあっ た。 そんな彼女の前にようやく現れた座長は、優しげな笑顔でルキアを抱き寄せると彼女の腹を長剣で突き刺し。 そのまま、酷い罵倒の言葉を吐き捨てながら、彼女を沼へと蹴り落とした。 そして、姿が見えなくなるまで何度も足蹴にし、何度もその腹に長剣を突き刺した。何故、という疑問が頭に渦巻くなか、 ルキアは死んだ。 だがルキアの魂はエーテル界へと向かった後に、ワチにまつわる呪わしい死者の血のせいか、そこで何かが起きた。 そしてその何かは彼女をもう一度起き上がらせた。起き上がった彼女は、驚き叫ぶ座長の喉笛に向かっていつの間にか手にしていた刃を突き刺さした。 なぜ自分がそうしたのかも、その時のルキアにはわからなかった。悲しみも怒りもあるはずなのに、どこか霞がかかっていた。 愛する人も、その子供も、なにもかもを失った彼女はいつの日か祖母が歌っていた遠いオシーリオンの歌を口ずさんでいた。 それから数日、彼女が一座に戻ることはなかった。 ただ呆然と霞がかかったような感情だけを抱えて歩き続けていた彼女は、オシーリオンへと向かっていた。 そして、オシーリオンについて数日、何かに導かれるように歩みを進める彼女の前に、1人の男が現れる。 ルキアを見た男は滂沱し、彼女を優しく抱きしめた。ルキアには彼の涙の意味はわからなかったが、その腕の中は不思議と心地良かった。 男はイザークと名乗り、そしてワチへと向かうのなら同行しようと言った。 ルキアにはその男が空に輝く赤い太陽のように見え、彼に向かっていつのまにか手を伸ばしていた。 イザークはルキアの手をとり、ワチへと歩を進める。 歩く先になにがあるか、ルキアにはわからない。 ただ、砕けた心が少しだけ暖かさを感じた気がした。
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