装備品 |
アイテム | 重量 |
高品質チェイン・シャツ(AC+4/Dex上限+4、軽装) |
25 |
背負い袋(空)(2gp) |
2 |
携帯用寝具(1sp) |
5 |
ジョッキ(2cp) |
1 |
ベルトポーチ(1gp) |
0.5 |
保存食(一日分)(0.5gp)×10 |
10 |
袋(1sp) |
0.5 |
水袋(1gp)×2 |
8 |
ロープ(絹・50フィート)(10gp) |
5 |
火打ち石と打ち金(1gp) |
0 |
インク(1オンスビン) (8gp) |
0 |
羊皮紙(10枚) (2gp) |
0 |
銀の聖印(25gp) |
1 |
10フィート棒(5cp) |
8 |
ライト君かばん |
43 |
酸のビン(10gp)×1 |
1 |
錬金術の焔(20gp)×1 |
1 |
25gpお香 |
2 |
25gp焦点具 |
1 |
ベルト・オヴ・マイティ・コンスティテューション+4 |
1 |
遮光ゴーグル |
1 |
ブーツオブスピリングアンドストライディング |
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Wis+2ヘッドバンド |
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+2スプリント・ジャイアントデファイアント |
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ring of protection+3 |
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運搬重量の合計 (硬貨含) |
219.42 |
所持金 |
銅貨(cp) |
3 |
銀貨(sp) |
6 |
金貨(gp) |
162 |
白金貨(pp) |
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軽荷重 |
133 |
頭上に持ち上げる =最大荷重 |
400 |
中荷重 |
226 |
地面から持ち上げる =最大荷重x2 |
800 |
重荷重 |
400 |
押し引き =最大荷重x5 |
2000 |
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特技 |
《武器熟練》(戦闘) Weapon Focus
武器を1種類選ぶ。この特技の目的に際し武器は素手打撃や、組みつき(呪文使いであれば光線)も選択することもできる。
前提条件:選択した武器への習熟、基本攻撃ボーナス+1。
利益:選択した武器を使って行う全ての攻撃ロールに+1のボーナスを得る。
→グレソを選択
《強打》(戦闘) Power Attack
君は正確さと引き替えに非常に強力な近接攻撃を行うことができる。
前提条件:【筋】13、基本攻撃ボーナス+1。
利益:すべての近接攻撃ロールと戦技判定に−1のペナルティを受けることによって、すべての近接攻撃におけるダメージ・ロールに+2のボーナスを得ることができる。もし君が両手持ちの武器を使っているか、片手持ちの武器を両手で持っているか、【筋力】の1.5倍をダメージに加える主要肉体武器を使っているなら、このダメージへのボーナスは半分だけ増加する(+50%)。もし利き手でない方の武器で攻撃したり、二次的肉体武器で攻撃したなら、ダメージは半分になる(−50%)。基本攻撃ボーナスが+4に達した時点及び以降+4されるごとに、ペナルティは−1され、ダメージへのボーナスは+2される。君はこの特技の使用を攻撃ロールの直前に宣言し、効果は次の君のターンまで継続する。このダメージへのボーナスは接触攻撃には加算されず、またhp以外へのダメージに影響を及ぼすこともない。
《薙ぎ払い》(戦闘) Cleave
君は武器の一薙ぎで隣り合う2人の敵を攻撃できる。
前提条件:【筋】13、《強打》、基本攻撃ボーナス+1。
利益:標準アクションで、君の最も高い基本攻撃ボーナスを用いて間合い内の敵を攻撃する。攻撃が当たった場合通常通りにダメージを与え、さらにその敵に隣接し、かつ間合い内にいるもう1人の敵に同じ基本攻撃ボーナスを用いて追加攻撃を行うことができる。この特技を用いての追加攻撃は、1ラウンドに1回までしかできない。この特技を用いた場合、君は次の君のターンまでACに−2のペナルティを受ける。
《武器開眼》(戦闘) Weapon Specialization
前提条件:選択した武器への習熟、選択した武器への《武器熟練》、ファイター・レベル4。
利益:選んだ武器を使って行うすべてのダメージ・ロールに+2のボーナスを得る。
特殊:この特技は複数回取得できるが、効果は累積しない。この特技を取るたびに、その効果は新しい種類の武器に適用される。
→グレソを選択
《エネルギー放出回数追加》 Extra Channel
君はエネルギー放出をより頻繁に使える。
前提条件:エネルギー放出の能\力。
利益:君はエネルギー放出を1日2回追加で使うことができる。
特殊:もしエネルギー放出の能\力を持つパラディンがこの特技を取ったなら、パラディンは癒しの手の能\力を1日4回追加で使えるようになるが、それらの使用回数はエネルギー放出以外には使用できない。
《渾身の一打》(戦闘) Vital Strike
君は通常より著しく大きなダメージを与える一撃を放つことができる。
前提条件:基本攻撃ボーナス+6。
利益:君が攻撃アクションを行う際、最も高い基本攻撃ボーナスを用いて1回の攻撃を行う。この攻撃による武器のダメージ・ダイスを2回振り、その結果を【筋力】修正値によるダメージや(フレイミングなどの)武器の能力、(急所攻撃などの)狙いの正確さに基づくダメージやその他のダメージ・ボーナスに加算する。この武器による追加ダメージ・ダイスはクリティカル・ヒットによって倍加せず、単に合計値に加算するだけである。
《迎え討ち》(戦闘) Combat Reflexes
君は追加の機会攻撃を行える。
利益:君が1ラウンドに行える機会攻撃の回数は、【敏捷力】修正値回数増加する。また、立ちすくみ状態の時も機会攻撃を行える。
通常:この特技を持っていないキャラクターは1ラウンドに1回までしか機会攻撃が行えず、また立ちすくみ状態の時には機会攻撃を行えない。
特殊:《迎え討ち》を持つローグでも、追い討ちの能力を1ラウンドに2回以上使用することはできない。
《踏み込み》(戦闘) Lunge
君は普通なら間合いの範囲外にいる敵を攻撃することができる。
前提条件:基本攻撃ボーナス+6。
利益:君は次の君のターンまでACに−2のペナルティを受けることで、君のターンの終了時まで近接攻撃の間合いを5フィート増加させることができる。君はこの特技の使用をいかなる攻撃も行う前に決定しなければならない。
《鋼の魂》 Steel Soul
君は、特に魔法に抵抗力がある。
前提条件:ドワーフ、“頑丈”種族特性。
利益:呪文および擬似呪文能力に対するセーヴィング・スローに対して+4のボーナスを得る。このボーナスは“頑丈”種族特性の通常のボーナスを置き換える。
通常:ドワーフは通常、呪文及び擬似呪文能力に対するセーヴィング・スローに対して+2のボーナスを得る。
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特殊能力 |
ドワーフの種族特性
+2【耐久力】、+2【判断力】、−2【魅力】:ドワーフはタフで賢いが、少々無愛想でもある。
中型:ドワーフは中型クリーチャーであり、サイズによるボーナスもペナルティもない。
ゆっくり着実:ドワーフの基本速度は20フィートだが、鎧または荷重によって速度が修正されることはない。
暗視:ドワーフは暗闇の中で60フィート先まで見通すことができる。
防衛訓練:ドワーフは(巨人)の副種別を持つモンスターに対してACに+4の回避ボーナスを得る。
貪欲:貴金属あるいは宝石類の含まれる、魔法的でない物品の価格を調べるために行う〈鑑定〉技能\判定において、ドワーフは+2の種族ボーナスを受ける。
嫌悪:憎むべき敵に対する特殊訓練により、ドワーフは(オーク)または(ゴブリン類)の副種別を持つ人型クリーチャーに対する攻撃ロールに+1のボーナスを得る。
頑丈:ドワーフは毒、呪文、擬似呪文能\力に対するセーヴィング・スローに+2の種族ボーナスを得る。
踏ん張り:ドワーフは地面に立っている間、突き飛ばし、足払い攻撃に抵抗する際の戦技防御値に+4の種族ボーナスを得る。
石工の勘:ドワーフは石造りの壁または床に設置された罠や、隠し扉などの特殊な石造りの仕掛けに気付くための〈知覚〉判定に+2のボーナスを得る。それらの10フィート以内を通過する時には常に、彼らが能\動的に注意を向けているかに関わらず、そのような仕掛けに気付くための判定を行なえる。
武器精通:ドワーフはバトルアックス、ヘヴィ・ピック、ウォーハンマーに習熟する。加えて“ドワーヴン”と名前に記載された武器を全て軍用武器として扱う。
言語:ドワーフは共通語とドワーフ語の会話能\力を持ってゲームを開始する。高い【知力】値を持つドワーフは以下から〔追加の習得言語を〕選択することができる:オーク語、ゴブリン語、巨人語、地界語、地下共通語、ノーム語。
武器と防具の習熟:ウォープリーストは全ての単純武器と軍用武器、信仰する神格の好む武器、全ての鎧(軽装鎧、中装鎧、重装鎧)と盾(タワー・シールドは除く)に習熟している。素手打撃を好む武器とする神格を信仰しているウォープリーストは、ボーナス特技として《素手打撃強化》を得る。
呪文:ウォープリーストはクレリック呪文リストから選択して呪文を使用する。しかし、クレリックの属性によっては、その信仰の道徳的または規律的信条に反するという理由から、ある種の呪文を発動することができない。詳しくは後述の悪、混沌、秩序、善の呪文の項を参照。ウォープリーストは事前に呪文を選択し、準備しなければならない。
ウォープリーストは呪文レベルが6までの呪文を使用できる。7レベル以上のクレリック呪文はウォープリーストの呪文リストには存在しない。そのため、ウォープリーストは7レベル以上のクレリック呪文の呪文完成型および呪文開放型の魔法のアイテムを(〈魔法装置使用〉判定を用いることなく)使用することはできない。
呪文を準備し発動するには、ウォープリーストは少なくとも10+呪文レベルの【判断力】を有していなければならない。ウォープリーストの呪文に対するセーヴィング・スローDCは、10+呪文レベル+ウォープリーストの【判断力】修正値である。
他の呪文の使い手と同様、ウォープリーストはそれぞれの呪文レベルの呪文を、1日に一定の回数ずつしか発動できない。1日に発動できる呪文の数の基本値は、上述の表\に記されている。さらに、高い【判断力】能\力値を持つならば、ウォープリーストはボーナス呪文数を得ることができる。
ウォープリーストは瞑想や祈りによって呪文を準備する。ウォープリーストが1日の呪文を準備するためには、毎日自分で決めた時間に1時間、瞑想、あるいは祈願を行わなければならない。ウォープリーストは自分の発動できる呪文レベルの呪文ならば、ウォープリースト呪文リストの中の任意の呪文を準備し、発動することができる。ただし、準備する呪文の選択は、毎日の瞑想中に決めなければならない。
オーラ(変則)/Aura:秩序、混沌、善、悪の神格を信仰するウォープリーストは、(クレリックと同様、)神格の属性に対応した特別に強力なオーラを発している(詳細はディテクト・イーヴルの呪文を参照)。
力の祝福 Strength Blessing
筋力招来(下級)/Strength Surge:1レベルの時点で、君は即行アクションとして、自分の力を振り絞ることができるようになる。君は1ラウンドの間、近接攻撃ロール、【筋力】に関する戦技判定、【筋力】基準の技能、【筋力】判定において、ウォープリースト・レベルの半分(最低+1)に等しい強化ボーナスを得る。
意志の力(上級)/Strength of Will:10レベルの時点で、君は即行アクションとして、中装鎧や重装鎧を身につけている、もしくは中荷重及び重荷重を運搬していることによる移動へのペナルティを無視することができるようになる。この効果は1分間持続する。この持続時間の間、君は絡みつかれた状態、麻痺状態、よろめき状態になるような効果に対するセーヴィング・スローにおいて自分の【筋力】修正値を加えることができる。
栄光の祝福 Glory Blessing
壮麗なる存在(下級)/Glorious Presence:1レベルの時点で、君は仲間1人に接触し、壮麗なる祝福を与えることができるようになる。1分の間、目標となった仲間は敵を魅了するようになる。これはサンクチュアリとして機能するが、目標となった仲間が敵を攻撃すると、この効果は攻撃した敵に対してのみ終了する点が異なる。これは[精神作用]効果である。
士気をくじく栄光(上級)/Demoralizing Glory:10レベルの時点で、ウォープリーストが近接攻撃もしくは攻撃呪文で敵1体にダメージを与えた際、君は即行アクションとして、〈威圧〉技能を用いて士気をくじくことを試みることができる。この際、君の〈威圧〉のランクかウォープリースト・レベルのいずれか高い方を用いる。
熟練の武器/Focus Weapon:1レベルの時点で、ウォープリーストはボーナス特技として《武器熟練》を得る(ウォープリーストは神格の好む武器だけではなく、全ての武器から1つを選択することができる)。
祈り/Orisons:クレリックは毎日いくつかの「祈り」、すなわち0レベル呪文を上述の表\の1日の呪文数に従って準備できる。祈りは他の呪文と同じように発動できるが、発動しても消費されることはなく、何度でも使うことができる。
清浄なる武器(超常)/Sacred Weapon:1レベルの時点で、ウォープリーストが手にした武器には信仰の力が満たされるようになる。神格の好む武器に加えて、ウォープリーストは《武器熟練》特技で選択した武器を清浄なる武器として指定することができる。《武器熟練》特技を複数習得している場合、この能\力はそれら全てに適用される。清浄なる武器による攻撃を命中させると、その武器は武器の種類ではなく、ウォープリースト・レベルに従ってダメージを与える。中型のウォープリーストによるダメージは上述の表\に記載されている。小型および大型のウォープリーストについては、その下に記載された表\を参照のこと。ウォープリーストは清浄なる武器によるダメージではなく、武器の基本ダメージを使用することにしてもよい―\―\この選択は攻撃ロールの前に行わなければならない。(武器の基本ダメージが清浄なる武器のダメージを上回る場合、ダメージは変更されない。)ダメージの増加はこの武器の他の特性に影響を与えることはない。また、ダメージの増加は錬金術アイテム、爆弾、その他エネルギー・ダメージのみを与える武器に効果を及ぼすことはない。
4レベルの時点で、ウォープリーストは即行アクションとして、清浄なる武器1つを神の力で強化する能\力を得る。この力はその武器に+1の強化ボーナスを与える。4レベルを超える4レベルごとに、このボーナスは1ずつ増加する(最大で20レベルの時点の+5)。ウォープリーストが複数の清浄なる武器を持つ場合、別の即行アクションを使用することで、以後のラウンドで別の清浄なる武器1つを強化することができる。ウォープリーストはこの能\力を、1日にウォープリースト・レベルに等しいラウンドだけ使用することができる。このラウンド数は連続している必要はない。
このボーナスは武器が元々持っている既存のボーナスと累積する。上限は+5である。ウォープリーストは以下の武器特殊能\力でこの武器を強化することができる:キーン、ショック、ディスラプション、ディフェンディング、ブリリアント・エナジー、フレイミング、フロスト。加えて、ウォープリーストが混沌属性の場合、アナーキックとヴィシャスを加える。もしウォープリーストが悪属性なら、アンホーリィとマイティ・クリーヴィングを加える。もしウォープリーストが善属性なら、ゴースト・タッチとホーリィを加える。もしウォープリーストが秩序属性なら、アクシオマティックとマーシフルを加える。もしウォープリーストが中立(どの属性も有していない)ならサンダリングとスペル・ストアリングを加える。これらの特殊能\力を加えるには、特殊能\力の基本コストに等しいボーナスを置き換える必要がある。重複した能\力は累積しない。特殊能\力を加えるためには、まずその武器に少なくとも+1の強化ボーナスを与える必要がある。
複数の武器が強化されている場合、それぞれが個々にラウンド数を消費する。強化ボーナスと特殊能\力は、毎日この能\力を最初に使用したときに決定し、次の日まで変更することはできない。これらのボーナスは他のクリーチャーがその武器を持っていても効果を及ぼさないが、(武器が投擲された場合など)ウォープリーストが手を離してからその武器を誰も手にしていない場合には効果を持ち続ける。この能\力はウォープリーストのターンの開始時に、フリー・アクションとして終了することができる(終了したラウンドに再開しない限り、このラウンドは持続時間合計には数えられない)。ウォープリーストがこの能\力を双頭武器に使用した場合、この効果は双頭武器の片方にのみ効果を及ぼす。
任意発動/Spontaneous Casting:善のウォープリースト(あるいは善の神格を信仰する中立のウォープリースト)は準備した呪文のエネルギーを事前に準備していない治癒の呪文へと変換することができる。ウォープリーストは準備していた好きな祈りでも領域呪文でもない呪文を“失う”代わりに、その呪文のレベル以下のキュア系呪文(名前に“キュア”を含む呪文)を発動することができる。
悪のウォープリースト(あるいは悪の神格を信仰する中立のウォープリースト)はキュア系呪文に変換することはできず、インフリクト系呪文(名前に“インフリクト”を含む呪文)へと変換することができる。
善でも悪でもないウォープリーストで、その神格もまた善でも悪でもない場合、プレイヤーの選択によってキュア系呪文に変換することも、インフリクト系呪文に変換することもできる。一度この選択がなされたなら、変更することはできない。この選択はまたウォープリーストが正のエネルギーと負のエネルギーのどちらを導くかにも影響する(エネルギー放出を参照)。
悪、混沌、善、および秩序の呪文:ウォープリーストは自分自身、または仕える神格(いれば)の属性と逆の呪文を発動することはできない。呪文が特定の属性に関係しているかどうかは、呪文の解説に[秩序]、[混沌]、[善]、[悪]の補足説明として示されている。
ボーナス言語:ウォープリーストはボーナス言語として地獄語(インファーナル)、天上語(セレスチャル)、奈落語(アビサル)を選択できる。これらはキャラクターの種族によるボーナス言語の選択肢に追加される。
熱狂(超常)/Fervor:2レベルの時点で、ウォープリーストは信仰から力を引き出し、傷を癒やした利敵を傷つけたりすることができるようになる。ウォープリーストはこの能\力を使用して自分の戦いを助ける呪文を素早く発動することもできる。この能\力は1日にウォープリースト・レベルの半分+ウォープリーストの【判断力】修正値に等しい回数だけ使用することができる。
この能\力を1回分消費することで、善属性のウォープリースト(あるいは善の神格を信仰するもの)はクリーチャー1体に接触し、1d6ポイントのダメージを回復することができる。回復量は2レベルを超える3レベルごとに1d6ポイントずつ増加する(20レベルの時点で、最大の7d6)。この能\力の使用は標準アクションである(ウォープリースト自身を目標とする場合は例外で、その場合は即行アクションとなる)。また、善属性のウォープリーストはこの能\力を使用してアンデッド・クリーチャーに傷を負わせることもできる。この場合、近接接触攻撃を行い、回復するはずの値と同じだけのダメージを与える。このように熱狂を使用する行為は標準アクションであり、機会攻撃を誘発する。アンデッドはこのダメージにセーヴィング・スローを試みることはない。これは正のエネルギーと見なされる。
悪属性のウォープリースト(あるいは悪の神格を信仰するもの)はこの能\力を使用して、近接接触攻撃として生きているクリーチャーにダメージを与え、接触によりアンデッド・クリーチャーの傷を回復することができる。これは負のエネルギーと見なされる。
中立属性の神格を信仰する中立属性のウォープリースト(あるいは特定の神格を信仰していない中立属性のウォープリースト)は、キュア呪文を任意発動する場合は善属性のウォープリーストとして、インフリクト呪文を任意発動する場合は悪属性のウォープリーストとして、この能\力を使用する。
即行アクションとして、ウォープリーストはこの能\力の使用回数を1回分消費することで、準備しているウォープリースト呪文1つを発動することができる。このように呪文を発動する場合、例えその呪文が本来は他人や複数の目標に効果を及ぼすものであっても、ウォープリーストのみを目標とする。このようにして発動された呪文は動作要素を持たず、機会攻撃も誘発しない。ウォープリーストはこの方法で呪文を発動する際、片手が空いている必要もない。
清浄なる鎧(超常)/Sacred Armor:7レベルの時点で、ウォープリーストは即行アクションとして、自分の鎧を神の力で強化する能力を得る。この力は鎧に+1の強化ボーナスを与える。7レベルを超える3レベル毎に、このボーナスは1ずつ増加する(19レベルの時点で、最大の+5)。ウォープリーストはこの能力を1日にウォープリースト・レベル毎に1分だけ持続する。この持続時間は1分単位で消費しなければならないが、連続している必要はない。
このボーナスは鎧が元々持っている既存のボーナスと累積する。ボーナスの最大値は+5である。ウォープリーストは以下の防具特殊能力を鎧に与えることができる。エナジー・レジスタンス、インプルーヴド・エナジー・レジスタンス、グレーター・エナジー・レジスタンス、グラマード、スペル・レジスタンス(13、15、17、19)、フォーティフィケイション(ライト、モデレット、ヘヴィのいずれか)。これらの特殊能力を加えるには、特殊能力の基本コストに等しいボーナスを置き換える必要がある。この能力において、グラマードは+1ボーナス、エナジー・レジスタンスは+2ボーナス、インプルーヴド・エナジー・レジスタンスは+4ボーナス、グレーター・エナジー・レジスタンスは+5ボーナスとして扱う。重複した能力は累積しない。特殊能力を加えるためには、まずその鎧に少なくとも+1の強化ボーナスを与える必要がある。
強化ボーナスと防具特殊能力は、その日に初めてこの能力を使用したときに決定され、次の日まで変更することはできない。このボーナスはウォープリーストが鎧を身につけている間のみ効果を及ぼし、鎧を脱いだりウォープリーストから取り除かれると即座に終了する。この能力はウォープリーストのターンの開始時に、フリー・アクションで終了させることができる。この能力は盾には適用されない。
ウォープリーストがこの能力を使用する際、フリー・アクションとして熱狂の1日の使用回数を1回分消費することで、同時に清浄なる武器能力を使用することができる。 |
経験点 |
次のレベル |
|
63.86 |
|
呪文 |
一日の呪文数
0:5個(無限回使用可能\)
1:5個
2:5個
3:4個
4:3個
ディテクト・ポイズン
Detect Poison/毒の感知
系統占術;呪文レベルウィザード/ソ\ーサラー0、クレリック0、ドルイド0、パラディン1、レンジャー1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作
距離近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
効果範囲クリーチャー1体、物体1つ、あるいは一辺5フィートの立方体の範囲
持続時間瞬間
セーヴィング・スロー不可;呪文抵抗不可
術者はクリーチャー1体、物体1つ、あるいは効果範囲が毒におかされているか、あるいは毒を持っているかどうか知ることができる。術者はDC20の【判断力】判定に成功すれば、毒の正確な種類を識別できる。〈製作:錬金術〉技能\を持つキャラクターは、【判断力】判定に失敗した場合にDC20の〈製作:錬金術〉判定を試みることもできるし、逆に【判断力】判定に先だって〈製作:錬金術〉判定を試みることもできる。この呪文は障壁を貫通するが、厚さ1フィートの石、厚さ1インチの一般的な金属、鉛の薄膜、厚さ3フィートの木や土はこの呪文を遮る。
ディテクト・マジック
Detect Magic/魔法の感知
系統占術;呪文レベルウィザード/ソ\ーサラー0、クレリック0、ドルイド0、バード0
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作
距離60フィート
効果範囲円錐形の放射
持続時間精神集中、1分/レベルまで(解除可)
セーヴィング・スロー不可;呪文抵抗不可
術者は魔法のオーラを感知する。明らかになる情報の量は、術者がどれだけ長い間、特定の範囲や対象を観察するかによる。
1ラウンド目:魔法のオーラが存在するかしないか。
2ラウンド目:異なる魔法のオーラの数と、その中で最も強いオーラの強度。
3ラウンド目:各オーラの強度と位置。オーラをまとったアイテムやクリーチャーが術者の視線内にあれば、術者はそれぞれのオーラに関わる魔法の系統を識別するために〈知識:神秘学〉判定を行なうことができる(オーラ1つごとに1回の判定を行なうこと:DCは15+呪文レベルか、呪文以外の効果の場合、15+術者レベルの半分である)。アイテムよりオーラが発せられている場合、アイテムの特性を識別しようとすることが可能\になる(〈呪文学〉参照)。魔法的なエリアや複数の種類の魔法、強力かつ局所的な魔法の放射によって、弱いオーラが歪められたり、隠されてしまうこともある。
オーラ強度:オーラの強度は、呪文の機能\している呪文レベルやアイテムの術者レベルによる。オーラの強度が複数の強度分類にまたがる場合、ディテクト・マジックはそのうちの強い方を示す。下表\を参照。
残留オーラ:本来のオーラ源が(呪文の場合)消散したり、(魔法のアイテムの場合)破壊された後には、魔法のオーラが残留する。ディテクト・マジックを発動し、魔法のオーラが残留している場所に向けた場合、オーラの強度は“希薄”(“微弱”よりさらに弱い)であると認識される。オーラがどれだけ“希薄”レベルで残留するかは本来のオーラ源の強度による:
本来の強度 残留オーラの持続期間
微弱 1d6ラウンド
中程度 1d6分
強力 1d6×10分
圧倒的 1d6日
来訪者やエレメンタルそれ自体は魔法的なものではないが、そうしたクリーチャーが招来されたものであった場合、招来に用いられた召喚術呪文は感知される。毎ラウンド、術者は向きを変えて、新たな範囲にある魔法を感知できる。この呪文は障壁を貫通するが、厚さ1フィートの石、厚さ1インチの一般的な金属、鉛の薄膜、厚さ3フィートの木や土はこの呪文を遮る。
ディテクト・マジックはパーマネンシイ呪文で永続化させることができる。
ディテクト・マジック
呪文や物体 オーラのパワー
微弱 中程度 強力 圧倒的
機能\している呪文(呪文レベル) 3以下 4〜6 7〜9 10以上(神格レベル)
魔法のアイテム(術者レベル) 5以下 6〜11 12〜20 21以上(アーティファクト)
ヴァーチュー
Virtue/功徳
系統変成術;呪文レベルクレリック0、ドルイド0、パラディン1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、信仰
距離接触
目標接触したクリーチャー
持続時間1分
セーヴィング・スロー不可;呪文抵抗可(無害)
対象は1ポイントの一時的ヒット・ポイントを得る。
ガイダンス
Guidance/導き
系統占術;呪文レベルクレリック0、ドルイド0
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作
距離接触
目標接触したクリーチャー
持続時間1分あるいはチャージ消費(効果発揮)するまで
セーヴィング・スロー意志・無効(無害);呪文抵抗可
この呪文は対象にほんの小さな信仰の導きを与える。対象のクリーチャーは1回だけ攻撃ロール、セーヴィング・スロー、技能\判定のいずれかに+1の技量ボーナスを得る。このボーナスを付けるかどうかは、必ずロールを行なう前に宣言すること。
リード・マジック
Read Magic/魔法読解
系統占術;呪文レベルウィザード/ソ\ーサラー0、クレリック0、ドルイド0、バード0、パラディン1、レンジャー1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、焦点(透明な水晶か鉱石のプリズム)
距離自身
目標術者
持続時間10分/レベル
術者は書物や巻物、武器などの物体に書き込まれた、他の手段では理解できない魔法の文書を読むことができる。この呪文によって解読しても、普通はその文書に含まれている魔法が作動してしまうことはない。ただし、呪われた巻物や罠を仕掛けられた巻物の場合は作動してしまうことがある。さらに、一度この呪文を発動して魔法の文書を読んだなら、術者はそれ以降、その文書についてはリード・マジックに頼ることなく読むことができるようになる。術者は1分につき1ページ(日本語で750文字程度)の速度で読むことができる。この呪文によって、術者はDC13の〈呪文学〉判定に成功すればグリフ・オヴ・ウォーディングを、DC16の〈呪文学〉判定に成功すればグレーター・グリフ・オヴ・ウォーディングを、また、〈呪文学〉判定(DC10+呪文レベル)に成功すればシンボル系呪文を識別することができる。
リード・マジックはパーマネンシイ呪文で永続化させることができる。
ライト
Light/光
系統力術[光];呪文レベルウィザード/ソ\ーサラー0、クレリック0、ドルイド0、バード0
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、物質/信仰(ホタル1匹)
距離接触
目標接触した物体
持続時間10分/レベル
セーヴィング・スロー不可;呪文抵抗不可
この呪文は接触した物体を松明のように輝かせ、20フィート以内の範囲を通常の光に、40フィート以内の範囲の明度を最大で通常の光になるまで1段階ずつ上昇させる(暗闇は薄暗い光に、薄暗い光は通常の光になる)。通常の光、明るい光の領域ではこの呪文は影響しない。この効果は移動させることはできないが、移動可能\な物体に発動することができる。
術者が発動できるライトの呪文は一度に1つだけであり、前の呪文が持続している間にもう一度この呪文を発動したなら、前の呪文は解呪される。パーマネンシイ呪文やその他の効果によってこの呪文を永続化させたならば、この制限には関わらない。ライトは自分と同じか低いレベルの[闇]呪文をどれでも相殺し、解呪する。
プロテクション・フロム・イーヴル
Protection from Evil/悪よりの保護
系統防御術[善];呪文レベルウィザード/ソ\ーサラー1、クレリック1、パラディン1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、物質/信仰
距離接触
目標接触したクリーチャー
持続時間1分/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー意志・無効(無害);呪文抵抗不可;本文参照
この呪文は、悪のクリーチャーによる攻撃、精神制御、招来されたクリーチャーから対象を守る。この呪文は対象の周囲1フィートの距離に魔法のバリアーを作り出す。このバリアーは対象と共に移動し、主な効果が3つある。
第一に、対象はACに+2の反発ボーナス、セーヴに+2の抵抗ボーナスを得る。この2つのボーナスは悪のクリーチャーが行なった攻撃や悪のクリーチャーが生み出した効果に対して適用される。
第二に、目標はクリーチャーに取り憑くか精神支配(チャーム・パースン、コマンド、あるいはドミネイト・パースンのような心術(強制)や心術(魅惑)を含む)を行う呪文や効果に対抗するセーヴィング・スローをもう一度即座に行なうことができる(セーヴが可能\な効果ならば)。このセーヴィング・スローは一度目と同じDCを用いるが、+2の士気ボーナスを得る。成功したならば、それらの効果はこの呪文が続く限り抑止される。この呪文の持続時間が終わったとき、それらの効果は再開する。この呪文の影響下にある限り、目標はその目標に取り憑くか精神支配を行う新たな試みに対し完全耐性を持つ。この呪文は命そのものを強制的に支配するような効果(ゴーストやマジック・ジャーを使用している術者など)からは解放できないが、目標が制御されることを妨害できる。この第二の効果は、その呪文や効果が悪のクリーチャーや物体によってなされた場合のみである。これはGM判断による。
第三に、この呪文は招来されたクリーチャーによる肉体的な接触を妨げる。このため、そうしたクリーチャーの肉体武器による攻撃は失敗し、そうした攻撃に対象への接触が必要であれば、そうしたクリーチャーはひるんで後ずさる。招来された悪ではないクリーチャーはこの効果に対して完全耐性がある。この呪文によって守られたクリーチャーが招来されたクリーチャーを攻撃したり、それにバリアーを押しつけようとした場合、肉体的な接触に対する防御は終了する。呪文抵抗があれば、クリーチャーはこの防御を無視し、この呪文によって守られたクリーチャーに触れることができる。
(訳注:物質要素の詳細なし。3.5eでは、「秘術呪文物質要素:少量の銀粉。この呪文によって守ろうとするクリーチャーの周囲の床(あるいは地面)に術者がこの銀粉で半径3フィートの円を描く。」とあった。)
コマンド
Command /命令
系統心術(強制)[言語依存、精神作用];呪文レベルクレリック1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声
距離近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
目標生きているクリーチャー1体
持続時間1ラウンド
セーヴィング・スロー意志・無効;呪文抵抗可
術者が対象に1つの命令を下すと、対象はなるべく早い機会に、全力でそれを遂行する。術者は下すべき命令を以下のリストから選ぶ。
来い:対象は自分のターンに、1ラウンドの間、可能\な限り速い速度でできるだけまっすぐ術者の方へと近付く。そのクリーチャーは自分のターンの間、移動以外のことは行なえず、この移動は通常通り機会攻撃を誘発する。
落とせ:対象は自分のターンに、持っているものを落とす。落としたアイテムを拾うことは、次のターンになるまでできない。
倒れろ:対象は自分のターンに地面に倒れ、1ラウンドの間、伏せ状態となる。伏せ状態でも通常通り行動できるが、それによるペナルティは受ける。
逃げろ:対象は自分のターンに、1ラウンドの間、可能\な限り速い速度で術者から離れる方向へ移動する。そのクリーチャーは自分のターンの間、移動以外のことは行なえず、この移動は通常通り機会攻撃を誘発する。
止まれ:対象は1ラウンドの間、その場に立ち尽くす。対象はいかなるアクションもとれないが、無防備状態とは見なされない。
対象が直後の自分のターンに術者の下した命令を実行できない場合、呪文は自動的に失敗する。
ディヴァイン・フェイヴァー
Divine Favor/神寵
系統力術;呪文レベルクレリック1、パラディン1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、信仰
距離自身
目標術者
持続時間1分
神格の力と知恵を呼び降ろして、攻撃ロールと武器のダメージ・ロールに、術者レベル3レベルごとに+1の幸運ボーナスを得る(最低でも+1、最高で+3のボーナスが付く)。このボーナスは呪文によるダメージには適用されない。
マーダラス・コマンド
Murderous Command/殺人命令
系統 心術(強制)[精神作用];呪文レベル アンティパラディン1、クレリック/オラクル1
発動時間 1標準アクション
構\成要素 音声
距離 近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
目標 生きているクリーチャー1体
持続時間 1ラウンド
セーヴィング・スロー 意志・無効;呪文抵抗 可
術者は目標に近くにいる味方を殺そうとする精神的衝動を与え、可能\な限り従わせる。目標は次のターンに最も近くの味方を近接武器か肉体武器で攻撃する。必要であれば移動か、最も近くの味方にこの攻撃を行うための突撃を行う。次のターンに最も近くの味方に間合いが届かないなら、目標はそのターンを使用して最も近くの味方に可能\なかぎり近づく。
キュア・ライト・ウーンズ
Cure Light Wounds/軽傷治療
系統召喚術(治癒);呪文レベルクレリック1、ドルイド1、バード1、パラディン1、レンジャー2
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作
距離接触
目標接触したクリーチャー
持続時間瞬間
セーヴィング・スロー意志・半減(無害);本文参照;呪文抵抗可(無害);本文参照
術者は1体の生きているクリーチャーに手を当て、正のエネルギーを注ぎ込むことで、1d8+1/術者レベル(最大+5)ポイントのダメージを回復させる。アンデッドは負のエネルギーによって活動しているため、この呪文をアンデッドに対して使うと、傷を治療するのでなく逆にダメージを与える。アンデッド・クリーチャーは呪文抵抗を適用でき、また、意志セーヴを試み、成功すればダメージを半減させることができる。
ブレス
Bless/祝福
系統心術(強制)[精神作用];呪文レベルクレリック1、パラディン1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、信仰
距離50フィート
効果範囲術者、および術者を中心にした50フィートの爆発内にいるすべての味方
持続時間1分/レベル
セーヴィング・スロー不可;呪文抵抗可(無害)
ブレスは術者の味方の心を勇気で満たす。味方はそれぞれ、攻撃ロールと[恐怖]効果に対するセーヴィング・スローに+1の士気ボーナスを得る。
ブレスはベインを相殺し、解呪する。
シールド・オヴ・フェイス
Shield of Faith/信仰の盾
系統防御術;呪文レベルクレリック1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、物質(聖句の一片が書かれた羊皮紙)
距離接触
目標接触したクリーチャー
持続時間1分/レベル
セーヴィング・スロー意志・無効(無害);呪文抵抗可(無害)
この呪文は対象の周囲に、ちらちらと輝き攻撃を防いだり、そらしたりする魔法のフィールドを作り出す。この呪文は対象のACに+2反発ボーナスを与え、さらに術者レベル6レベルごとに+1がボーナスに追加される(18レベル時に、最大+5の反発ボーナス)。
ディヴァイン・フェイヴァー
Divine Favor/神寵
系統力術;呪文レベルクレリック1、パラディン1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、信仰
距離自身
目標術者
持続時間1分
神格の力と知恵を呼び降ろして、攻撃ロールと武器のダメージ・ロールに、術者レベル3レベルごとに+1の幸運ボーナスを得る(最低でも+1、最高で+3のボーナスが付く)。このボーナスは呪文によるダメージには適用されない。
ブルズ・ストレンクス
Bull\'s Strength/雄牛の筋力
系統変成術;呪文レベルウィザード/ソ\ーサラー2、クレリック2、ドルイド2、パラディン2
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、物質/信仰(雄牛の毛を数本、あるいは糞をひとつまみ)
距離接触
目標接触したクリーチャー
持続時間1分/レベル
セーヴィング・スロー意志・無効(無害);呪文抵抗可(無害)
対象の力が強くなる。この呪文は【筋力】に+4の強化ボーナスを与え、それによって通常通り、近接攻撃ロールと近接攻撃のダメージ・ロール、その他で【筋力】修正値を使用する際に利益を与える。
サウンド・バースト
Sound Burst/音響炸裂
系統力術[音波];呪文レベルクレリック2、バード2
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、焦点/信仰(小さな楽器)
距離近距離(25フィート+5フィート/2レベル)
効果範囲半径10フィートの拡散
持続時間瞬間
セーヴィング・スロー頑健・不完全;呪文抵抗可
術者は効果範囲に強烈かつ不快な音を炸裂させる。範囲内のクリーチャーは1d8ポイントの[音波]ダメージを被り、頑健セーヴに成功しなければ、1ラウンドの間、朦朧状態となる。もともと聴覚喪失状態のクリーチャーは朦朧状態になることはないが、ダメージは受ける。
ディレイ・ポイズン
Delay Poison/毒物遅延
系統召喚術(治癒);呪文レベルクレリック2、ドルイド2、バード2、パラディン2、レンジャー1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、信仰
距離接触
目標接触したクリーチャー
持続時間1時間/レベル
セーヴィング・スロー頑健・無効(無害);呪文抵抗可(無害)
対象は毒への一時的な完全耐性を得る。対象の体内のすべての毒や、呪文の持続時間の間に対象がさらされたすべての毒は、呪文の持続時間が終わるまで対象に作用しない。ディレイ・ポイズンは毒がすでに与えているダメージを治癒することはない。
スピリチュアル・ウェポン
Spiritual Weapon/心霊武器
系統力術[力場];呪文レベルクレリック2
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、信仰
距離中距離(100フィート+10フィート/レベル)
効果力場でできた魔法の武器
持続時間1ラウンド/レベル(解除可)
セーヴィング・スロー不可;呪文抵抗可
力場でできた武器が出現し、術者の指示に従って遠くの敵を攻撃し、命中するたびに1d8+(術者レベル3ごとに+1、15レベル時の+5が最大)ポイントの[力場]ダメージを与える。この武器は、術者の信じる神格の好む武器や、術者にとって霊的に重要であったり象徴的な意義のある武器(下記参照)の形をとり、形をとった実際の武器と同じクリティカル可能\域とクリティカル倍率を持つ。この武器は術者の指定した敵を攻撃する。呪文の発動したラウンドにまず1回攻撃し、その後も毎ラウンド、術者のターンに、指定した敵を攻撃する。攻撃ボーナスには術者の基本攻撃ボーナスを使用し(そのため2ラウンド目以降は毎ラウンド、複数回攻撃ができる可能\性がある)、加えて術者の【判断力】修正値を攻撃ボーナスとして加えることができる。この武器は武器としてではなく呪文として攻撃するため、たとえばダメージ減少能\力を有するクリーチャーをも傷つけることができる。また、[力場]効果なので、非実体クリーチャーを攻撃する際、相手が非実体であることによるダメージの減少を無視できる。この武器は常に術者のいる方向から攻撃する。この武器が挟撃ボーナスを得ることはなく、他の戦闘参加者に挟撃ボーナスを与えることもない。術者の特技や、戦闘時の特殊なアクションはこの武器に作用しない。この武器が呪文の距離外に行ってしまったり、術者の視界の外へ出たり、術者が指示を出さない場合、武器は術者の元へ戻り、その場に浮遊する。
2ラウンド目以降、術者は移動アクションを用いて、この武器を新しい目標に“向け直す”ことができる。そうしない場合、武器は以前のラウンドの目標を攻撃し続ける。武器の目標を変更したラウンドには、武器は1回の攻撃しか行なうことができない。以後のラウンドでその目標を攻撃する場合、術者の基本攻撃ボーナスが複数回攻撃可能\なものであるなら、この武器は複数回攻撃を行なうことができる。スピリチュアル・ウェポンが遠隔武器の場合も、その武器の通常の射程単位ではなく、この呪文の距離を用いること。スピリチュアル・ウェポンが遠隔武器の場合も、目標の変更はやはり移動アクションである。
スピリチュアル・ウェポンを物理的な手段で攻撃したり、ダメージを与えることはできない。ただしディスペル・マジック、ディスインテグレイト、スフィアー・オヴ・アニヒレイション、ロッド・オヴ・キャンセレイションはスピリチュアル・ウェポンに作用を及ぼすことができる。接触攻撃に対するスピリチュアル・ウェポンのACは12(10+超小型の物体であることによる+2のサイズ・ボーナス)である。
攻撃されたクリーチャーが呪文抵抗を持っているなら、術者はスピリチュアル・ウェポンが初めて敵に打撃を与えた時点で、呪文抵抗に対する術者レベル判定(1d20+術者レベル)を行なう。呪文抵抗を破ることができなかったなら、呪文は解呪される。そうでない場合、武器はそのクリーチャーに対して、呪文の持続時間の間、通常の完全な効果を発揮する。
術者の得る武器は、しばしば術者の信ずる神格が個人的に帯びている武器(たいていは独自の名前がある)の力場による複製である。信ずる神格のいないクレリックはその属性に基づいた武器を得る。信ずる神格のいない真なる中立のクレリックは、少なくともその時点でだいたいどの属性に従って行動しているかによって、いずれかの属性のスピリチュアル・ウェポンを作り出すことができる。それぞれの属性の武器は以下の通りである:善(ウォーハンマー)、悪(ライト・フレイル)、秩序(ロングソ\ード)、混沌(バトルアックス)。
レジスト・エナジー
Resist Energy/エネルギーへの抵抗力
系統防御術;呪文レベルウィザード/ソ\ーサラー2、クレリック2、ドルイド2、パラディン2、レンジャー1
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、信仰
距離接触
目標接触したクリーチャー
持続時間10分/レベル
セーヴィング・スロー頑健・無効(無害);呪文抵抗可(無害)
この防御術はクリーチャー1体に対して、術者が選択したエネルギー5種類([音波][酸][電気][火][冷気]のうち1つに対する限定的な保護を与える。対象は選択したタイプのエネルギーに対する抵抗10を得る。すなわち、対象が(自然のダメージ源からのものであるか魔法のダメージ源からのものであるかを問わず)そうしたダメージを受けるたびに、そのダメージはそのクリーチャーのヒット・ポイントに適用される前に10ポイント差し引かれるのだ。エネルギーに対する抵抗の値は7レベルで20ポイントに、11レベルで最大の30ポイントに上昇する。この呪文は対象の装備も守る。
レジスト・エナジーはダメージのみを軽減する。不幸な副作用があれば、対象はそれを被ってしまう。
レジスト・エナジーはプロテクション・フロム・エナジーと重複してしまう(つまり、効果が累積しない)。あるキャラクターがプロテクション・フロム・エナジーとレジスト・エナジーによって守られている場合、チャージ消費まではプロテクション・フロム・エナジーがダメージを軽減する。
Grace/優美
系統 防御術;呪文レベル クレリック2、パラディン1
発動時間 1即行アクション
構成要素 音声
距離 自身
目標 術者
持続時間 本文参照
術者のターン終了時まで、術者の移動は機会攻撃を誘発しない。
スタニング・バリアー
Stunning Barrier/朦朧化障壁
系統 防御術;呪文レベル インクィジター1、ウィザード/ソーサラー1、クレリック1、パラディン1
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作
距離 自身
目標 術者
持続時間 1ラウンド/レベルまたはチャージ消費するまで
セーヴィング・スロー 不可および意志・無効(本文参照);呪文抵抗 不可および可(本文参照)
術者はほとんど見えない魔法の領域で自分の周囲を覆う。この領域はACに+1の反発ボーナスと、セーヴに+1の抵抗ボーナスを与える。術者が近接攻撃を命中させたクリーチャーは、1ラウンドの間朦朧状態となる(意志・無効)。この領域により敵が朦朧状態となると、この呪文はチャージ消費される。
グレーター・スタニング・バリアー
Stunning Barrier, Greater/上級朦朧化障壁
系統 防御術;呪文レベル インクィジター3、ウィザード/ソーサラー3、クレリック3、パラディン3
持続時間 1ラウンド/レベルまたはチャージ消費するまで
この呪文はスタニング・バリアーと同様に働くが、上記の点が異なる。加えて、この呪文はACとセーヴィング・スローに+2のボーナスを与える。術者レベルに等しい数のクリーチャーを朦朧状態にするまで、この呪文はチャージ消費されない。
Archon's Aura/アルコンのオーラ
系統 力術[善、秩序];呪文レベル オラクル/クレリック3、パラディン3
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作
距離 20フィート
効果範囲 術者を中心とした半径20フィート
持続時間 1分/レベル
セーヴィング・スロー 意志・無効;呪文抵抗 可
術者はアルコンの義憤のオーラに似た強烈な輝きを放つ。術者の半径20フィート以内のすべての敵対的クリーチャーは、このオーラの効果に抵抗するための意志セーヴを行わねばならない。クリーチャーがセーヴに失敗した場合、この呪文の持続時間か術者に攻撃を命中させるまでの間、攻撃ロール、セーヴィング・スロー、およびアーマー・クラスに−2ペナルティを受ける。抵抗したか効果を破ったものは、24時間、同じ呪文から再び影響を受けることはない。
Surmount Affliction/苦悩の克服
系統 防御術;呪文レベル オラクル/クレリック2、インクィジター 2
発動時間 1標準アクション
構成要素 音声、動作
距離 術者
目標 自身
持続時間 1ラウンド/レベル
術者は一時的に有害な状態に打ち勝つ。これは状態を引き起こす効果は終了させず、呪文の効果時間中、単に状態の効果を中断させるだけである。術者は以下の状態から1つを克服する:盲目状態、混乱状態、幻惑状態、目が眩んだ状態、聴覚喪失状態、疲労状態、恐れ状態、麻痺状態、怯え状態、あるいは不調状態。
プレイヤー
Prayer/祈祷
系統心術(強制)[精神作用];呪文レベルクレリック3、パラディン3
発動時間1標準アクション
構成要素音声、動作、信仰
距離40フィート
効果範囲術者を中心とした半径40フィートの爆発内の味方と敵すべて
持続時間1ラウンド/レベル
セーヴィング・スロー不可;呪文抵抗可
術者は自分と自分の味方に特別な恩恵をもたらし、敵には不遇をもたらす。術者と術者の味方は攻撃ロール、武器のダメージ・ロール、セーヴ、技能判定に+1の幸運ボーナスを得、敵は同じロールに−1のペナルティを被る。
ライチャス・マイト
Righteous Might/正義の力
系統変成術;呪文レベルクレリック5
発動時間1標準アクション
構\成要素音声、動作、信仰
距離自身
目標術者
持続時間1ラウンド/レベル(解除可)
この呪文は術者の肉体を大きくし、身長は2倍となり、重量は8倍となる。こうして拡大することで、術者のサイズ分類は1段階大きなものとなる。術者は【筋力】と【耐久力】に+4サイズ・ボーナス、【敏捷力】に−2ペナルティを受ける。術者は外皮に+2強化ボーナスを得る。術者は(通常、正のエネルギーを取り扱うなら)“ダメージ減少5/悪”、(通常、負のエネルギーを取り扱うなら)“ダメージ減少5/善”を得る。15レベルで最大値である“10/悪”あるいは“10/善”へと変化する。術者のACと攻撃へのサイズ修正値は新たなサイズ分類に従って変化する。この呪文によって、術者の移動速度が変化することはない。
望むだけの拡大に充分な空間がない場合、術者はその空間で広がれる最も大きなサイズになり、その過程で周囲を取り囲む物質を突き破るために(上昇後の【筋力】を使用して)【筋力】判定を行なうことができる(『補足ルール:物体の破壊』を参照)。この判定に失敗した場合、周囲を取り囲む物質によって害を受けることなく閉じ込められる―\―\この呪文では、術者が巨大化することで潰されてしまうようなことはないのだ。
術者が着用するか運搬しているすべての装備もこの呪文によって拡大される。近接武器射出武器はダメージが上昇する。この呪文は、その他の魔法的な特質には作用しない。術者の身から離れた巨大化したアイテム(矢弾や投擲武器を含む)は即座に本来のサイズに戻る。従って、投擲武器や射出武器は通常通りのダメージを与えるというわけである。サイズを拡大する魔法効果は累積しない。
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