タグ II1st まげ ちょめGM |
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キャラクター名 シュリエル・ジルベルワイス |
属性 混沌にして中立 |
プレイヤー名 まげ=えりくさ |
最終更新 2021/12/22 21:32 |
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クラス/キャラクターレベル サイキック17 |
信仰する神 ヨグ=ソトース |
故郷 ウースタラヴ |
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種族 人間(ヴァリシア人) |
サイズ 中型 |
性別 女 |
年齢 16 |
身長 4'11" 152cm |
体重 97lb. 44.03kg |
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髪の色 金 |
瞳の色 青 |
肌の色 白 |
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メモ欄 ygnaiih ygnaiih thflthkh'ngha みかわし(指輪)、言語:共通語、ヴァリシア語、アクロ語、森語、地下共通語、奈落語、サーシロン語、天上語、巨人語、ドワーフ語、竜語、オーク語 |
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設定など | |
** 来歴
シュリエル・ジルベルワイス(Schluiel Silberweiss)は、本名をシュリエル・カンテミール(Cantemir)といい、ウースタラヴ貴族であるカンテミール家の血筋である。カンテミール本家が政争に敗れて没落した際、付き人とともに危険を逃れるために隣国であるニアマサスへと亡命してきた。 カンテミール家はウースタラヴのソイヴォダ地方の伯爵家“だった”家柄である。当家はAR4690年代からAR4700年代初頭、カリファス周辺の貴族を巻き込んだ陰謀劇で暗躍し、勢力を増した。そんなAR4702年、シュリエルは当時の当主ニコラエ(Nicolae)とその妾との間の庶子として生まれた。彼女は予言の子であり、カンテミール家の信奉する「門にして鍵」と呼ばれる異邦神の巫女としての運命を持っていた。彼女のこの冒涜的な出生について、前年のAR4701年にフロレスク家(※カンテミール家の陰謀により滅亡)から回収された、とある“聖遺物”が関係している。 外なる神の巫女となるべく、シュリエルには英才教育が施された。彼女の教育を担当したのは執事長のセバスティン(Sebastin)だが、この男こそが一連の陰謀劇の黒幕である。セバスティンは「門にして鍵」教団の幹部であり、野心溢れるカンテミール伯に彼方なる神の名を囁き、陰謀へと導いたのが彼だった。 しかしAR4710年にニコラエが変死を遂げ、長男であるセルジュ(Sergiu)が当主を引き継ぐと状況は一変する。セルジュもセバスティンの手の内であり、父親同様に野心溢れる優秀な人物であったが、当主交代の間隙を突かれる形でカンテミール家の数々の陰謀劇が明るみになり、このスキャンダルを契機として周辺貴族との全面的な政争へともつれこんだ。かねてより陰謀に目を光らせていたカリファス王室の暗躍もあり、翌AR4711年末、わずか1年半でカンテミール家はとりつぶしの危機に瀕した。 教団の情報網により、カンテミール家に武力行使を企む集団が「黄色の印」を掲げていることを知ったセバスティンは、カリファス近郊での活動を諦めることを選んだ。彼の計画では「巫女」であるシュリエルさえ成長すればいくらでも再起を図れるのだ。そうして彼は、家政婦を1人伴い、シュリエルとともに密かにウースタラヴを脱出し、やがて辿り着いたファエンダールに住みつくことになる。ニアマサスの地に「門にして鍵」の教えはそぐわないものだが、多くのよそ者が流入するこの黎明国は、隠れ蓑として大いに有効だった。セバスティンはシュリエルに仮の家名「ジルベルワイス」を与えたが、古いヴァリシア方言で「銀白」を意味するそれが、彼女の名と併せて「門にして鍵」信仰において重大な意味を持つことは言うまでもない(このことはDC20の〈言語学〉とDC30の〈知識:宗教〉の両方に成功することにより判明する)。彼は全てを諦めたわけではないのだ。 AR4717年時点で、シュリエルがファエンダールに移り住んで5年経過している。教育係だったセバスティンを、今では「おじさま」として慕うようになっていた。彼女は自分が巫女として生まれたことを知っているが、セバスティンの計画をまったく知らず、純粋に真摯に神へ祈りを捧げる日々を送っている。 シュリエルの心に暗い影を落とすのは、10歳の頃に目にしたカンテミール家での醜い争いの記憶である。不利な政争に明け暮れる家中は日に日に乱れていき、セバスティンとともに脱出する頃には内々の結束などあるはずもなく、親戚同士での謀殺すら横行していた。庶子にも関わらず特別扱いされてきたシュリエルも幾度か生命の危険に晒された。この記憶は今でも彼女の脳にこびりついて離れず、それが影響してか、彼女の考え方はやや厭世的である。熱心に神に祈るのは、そうした世界観の裏返しなのかもしれない。そして抑圧された精神と純真なる神への祈りは、いつしか彼女に不思議な力をもたらすに至った。しかし彼女はその力を積極的に使おうとせず、セバスティンにすら教えていない。 シュリエルは純粋に「門にして鍵」を善き神として信仰する少女である。田舎町ファエンダールでは、少し変な信仰を持つ女の子として平和に暮らしている。近所の世話好きなどは、今年成人するシュリエルの嫁の行き手を心配するくらいだ。英才教育の成果により、田舎町における知恵袋の一端を担うこともあった。彼女の“教え”によって「門にして鍵」を信仰する人も少なからず存在する。知識を司るかの神は、時空、夜の星々、探検、そして旅などを権能としており、ファエンダールの素朴な人々にも徐々に受け入れられつつあるに違いない。いぐないぐなとぅふるとぅくんが、いあ、よぐそとほす。 |