タグ Mummy'sMask アクタビンGM |
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キャラクター名 ルキア |
属性 混沌にして善 |
プレイヤー名 モスクワ |
最終更新 2018/10/07 00:49 |
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クラス/キャラクターレベル スピリチュアリストLv5(心霊体使い/砕けた心)/スワッシュバックラーLv1 |
信仰する神 Naderi |
故郷 ガルト |
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種族 人間 |
サイズ 中型 |
性別 女 |
年齢 14 |
身長 4'10" 148cm |
体重 92.51lb. 42kg |
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髪の色 黒 |
瞳の色 青 |
肌の色 褐色 |
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メモ欄 25ptbuy(10/18/12/7/10/16) 技能:19 言語:共通語、ハリト語、古代オシーリオン語 |
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設定など | |
一度は死に、その時に強い感情をエーテル界へ残してきてしまった少女。 失った感情を少しでも取り戻すために、死の都へと足を運ぶ。 ルキアはガルトの中でも特に貧困にあえぐ貧しい農村で生まれた。 その農村は移民が多く、ルキアの家庭もそれに漏れずガルトでは珍しいワチから流れてきたオシーリオン人の血を引く家だった。 祖母が歌う遠いオシーリオンの歌はどこか悲しい響きをしていたが、彼女はその歌が好きだった。 彼女が9つになるころ起きた飢饉はただでさえ貧しい村を疲弊させ。ルキアと両親は他の村人と共に一縷の望みに駆けて新天地を目指した。 だが荒れ果てたガルトの地で彼らの望みは叶うことはなかった、旅の途中で野盗に襲われたのだ。 混乱の中で皆がちりぢりに逃げる中、ルキアは両親とはぐれながらもなんとか生き延びることができたが、それから今にいたるまで二度と両親の姿を見ることはなかった。 逃げ延びたとはいえ、幼い少女1人で生きて生けるはずもなくルキアは行き倒れかけた。 そんな窮地を救ったのはある旅芸人の一座だった。とはいえ、介抱はしてくれたものの、一座の大体のものは彼女をそのままつれていくことを嫌がった。 彼らにも、何の芸もない少女を置いておけるような余裕は無い。そん中で座長は妻との間にも結局子供はできなかったからと、彼女を引き取った。 座長はあまり芸を覚えられない彼女にも優しくしてくれた、父親のようでありながらも肉親ではない身近な男性である座長。 その側にいることは当時のルキアにとってとても心地よく、次第に彼女は座長に惹かれ、恋をした。 そしてついに、13になった時にルキアは座長に思いを告げた。受け入れてくれるはずもないと思っていた、なにせ自分は子供なのだから。 驚くことに座長は快く受け入れてくれた、そしてあろう事かルキアと身体を重ねてすらくれたのだ。 今に思えば、このために優しくされたのかもしれないと、そう思える。思い返せば年若い女性の団員は訝しげに二人の様子を見ていたものだった。 騙されていたのかもしれない、それでも当時の彼女にとってはこの上ない幸福だった。彼の肉体を間近で感じられるだけで、幸せだった。 もちろん妻がいる座長との関係は秘密のものであったが、ルキアはそれでもよかった。求められるたびに何度でも彼に抱かれた。 しかし、ルキアは彼の子を孕んでしまう。 大きくなっていくそれは隠しきれるはずもなく、一座の中でも疑いの目をかけられた。 妻からも疑われた座長は、子をおろすようにとルキアに言った、だがどうしても彼女は子を失いたくなかった、それが愛の証に感じられたから。 そんな彼女に困り顔で座長は、一緒にどこかへ逃げようと言った。二人でそこで暮らそうと。 そんな彼の言葉に、ルキアはオシーリオンへと行きたいと返した、幼い頃あこがれた遠い祖先の地へ行きたいと。座長はいつも通りの安っぽい笑顔でそれを承諾した。 あくる日の晩、ルキアは一座を抜け出し森で彼を待った。座長とならどこにだって行ける、どこでだって暮らせる。ルキアには不思議と不安はなく、むしろ愛しい彼をまつ時間は幸福ですらあっ た。 そんな彼女の前にようやく現れた座長は、優しげな笑顔でルキアを抱き寄せると彼女の腹を長剣で突き刺し。 そのまま、酷い罵倒の言葉を吐き捨てながら、彼女を沼へと蹴り落とした。 そして、姿が見えなくなるまで何度も足蹴にし、何度もその腹に長剣を突き刺した。何故、という疑問が頭に渦巻くなか、 ルキアは死んだ。 だがルキアの魂はエーテル界へと向かった後に、ワチにまつわる呪わしい死者の血のせいか、そこで何かが起きた。 そしてその何かは彼女をもう一度起き上がらせた。起き上がった彼女は、驚き叫ぶ座長の喉笛に向かっていつの間にか手にしていた刃を突き刺さした。 なぜ自分がそうしたのかも、その時のルキアにはわからなかった。悲しみも怒りもあるはずなのに、どこか霞がかかっていた。 愛する人も、その子供も、なにもかもを失った彼女はいつの日か祖母が歌っていた遠いオシーリオンの歌を口ずさんでいた。 それから数日、彼女が一座に戻ることはなかった。 ただ呆然と霞がかかったような感情だけを抱えて歩き続けていた彼女は、オシーリオンへと向かっていた。 そして、オシーリオンについて数日、何かに導かれるように歩みを進める彼女の前に、1人の男が現れる。 ルキアを見た男は滂沱し、彼女を優しく抱きしめた。ルキアには彼の涙の意味はわからなかったが、その腕の中は不思議と心地良かった。 男はイザークと名乗り、そしてワチへと向かうのなら同行しようと言った。 ルキアにはその男が空に輝く赤い太陽のように見え、彼に向かっていつのまにか手を伸ばしていた。 イザークはルキアの手をとり、ワチへと歩を進める。 歩く先になにがあるか、ルキアにはわからない。 ただ、砕けた心が少しだけ暖かさを感じた気がした。 |