タグ はすのは ガンスリンガー マスケット |
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キャラクター名 マナヅル(真鶴) |
属性 真なる中立 |
プレイヤー名 はすのは |
最終更新 2019/05/25 14:22 |
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クラス/キャラクターレベル 【ガンスリンガー/マスケットの達人Lv4】 |
信仰する神 ダイキツ |
故郷 ミンカイ |
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種族 人間 |
サイズ 中型 |
性別 女性 |
年齢 26 |
身長 5'5" 167cm |
体重 123.34lb. 56kg |
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髪の色 白鶴の羽 |
瞳の色 ぬばたまの黒 |
肌の色 白磁のよう |
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メモ欄 |
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設定など | |
さて、どこからお話したものでしょう。
あまり自分のことをお話するのは得意ではございませんが…… ……かしこまりました、貴方様が必要とするならばお断りする理由もございません。 はい、わたくしの出身はこの辺りではございません。 遠く離れた内海のミンカイという所より、はるばる旅して参った次第でございます。 わたくしの故郷はごく小さな村落ではあったものの、この黒い粉……『黒色火薬』と それを最大限に活用する銃火器の製造法、そしてそれらを用いた戦闘技術を有して おり、戦の際には領主様よりまことに重宝されておりました。 僭越ではございますが、わたくしも銃の腕には多少覚えがございますよ。うふふ。 わたくしの両親も銃器技師を営んでおり、わたくしが銃器に興味をもつのも けだし当然のことと言えるでしょう。手足同等とは参りませんが、この子とは それなりに付き合いが長うございますよ。 しかし、戦乱の世においては小さな幸福とは薄氷の上の花園に過ぎません。 領主様の優遇を妬んだ他の村の者か、はたまた技術の流出を恐れた領主様の差金か。 今となっては分からぬことではございますが、結果としてわたくしの村は 村民鏖殺の憂き目にあい、今では地図に小さくその名を残すのみとなっております。 わたくし、ですか? ……はい、わたくしその日は偶然狩りに出かけておりました。 その日はお父様が成人したわたくしの為に、銃を一挺贈ってくださいまして、 それが嬉しくて嬉しくて、つい帰りが遅くなってしまったのでございます。 はい。ご推察なさいましたとおり、その銃とはこの子のことでございます。 村へ戻ったわたくしが見たものは、暗くなった空を煌々と照らす紅蓮の焔と 悠々と村へ火を付けて回る刺客たちの姿でした。 村民はすでに皆息絶えており、彼らの他に動くものはおりませんでした。 わたくしのお父様も、お母様も、既に……。 (両手で顔を覆う) ……大変、失礼いたしました。 いえ、お気遣い痛み入りますが、ご遠慮なさる必要はございません。 ともあれ、わたくしはその場で報復を決意いたしました。 人を撃つのはその時が初めてで、大層手が震えたのをよく覚えております。 どのみち、ここで死ぬれば逝くは父母ある浄土の元と覚悟を決め、 撃鉄を起こしたのでございます。捨て鉢、とも申しますね。うふふ。 天が味方してくださったのでしょうか。木々の間にて気配を殺すことにかけては こちらが数枚上手だったこともあり、わたくしは刺客の一団を森へ誘い込み、 一人ずつくびり殺して参りました。あのときは自らの忍耐と手際には、 場違いな感嘆を覚えたものでございます。うふふ。 最後の一人は、熊罠にかかったところで右の肩口を撃ち抜き、動けなくなった所で 耳と鼻を削いだのちに首を掻き切ったように記憶してございます。 全て済みましてはたと我に返ると、登った太陽が沈むところでございました。 ほぅと一息つきまして、いざ父母の元へ旅立たんと喉に刀を立てた時、 ふと一つの考えがわたくしの脳裏を過りました。 『果たしてわたくしは、父母のもとへ行けるのでしょうか?』 視線を刃へ向け、それを持つ血みどろの手が目に入り、その先に転がる耳と鼻のない 人間の頭を見て初めて、わたくしの心が感情を取り戻しました。 背筋が凍りついたと申しましょうか、冷水を浴びせられたと申しましょうか。 あのような思いは、金輪際御免蒙りたいものでございます。 あら、そのようなお顔をなさるとは。わたくし、まことに心外でございます。 泉下の客となってまでひとりぼっちなのは、何方でもお嫌なものでございましょう? ……うふふふ。 長くなりましたが、そのような経緯でわたくしは我が父母がおわします 極楽へ赴くため、善行を積みながら旅している次第でございます。 先程は大変失礼いたしました、なにぶんこちらの文化には些か疎うございまして。 わたくし、まことに勝手ながら貴方様を大変気に入りました。 もし、貴方様がお許しくださいますなら、ぜひとも道中ご一緒させては いただけないでしょうか。わたくし、お役に立ってご覧に入れますわ。 うふふ。 |