タグ なべの季節 モジュール 昼卓の要求 fourwoodsGM |
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キャラクター名 メルニオ |
属性 真なる中立 |
プレイヤー名 なべの季節 |
最終更新 2020/11/23 21:21 |
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クラス/キャラクターレベル ウィザード/7lv |
信仰する神 アーバダー |
故郷 カタペシュ |
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種族 エルフ |
サイズ 中型 |
性別 男 |
年齢 133 |
身長 5'9" 177cm |
体重 125.55lb. 57kg |
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髪の色 金 |
瞳の色 碧 |
肌の色 褐色 |
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メモ欄 筋7(-4)敏12+2(2)耐15-2(7)知18+2(17)判12(2)魅7(-4) 適正クラスボーナス(ウィザード):HP4 言語:共通語,エルフ語,オーク語,ゴブリン語,天上語,森語,竜語,火界語,奈落語,アクロ語,水界語,風界語 派閥:交易者 能力成長:4lv耐久 |
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設定など | |
趣味が人間観察のエルフ。
人をイラつかせる才能に長ける。 〜〜〜 このメルニオというエルフは他者を引き付けてやまない美貌を台無しにする悪癖を持つ。 触り良さそうな褐色の肌と翡翠の輝きを持つ大きな瞳。 オシーリオンの強烈な日差しを受けても褪せることのない金の髪。 本来ならば人を引き付けて止まない美点となるこれらを、嘲り混じりの視線と人を不快にさせるにやにや笑い、人を人として思わず物として数える態度が、エルフという種族が持つ生来の美貌を持ってしても庇いきれぬほど彼の印象を損なっている。 メルニオ自身は人を好んでおり、特に短命種が短い人生の中で時にみせる爆発的な感情の発露には強く惹き付けられている。身内と見なした相手に対しては誠実であり、自分から裏切るようなことはないが、前述した態度もあり、それが相手に伝わることは稀である。 享楽的かつ楽観的な性格であり、並大抵のことではへこたれないしぶとい一面もある。 〜〜〜 森を出たメルニオは多くの人間を観察したいという思いから、長いエルフ生の生業として奴隷商を選んだ。 ガルーンド大陸東岸、黄金都市カタペシュ。 内海地域第2位の取引量を誇るここで、メルニオの商売は一定の成功を見せた。 奴隷に教育を施し、付加価値を高めた上でしかるべきところに収める。 時間と掛け金が必要であり、リスクの高い方法だがメルニオにはこれがあっていた。 荒野の村の口減らし、盗賊の戦利品、破産した同業人、訳有りの貴族崩れ。 奴隷の境遇はさまざまだが、皆一様に暗い顔をしていた。 それが教育により、確かな技術を身につけ、将来の不安を抱きながらも僅かに自信を滲ませるようになる。 感情と表情の移り変わる様はメルニオにとって娯楽でもあり、趣味と実益を両立した良い仕事だった。 メルニオ130歳の誕生日、充実した日々に転機が訪れた。 奴隷の買い付けを終え、社に戻ったメルニオはカタペシュの治安部隊 the Zephyr Guardの拘束を受ける。 罪状は商取引の意図的な妨害。 事実だ。しかしカタペシュでは誰もがやっていることでもあった。 看過できないのは官吏に突きつけられた罪状に明らかに内部の者にしか分からないはずの内容が含まれていること。 奴隷に墜ちたメルニオはその容姿からすぐに買い手がつき、船舶によって運ばれることになる。 遠く、アブサロムまでの船旅。観賞用の奴隷として買われたメルニオが労働力としてこき使われることは無かったが、さりとて何か出来ることがあるわけでもない。 ぼんやりと船に揺られる中、何故裏切られたのかを考える。 十分な給金は与えた、待遇に不満は無かったはずだ。 波間に答えは見つからず、すぐにやくたいもないことだと切り捨てた。 カタペシュでは誰もが這い上がろうともがいている。 隙があれば奪われるのは当然で、部下の野心を見抜けなかった己が間抜けだっただけのこと。 次は、上手くやるさ。 そう独りごつとメルニオは与えられた寝台へ戻った。 夜風は冷たく、星々の輝きは絶えることがない。 遠く、夜陰に浮かび上がるアブサロムは煌々と輝いている。 底なしの好奇心の果ては、まだ見えない。 その後、輸送される彼を救ったのは、皮肉にも奴隷商時代に散々手を焼いたグレイ・コルセアの解放部隊だった。 数奇な運命の巡り会わせか、解放者の中には以前にメルニオの奴隷だったものも居た。奴隷の中にメルニオを見つけた時の彼女の表情の移り変わりは、メルニオをいたく楽しませた。解放された彼は感謝を示すと、各地に隠した財産を協会に差し出し、協会の一員となるべく働きかけた。 メルニオ132歳の今日、最終試験を終えた彼は初の本格的な任務としてタルドールへ向かう。 華やかさとは無縁の片田舎に派遣されるとあっても、彼の口にはにやにやとした笑みが浮かんでいる。 次はどんな面白い人に出会えるだろうか。そう語っているかのようだった。 |