タグ モスクワPC 協会加盟PC 交易社 モスクワ協会PC |
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キャラクター名 守護霊:クレハ |
属性 中立にして善 |
プレイヤー名 モスクワ |
最終更新 2021/08/17 06:53 |
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クラス/キャラクターレベル 守護霊(憤怒)Lv9 |
信仰する神 ヤマツミ |
故郷 ミンカイ |
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種族 来訪者(守護霊) |
サイズ 中型 |
性別 女 |
年齢 14 |
身長 4'10" 148cm |
体重 92.51lb. 42kg |
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髪の色 黒と赤 |
瞳の色 金 |
肌の色 赤 |
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メモ欄 ■HD6 ■言語:共通語、地界語、火界語、水界語、風界語、天上語、ティエン語、アズラント語、地下共通語(会話)、森語(会話)、竜語(会話)、巨人語(会話) ■技能ランク:8pt+感情技能8pt(威圧+生存) ■視覚:暗視60ft ■能力値成長HD4時【耐久】+1 |
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設定など | |
いつも不機嫌そうな顔をしているチトクの守護霊。
鬼のような出で立ちの14〜5歳ほどの少女であり、威圧的だが面倒見のよい不良気質な人物。チトクがゆったりしているのに対して、彼女は喧嘩っ早く怒りっぽい。 【経歴】 クレハはある子宝に恵まれなかった夫婦が悪神にすら祈りを捧げたことで生を受けた鬼子だった。 歪な姿の子であったが両親は彼女を隠し育てた、けれどその日々は長くは続かなかった。村人に見つかり、村の祈祷師は鬼子は村に災いを齎すと言い、殺すか追い出すかしなくてはならないと言い放った。そして、両親は最低限の備えだけ彼女に渡すと精霊の森の近くに彼女を捨てた。 クレハは両親のことを恨んではいなかった、このまま彼女が村に残れば両親は村を出て行くことになるのは明白だった。窮屈な村の外に出られた事はむしろ幸いだと思うことにして、クレハは1人の生活を始めた。 精霊の森に程近い場所で生活を続け、たいそう腹をすかせた頃に彼女はある少年とであった。食べ物でも持っていたら脅して奪ってやろうと思っていたが、そのチトクと名乗る少年のあまりにも穏やかな人格に毒気を抜かれ、クレハは彼としばらく談笑し、二人で遊んだ。 そうして少年に彼を育てているのだというカミの元へと連れられ、数日振りの食事にありついた。初めて誰かと食事をしたクレハは人生で一番楽しい夕餉を味わった。 そしてそれから、いくどとなくその少年と遊んでは共に夕餉を囲んだ、その中でクレハは彼と友情を育み、季節が3度回るころにはそれはほのかな恋心に成長していた。 そして彼と初めて出会った日に贈り物しようと川辺で石を集めていると、二人の男女に声をかけられた、それは最初クレハがそれだとわからないほどに痩せこけた両親だった。 話によると村が飢饉になり、祈祷師が鬼子は凶兆ではなく吉兆だったと間違えたのだと両親に謝り、巫女としてクレハを連れ戻すよう両親に頼んだのだと言った。 そして両親は涙を流しながらクレハに謝った、彼女はチトクになんの言伝もなく姿を消すのは申し訳がないと感じながらも、村が繁栄し豊かになったら彼を村に呼ぼうと、2人で一緒に暮らそうと、そう思って両親についていった。 希望を胸に抱きながら村に帰ってクレハを待っていたのは歓迎の言葉でなく罵声と怒号だった。恐怖に戸惑い両親に救いを求めると、彼等はクレハを突き飛ばし、幼い子供の下へと走った。クレハを捨てた後にできた妹の下に。 そしてクレハは、村人達の手で嬲り殺しにされた。 殺されたクレハの怒りは凄まじく、その怨念は村を祟り、村の人々は皆死んだ。 自分が誰なのかもわからないほどに慟哭し死んですぐに訪れた少年のことすらも判別できないまま、ずっと彼女は村に残り続けた。 けれど、数十年の時が立った頃、背の高い僧侶が彼女の村を訪れた。 全てに憤りを覚え、憤怒に悶える彼女は彼に敵意を向けたが、その僧侶はただただ穏やかにそれを受け止めた。その感触に覚えがあった、その声には覚えがあった。 その背の高い僧侶は紛れもなくあの時の少年で、青年となった彼の声はクレハの怒りを静めた。 怨念を失ったクレハは、彼の元にあり続けることを願った。 もう二度と、彼の元を離れまいと。 |