タグ モスクワPC 協会加盟PC 白銀十字軍 モスクワ協会PC |
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キャラクター名 アリス・ドラクロワ |
属性 混沌にして中立 |
プレイヤー名 モスクワ |
最終更新 2022/05/09 17:09 |
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クラス/キャラクターレベル ウォープリースト(ギローナ)Lv2/ローグ(PU)Lv1 |
信仰する神 ギローナ |
故郷 ガルト |
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種族 人間(シェリアックス人) |
サイズ 中型 |
性別 女 |
年齢 17 |
身長 5'2" 158cm |
体重 105.72lb. 48kg |
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髪の色 黒 |
瞳の色 緑と金 |
肌の色 白 |
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メモ欄 ■祝福:4回 ■熱狂:3回 ■技能ランク:18pt ■言語:共通語、奈落語 ■#333376-21 |
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設定など | |
顔の半分を覆う火傷、充血して歪んだ瞳がその美しい相貌を崩すこの少女はギローナの祝福を強く受けている。善、道徳は全て自らの暗い自己を隠す欺瞞だと信じており、その仮面を砕くために真実を暴く。
皮肉屋で残酷だが、孤児院に預けている3歳になる娘レティシアのことをいつも気にかけており、子供には優しい。 -------------------- アリス・ドラクロワはガルト首都イサーンから南西に離れた宿場町で産まれた。 アンドーランの自由主義を愛する思想者だった彼女の両親は、コラン・ゴスに扇動されたガルト社会の中では無法者として扱われ、アリスが10を迎える前にグレイガーデナーにより処刑された。 残されたアリスは売春宿に引き取られ、月のものがくる頃にはすでに男の相手をしていた。政府に対する不満を抱く労働者達の行為は暴力的で生傷が絶えなかった。だが絶望的な日々の中でも幸福な時間はあった、それチャールズというアンドーラン人の相手をする時。 両親の友人だったと名乗る彼は、幼いアリスを無理に抱くことはなく、たびたび彼女に両親が愛したアンドーランの自由や、内海の華やかな町並みを語り聞かせた。男の話を賢明に聞くアリスのことを『愛すべき純粋な人』だと彼は囁いた。 ある日、チャールズは酷く落ち込んでいた、彼を慰めるためにアリスはその日初めてアンドーラン人に抱かれた。落ち着くと彼はベットの中でアリスに秘密を打ち明けた。彼はアンドーランのイーグルナイトで、任務のためにガルトを度々訪れていると。そして、賢い少女であるアリスに仕事を手伝って欲しいのだと彼は告げた。秘密を打ち明けられたこと、その信頼はアリスにとっては何よりも嬉しかった、迷うことなく彼女は自由のための戦いに身を捧げることを決めた。 それからアリスは売春婦としての技術を磨いた、愛らしく、そして愚かな少女だと相手に見せれば、素顔を隠すグレイガーデナーすらもその口は軽くなった。アリスはいくつもの情報をチャールズのために集め、その成果によりチャールズの地位は確かなものとなっていった。 正義への献身と彼への愛が募る中、アリスはチャールズの子を孕んだ。唯一、何の備えも彼だけはしていなかったから。その事をチャールズに告げると、彼は酷く喜んでくれた。そして、今の立場ならアリスをアンドーランに連れていける、3人で暮らそうと言ってくれた。しばらく準備のために姿を消すが、必ずアリスを迎えに来ると。 彼を待つ日々は間違いなくアリスの人生でもっとも幸福な時間だった。 けれど、彼との約束の日を心待ちにする彼女の元に現れたのはグレイガーデナーだった。スパイ行為の告発により監獄に連れて行かれる彼女を引きとめようとするものは誰もいなかった。 監獄で彼女を待っていたのは酷い拷問の日々だった、彼女の美しい顔は焼けた油で爛れ、爪は1枚も残らなかった。それでも、彼女は決してチャールズのことを話さなかった。彼が助けてくれると、信じていた。 だが、傷つき、壊れかけた彼女に手を伸ばしたのはギローナ信徒の老婆だった。老婆はチャールズがアリスを売ったのだと告げた。少女を利用して情報を得ていたなどと、同僚に知られるわけにはいかなかったから、全てをガルトの中で葬ろうとしたのだと。 アリスは信じなかった、全て老婆の嘘だと。しかし、そんなアリスに魔女は水晶を通して真実を見せつけた。輝く水晶の中で、チャールズが幸せそうに女と話していた、女は愛らしい子供を抱いていた。全てが真実だとアリスには理解できた、彼の表情は彼が2人きりの時にしか見せてくれなかったそれに似て、けれど見たことが無いほどに満たされた笑みを浮かべていたから。 アリスが狂ったように泣き叫ぶと、老婆は高笑いと共に迸る緑の炎になった。老婆はアリスの変りに復讐してやろうとアリスに告げ、牢獄も、宿場町も全てを燃やしていった。 全てが燃えた灰の街には老婆とアリスだけが残された、呆然とするアリスに老婆は手を差し伸べ『祝福を、憎むべき少女よ』と言った。今のアリスには世界の真実が見えていた、この世の善は全てまやかしであり、薄暗い本質の隠れ蓑にすぎないのだと。アリスは老婆に手をとろうとした。 だが、アリスが老婆の手をとる前に、白銀の大剣が老婆の手を切り裂いた。 リムニエリスのパラディンが町を焼いた炎を見て駆けつけたのだ、彼女が返す刃で老婆を滅ぼすのを見ながら、アリスの意識はまどろみに落ちた。 アリスが次に起きた時、その右目は異形のものとなっていた。 アリスがギローナに祝福されているのは明らかだった、だが少女の中にある罪なき命を奪うのはパラディンには躊躇われた。そしてアリスもまた、わが子を今だ強く愛していた、世界をどうしようもなく憎んでいたが、それでもわが子の幸福を願っていた。 結果として、パラディンはアリスを保護した、しかしギローナの信徒である彼女を子供と暮らさせるわけには行かなかった。その代わりに、彼女の所属する白銀十字軍で奉仕することで、子供の幸福を保証すると告げた。 アリスはそれを受け入れた、他の信徒の保護のもとではわが子は危険だし、なによりも今の彼女にとってその場所は都合がよいものだった。 今、彼女は白銀十字軍の一員としてパスファインダー協会で働いている。 薄っぺらな善の皮、その下にある汚れた核心を確かめるために。 |