タグ モスクワPC 協会加盟PC 暗黒保管局 モスクワ協会PC |
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キャラクター名 フランツィスカ・ロッゲンムーア |
属性 混沌にして中立 |
プレイヤー名 モスクワ |
最終更新 2022/08/15 17:39 |
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クラス/キャラクターレベル バーバリアン(ドレッドノート)Lv1/ウィッチ(Putrefactor)Lv3 |
信仰する神 グラウンダー |
故郷 ニアマサス |
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種族 人間 |
サイズ 中型 |
性別 女 |
年齢 21 |
身長 5'11" 182cm |
体重 158.59lb. 72kg |
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髪の色 茶色 |
瞳の色 赤 |
肌の色 褐色 |
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メモ欄 ■激怒:13R ■技能ランク:26pt ■言語:共通語、森語、奈落語、アクロ語、巨人語 ■名声/威信:2/4 ■#333376-23 ■能力値成長:Lv4【耐久】+1
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設定など | |
【概要】
フランツィスカ・ロッゲンムーア(Franziska・Roggenmoor)。 ファニー(fanny)という愛称で親しまれる彼女は、純朴な働き者の協会員だ。 誰に対しても親切で、仲間のことを家族のように大切にする心優しい女性だが、その一方で、敵対する者に対しては容赦が無い。彼女は疫病の神グラウンダーの信徒がゆえに失われる命への憐憫に欠けている、それが仲間や家族でない者のものならなお更に。 彼女の心において善良さと残酷さは地続きで両立している、彼女の優しさは善悪から来るものではないのだろう。 【背景】 ファニーはニアマサスの開拓村で生を受けた。 彼女の父は偉大な戦士であり開拓者だったが、若い折に受けた古傷からファニーが幼いうちに亡くなった。父が死ぬと、幼いファニーは意地悪な継母に育てられることになった。継母は、自分の血を継いで美しく成長する末妹だけを愛で、ファニーには愛情の一欠片も与えなかった。 継母はファニーを嫌うように過酷な労働を科した。ファニーはいつも硬い床で眠り、粗末な食事ばかり与えられ、病に苦しんでも労いはおろか罵声すら浴びせられた。それは躾の域を超えて、虐待と言っても差し支えないものだった。拷問にも近い仕打ちは、彼女を容姿を不格好で、不潔で、不気味なものに変えていった。そんな彼女の姿を見た村人たちは呪われている、と囁くようになった。いつしか村人の誰もが、ファニーを無視するようになった。 そしてある日、糸巻きをうっかり井戸に落とした彼女はそのことを継母に咎められ、自分で取ってくるように命じられた。ファニーに井戸に落とした糸巻きを取る方法などなかった、彼女は戒めを恐れて、あるいは自分の生に絶望して、井戸へと落ちると意識を失った。 ファニーが次に目覚めた時、彼女は暖かなベッドの上に居た。彼女を救ったのはロッゲンムッティと名乗る森に一人で暮らす蠱惑的なドライアドで、ファニーに暖かな食事を施した。ロッゲンムッティは体力が戻るまで森の小屋でファニーを介抱すると、最後に「これを食べて村に戻れば良いことがある」と、オレンジの木の実を彼女に食べさせて、村へと戻した。 村に戻っても継母も末妹も村人も誰一人として彼女の帰還を祝福しなかった。冷たい寝床と粗末な食事、つらく過酷な日々に戻っただけで、ファニーは暖かい森の小屋を恋しく思った。だが、ファニーはロッゲンムッティの言葉を信じて村に残った。 それから程なくして、ファニーは高熱にうなされはじめた。恐ろしい熱病が彼女を襲うと、それは流行り病となって村中に広まっていった。熱病が治まって、彼女の意識が戻った頃には、継母と末妹も村人たちも皆病に倒れ死んでいた。 すべてが終わった後、滅んだ村にロッゲンムッティが現れるとファニーを優しく抱擁した。グラウンダー信徒の邪悪な魔女だったロッゲンムッティはこの恐ろしい疫病に耐え生き残った―“グラウンダーの寵愛を受けた子供”―ファニーを、自分の愛娘として育てることに決めたのだ。 事実を知ったファニーの内に怒りや哀しみはなく、この日々から救ってくれたロッゲンムッティと病への感謝と親愛だけがあった。そうして彼女はロッゲンムッティの手を取り森の小屋で暮らしはじめた。 それからのファニーは新しい母からたっぷりの愛情を受けて育っていった。それは歪んでいたが確かな愛情を知った彼女は、健やかに、そして残酷に成長した。だが、穏やかな日々はロッゲンムッティの死によって幕を閉じた。この狂ったドライアドは寄生蟲や恐ろしい病のために自らの絆の木すら捧げており、ついに大木は腐り果て倒れたのだ。 腐った大木と屋敷を残して、またファニーは一人になった。深い愛情が彼女を強く育て、森の中でも一人で暮らすのに困ることはなかったが、暖かい記憶は孤独な日々に耐えがたい影を落としていた。 哀しく暗いものとなった彼女の生活を次に変えたのは、パスファインダー協会だった。孤独に森で暮らす少女を発見した協会員は彼女を保護した。この見知らぬ組織はファニーに親切で、その場所は彼女にとって新たな家族となった。 現在のファニーは協会を家族のように愛し、親切にしてくれた人々に尽くしている。 だが一方で疫病や害虫への愛情も忘れてはいない。それらは弱く愚かなくせに徒党を組む不要な者共に死をもたらす祝福なのだから。 |