故郷からの放逐

特徴：悪名高い
君の過去を知る者たちは、君を家から追い出したものの囁きの反面を語る。ある者には君に長逗留を許すだけの理由を与え、ある者にはそれが面倒であろうと仕事をこなすのに十分と思わせる示唆を与える。君が何らかの居住区にいるときはいつでも、少なくとも君の［生活水準］を満たすのに十分なものを常に見つけることができる。

独自性：壮健
亡命生活は身体に脅威をもたらした。君はとても頑丈で、めったに病気にかからない。
過去にアブナイ薬の売買を行っていた。

専門知識：商才
外から来た君にとって交渉は難度が高いが、同時に貴重な洞察力を与えてくれた。

希望：昔は昔だ。私はもっとうまくやれる。

絶望：私がもっと優れていれば、我が家は安全だったはずだ。

君には帰る場所がない。もはや存在しないかのように。それは君の一族が現実や想像上の理由で君を追い出したり、もしくは戻ったとしても面倒がかかるようにしたからかもしれない。君が出会う人は、何らかの理由で（たとえ詳細を知らなくても）君がもう家に帰れないことを知っている。他の者にとって君は畏怖なる存在で手の届く範囲にいることを好まず、側にいるならば君をなだめようとする。

旅行用外套

　

　

旅行用品

　

　

ベルト・ダガー

　

　

手作りのゲームのセット[ダイス]

　

　

レザージャーキン

　

　

単純武器

　

　

睡蓮白

20

3

ハグウィード

40

1

アセラス

30

2

パイプ草のポーチ（10回分）

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

【文化】
能力値上昇：【敏捷力】値が１点、任意の２つの能力値が１点ずつ上昇する。

冒険者年齢（16〜30）：森の民は通常16歳までには冒険者にならず、家族や民族のために引退するときに40歳を超えることはめったにない。

体格：森の民の多くは身長５〜６フィート。君のサイズ分類は中型である。

移動速度：君の基本的な歩行移動速度は30フィートである。抜け目ない森の知恵：君は〈生存〉技能に習熟している。

最初の［長所］：君が選んだ森の民の［文化の長所］を一つ得る。
・薬草学
この［長所］を選択したなら最初に［芳しき雑草］を学び、［幕間フェイズ］を学習に充てることで［毒消し］を取得することができる。
◇芳しき雑草
君が荒れ地にいるならば、効果の高い薬草を十分集めることができる。
君は１レベルの消耗の影響を無視できる。これは、レベルは消えないがペナルティを受けないことを意味する。例えば、３レベル消耗がある場合、２レベル消耗時のペナルティを課せられる。

【クラス】
Lv1：癒し手の技
学者レベルごとに１つの［治癒ダイス（2d8）］を持っている。
君がクリーチャーに触れることができる場合、アクションごとに１つの［治癒ダイス］を費やし、対象のヒットポイント最大値を上限として、即座に［2d8 +判断力修正値］を与えることができる。また、即座に治す代わりに、最低でも10分間、対象を寝かせ、傷を縛り、薬草と湿布で治療し、落ち着いた言葉を提供すれば、［1d8+習熟ボーナス+判断力修正値］になる。
あるいは［治癒ダイス］を使って１つの病気を治療したり、１つの毒を中和したり、１つの状態異常を除去することができる。状態異常は即座に取り除かれるが、毒や病気の場合、対象は大休憩を取っておく必要がある。
君がこの能力を最初に習得したときに治療できる状態異常の種類は〔恐怖〕〔麻痺〕〔朦朧〕〔気絶〕に限られる。より高いレベルでは別の状態を治すことができるようになるが、それはこの後に説明する。

Lv1：遠方からの報せ
冒険の各段階の初めに、または［聖域］で過ごした後に、ロアマスターは荒れ地の国のどこかで起こる重要な出来事の１つまたは２つを知らせるべきである。
学者は常にすべてを知っており、ロアマスターは定期的に適切な受動能力値に基づいて噂や情報を提供する必要がある。
その上で人物や場所、出来事など、情報の内容をより明確にするために能力値判定を行う。これらの判定を行うとき、冒険フェイズごとに一度、＋５を加えることができる。

Lv2：叡智への道
第２レベルでは、〈医術〉と１つの技能の習熟、または薬草と薬草キットの習熟のどちらかを選択すること。選択したものを使用する能力値判定では、君の習熟ボーナスは倍増する。
新たな技能を習熟したときに、この２倍ボーナスをそちらに移すことで、君の研究の変化を反映させられる。

【サブクラス：癒しの徒】
Lv3〜：癒しの技の伝承
発見１：癒しの薬草
［癒し手の技］を使用するとき、対象が病気や毒からの回復に必要な大休憩を、小休息に代える。
薬草を使用する場合、通常の効果の代わりにこれらを適用すること。

・ アセラス：君の学者レベルに等しい数の生物から［消耗レベル］を取り除く蒸気雲を作り出す。
・ ハグウィード：［１シャドウポイント］を治す。［癒しの徒］は１年ごとに１つのシャドウポイントのみを治すことができる。
・ 金鳳花（キンポウゲ）：毒を引き出し、毒が引き起こしたあらゆる損傷を治癒する。
・ 蒲の穂：睡眠や食べ物を必要とせず３日間起きたまま意識を保てる。効果が終了すると、服薬したプレイヤーヒーローは２段階の消耗を得る。
・ 闇の棘：これは生き物の香りを完全に隠すもので、３日間の敏捷力〈隠密〉判定に有利を与える。
・ 睡蓮：このケーキは活力を漲らせ、１人に大休憩を取ったのと同じだけの復活を与える。甘く煮詰めた場合、赤い睡蓮は強烈な悪臭を放つ液体になる。この使用法を知る者は稀で、服薬したプレイヤーヒーローに１時間の間、攻撃とダメージのロールに+2のボーナスを与える一方で、［赤い怒り］と［１シャドウポイント］を生み出す（詳しくは『第９章：闇』参照）。