一人称：ボク
二人称：君、あなた
三人称：あの人、アイツ、名前呼び捨て

●台詞例
「ボクはレムス。レムスロギア・ヴァルファーレ。義賊グラディウスの子、鍛冶屋アーノルドの作品の一つ。仲良くしましょう」

「君を泣かせる奴は誰です？　教えてくださいよ。君の涙と、そいつの息の根を止めてあげます」

「え？　ボクが男か女かですって？　そんなに気になるなら、教えてあげないことにしますよ」

「勿論覚えてますよ、あなたのことは。去年の花の月、下弦の夜、中満の酒場での会話の中で――」「親父を馬鹿にしたな？」

「馬鹿に付ける薬はありませんが、毒だったら幾らでもあるんですよ。……ところで緑と紫、どっちが好きです？」

「え〜〜っ、ごめんなさい、ボク子供だから分からなくて……」

「こう見えてもとっくに成人してるんですよ。子ども扱いしないでください」（大嘘）


●アーノルドの養子
君は鍛冶師 アーノルドに拾われた元犯罪者または身寄りのない浮浪児だ。アーノルドは頑固ながらも人にチャンスを与える意気込みは非常に高く、君も彼に強引に更生された一人である。君はこの物語を始めることとなる重要なNPCであるアティスとは兄弟同然の関係であるかもしれない。
今は鍛冶場に滞在し、もしかするとアーノルドの素材調達や裏社会のコネを使って鍛冶場とアティスを見守る仕事をしているかもしれない。

実父、グラディウス・ヴァルファーレは有名な義賊であり冒険者だった。十五年前の邪竜退治にも参加したが、結果的には街を蹂躙され、賢者エーウィスの犠牲を以てでしか邪竜は退けられなかった。その無力感、そして人々から向けられた失望の目線から酒に溺れるようになり、嘗ての名声も地に落ちていった。
レムスが物心ついた頃には、父は既に飲んだくれの無職同然だったが、同時に強い正義感の持ち主でもあり、レムスにとっての模範だった。

ある時にグラディウスは行動を起こし、「暴君の灯」と呼ばれるいわくつきの宝玉を古代遺跡から盗み出す。幼きレムスは、この宝玉こそが父の名声を取り戻し、彼を嘗ての英雄に戻してくれると確信していたが、程なくして父は何者かに毒殺されてしまう。更に、「暴君の灯」もいずこかへと消えていた。

一人残されたレムスはやけっぱちでグレてしまい、様々な盗みを働くも、アーノルドに捕まってしまう。そして彼に激しい説教を喰らい、紆余曲折を経て養子となった。

一見リアリストな皮肉屋だが、その実情に厚く、熱くなりやすい。

二人の父。
彼らの誇りを穢す者は赦さない。
そして、彼らの誇りを背負っていることを常に意識して行動する。

�@実父・グラディウスが最後に手に入れたお宝、「暴君の灯」。今でも行方を追っている。
その所有者は、父殺しの犯人について何か知っているかもしれない。或いは、父を殺した犯人自身かもしれない。

�A同じ義父・アーノルドに育てられた、義理の弟のアティス。ちょいちょいおちょくっているが、その実とても大切に思っている。

大切な人を馬鹿にする者は許さない。たとえその場では一見引き下がったように見えたとしても、どこまでも執念深く侮辱を記憶にとどめ、最終的には相手が許しを請うまでこっぴどく痛みつける。

・好物はチーズと干し肉とビール。
酒場で頼んで「未成年だ」と指摘されようものなら、「ハーフリングだからそう見えるだけで、自分はとっくに成人している」と言い張って飲みまくる。
普通に未成年である。
他にも色々、場面に応じて大人のふりをしたり、子供キャラで貫き通したりする。

・性別は不明。整った顔の少年なのか、ボーイッシュな少女なのか、誰にもわからない。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

Poisoner特技習得