浮浪児

豚のように喰い、礼儀作法も心得ない。
身体を洗うのが嫌いだ。

好むもの：社会の承認、うまい飯、母
恐れるもの：尊厳の喪失、出生の秘密

慈しみ深く、誇り高くあれ。

エメラルドの体毛のネズミ（ビンタ）

▼後ろ暗い秘密
彼が妹と呼び、心をゆるしているエメラルド色のネズミ。
これはもともととある魔術師のもとで実験台となっていたのだが（おそらく特別な体質があるのだが、それがなにかは知らない）、その扱いに義憤をおぼえた彼が、魔術師を殺して奪いとったのだ。
彼はその後ろ暗さを忘れつつあるが、これは彼が「力によって奪いとった」最初の成果である。

自分が軽く扱われたことは、永遠に忘れない。目には見えなくても、グルームシュの怒りは燃え続けている。

ちょっと太ったハーフオークのごろつき少年。普段はギルドから窃盗などの仕事を請け負っている。

ブッタはもともとオークの酋長によって囚われた女奴隷のもとに生まれた。
オークの血筋ゆえの異貌と、貧民街では白眼視される大飯喰らい。そして少しトロいかんじで、周囲の人間たちになじめず、いじめられて育った。
オークの膂力からなる腕っ節はなかなかのものだが、それもこれまでまっとうに評価されることはなかった。

母はオーク王のもとを脱走したあとは、バルダーズ・ゲートの路地裏で娼婦をはじめ、そこが彼の出生の地となった。
そんな悲惨な育ちとは裏腹に、本人の気性は心優しく善良。母の言うとおり「慈しみ深く、誇り高くあれ」を愚直に守ろうとしてきた。
そして同時に母は父について「偉大なオークの王だった。おまえは王子なのだ」と語り聞かせた。
父にとって彼女は奴隷にすぎなかったはずだが、そうやって過去を正当化しなくては、彼女は今の境遇に耐えることができなかったのだろう……。
ゆえにブッタは父は厳しくも公正な王として、オーク部族を率いているはずだと理想化し、心の慰めとしている。

そしてブッタの心の奥底には、ずっとグルームシュの囁きが……強者として自由気ままに振る舞い、その享楽に酔いたいという衝動がある。
そしてずっと閉じ込めてきた、自分と母を虐げてきた人間社会への不満は、今も煮えたぎっている。

ブッタはずっと弱者だった。
しかし成長を遂げた肉体は、ヒューマンたちには想像もつかない強靱さを手に入れつつある。
もし彼が自分が強者であることに気がつき、人家社会もオーク社会も自分を受け入れないと気づいたとき、もはやこれまでのように温厚には振る舞わないだろう。

ハーフオークは14歳で成人のはずだが、今もまだ背が伸びている。

ショートソード（銀化）

2

2

レザー・アーマー

10

1

ダガー

2

2

盗賊道具

1

1

チェイン・シャツ

20

1

ハンド・クロスボウ

3

1

　

　

　

背負い袋

5

1

小さな金属球1000個入りの袋

2

1

10フィートの細ヒモ

0

1

ベル

0

1

ろうそく5本

0

1

かなてこ

5

1

金槌

3

1

ピトン

0.25

10

覆い付きランタン

2

1

油

1

2

保存食

1

5

火口箱

1

1

水袋

5

1

麻のロープ50フィート

10

1

　

　

　

小ぶりのナイフ

1

1

バルダーズ・ゲートの地図

1

1

ペットのマウス

1

1

親の思い出の品

1

1

普通の服

1

1

ベルトポーチ

1

1

　

　

　

ウェポン・オヴ・ウォーニング（ショートソード）

1

1

　

　

　

変装用具

3

1

ミスラル・アーマー（ハーフ・プレート）

40

1

ポーション・オヴ・グレーターヒーリング

2

1

ポーション・オヴ・ヒーリング

1

1

ウイングド・ブーツ

1

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

▼ハーフオーク
《暗視》：60フィートまでの距離を一段階明るく白黒で視認できる。

《ハーフオークのしぶとさ》：君のhpが0になって即死しないなら、即座にhp1となる。大休憩で再使用可能になる。

《猛攻》：近接武器攻撃でクリティカル・ヒットを与えたなら、その武器のダメージ・ダイスを1つロールし、その結果を追加ダメージにする。

▼浮浪児
《街の秘密》：戦闘中でないとき、同一都市内の任意の地点から任意の地点への移動を、2倍の速度で行える。

《バルダーズ・ゲート：市内ガイド会とのコネ》：市内ガイド会とつながりがある。

▼ローグ7
《習熟強化》：君の得ている技能習熟および盗賊道具習熟から2つを選んで、習熟ボーナスを倍にする（運動、隠密、知覚、盗賊道具）。

《急所攻撃》：1ターンに1回、君が攻撃ロールに有利を得た攻撃でヒットを与えたクリーチャー1体に対して、追加で1d6ダメージ（ローグレベルで変動）を与える。ただし妙技必須。
　有利を得ていなくても以下の条件すべてを満たしているなら使用できる。
・君以外の目標クリーチャーから5フィート以内にいる。
・目標クリーチャーにとっての敵が無力状態でない。
・君が攻撃ロールに不利を得ていない。

《盗賊の符丁》：符丁が使える。

《巧妙なアクション》：戦闘において君のターンごとに1回のボーナス・アクションをとれる。隠れ身、早足、離脱のいずれかを行える。

《習熟追加》：調毒道具と変装用具の習熟を得る。

《暗殺術》：この戦闘においてまだ自分のターンを行っていないクリーチャーに対する攻撃に常に有利を得る。
　不意をうたれたクリーチャーに君がヒットを与えたなら、そのヒットは常にクリティカルになる。

《能力値上昇》：筋力+2

《直感回避》君が見える者が君を攻撃してヒットを与えたなら、君はリアクションを用いてその攻撃の君に対するダメージを半分にすることができる。

《身かわし》君が【敏捷力】セーヴに成功すれば半分のダメージですむような効果にさらされたとき、成功すれば一切ダメージを受けず、失敗しても半分のダメージですむ。

▼ファイター6
《戦闘スタイル：二刀流》：二刀流でもダメージに能力修正値を足せる。

《底力》：君のターンに1回のボーナスを用いて（1d10+ファイターレベル）のhpを回復できる。小休憩で再使用可能になる。

《怒濤のアクション》：自分のターンに追加のアクションを行える。小休憩か大休憩で再使用可能。17レベル以降、2回使用可能になる。

《クリティカル率上昇》：キミの武器攻撃はダイス目が19、20でクリティカル・ヒットとなる。

《能力値上昇》：筋力+1、敏捷力+1

《追加攻撃》：自分のターンに攻撃アクションをとるたびに計2回の攻撃を行える。

▼そのほか
メフィストフェレスの加護：敏捷力+1

強運：君は3点の幸運点をもっている。

君が攻撃ロール、能力値判定、セーヴのいずれかの判定を行うとき、いつでも幸運点1点を消費すて、1d20をロールできる。幸運点の使用は、元の目を見てから決定できる。その判定で元の目と追加の目、どちらか好きなほうを採用できる。

君に対して行われる攻撃ロールに対しても、幸運点を使用できる。
その場合、君は1d20をロールし、その結果と攻撃者のだした目と、どちらを採用するか決定できる。

1つのロールの結果に対し、2人以上が幸運点を使用した場合相殺される。

消費した幸運点は大休憩で回復できる。

いさおしの恵み：ポーション・オヴ・ヒロイズムの効果を得る。一度使うと消える。