民衆英雄
技能習熟：<生存>、<動物使い>
道具習熟：鍛冶道具、ライディング・ホース

英雄になったきっかけ
森に取り残された幼子を救うために獣の群れを撃退した。

困っている人を見ると助けずにはいられない。
考え事は他人に任せて行動に突き進む。

敬意。人はみな尊厳と敬意をもって扱われるべきだ。

自分の身を守れない弱い者のために戦う。

人生を最大限楽しむには、用心などしているひまはないと思っている。

ある田舎の農村の鍛冶師の娘に生まれ、幼い頃から冒険と華々しい怪物退治の物語に憧れていた。鍋の補修や包丁の研ぎ直し、農具の手入れだけをやっているような人生、或いはその妻になって育児や家事だけをやっているような人生は嫌だ、と暇を見つけては家に転がっている金属くずや木の棒を持ちだして振り回す日々を過ごしていたのだが、そんなある日彼女の住む村に大きな獣の群れがやってきた。

狩人でも躊躇するような獣の大群が発見されたとの知らせに、村は防備を固めて近くの街へ衛兵を呼びに行ったのだが、折しもその時、運悪く森へ遊びに出ていた子供たちが村に帰っていなかった。

日も暮れようかという時分、もはやその子等は諦める他ないと大人たちが結論づける中、彼女は無謀にも自分が振り回していた金属くずを引っ掴んで村を飛び出し、夕暮れの森を駆け抜け、そして見事子供たちを守り通して獣の群れを追い払った。

夜更けに村へ子供たちを連れて帰り、ボロボロになりながらも満足そうに笑う彼女に父は怒り、母は呆れ、最終的に彼女が家を出て冒険の旅に出ることを承諾し、かくして彼女は冒険者となった。

チェイン・メイル

55

1

ウォー・ピック

2

1

シールド

6

1

ハンドアックス

2

2

鍛冶道具

8

1

シャベル

　

　

鉄なべ

　

　

普通の服

　

　

ベルトポーチ

　

　

ダガー

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

探検家パック

　

　

　背負い袋

5

1

　かなてこ

5

1

　金槌

3

1

　ピトン

0.25

10

　たいまつ

1

10

　ほくち箱

1

1

　保存食

2

10

　水袋（中身入り）

1

5

　麻のロープ50ft

10

1

背景：民衆英雄

・民衆の支持
民衆の中から出た君は、民衆にたやすく溶け込める。君は隠れ、休み、力を取り戻す場所を民衆の間に見出すことができる（ただし君自身が民衆にとって危険なふるまいをしたなら話は別だ）。民は君を法律からも、そのほか君を探す何者からも、かばい、かくまってくれる。だが彼らとて、君のために自分の命を危険にさらそうとはしない。


ヒューマンの特徴

・能力値上昇
2種類の別々の能力値 (君が選択する) が1ずつ上昇する。
・技能
任意の1つの技能に習熟する。<知覚>
・特技
任意の1つの特技を得る。

守護戦士
君は敵の守りの隙を見逃さず、そこに乗じる技を心得ており、以下の利益を得る：
・君がクリーチャーに機会攻撃をヒットさせたなら、以降そのクリーチャーのターン中、そのクリーチャーの移動速度は0になる。
・君の間合いから離れるクリーチャーは、たとえ”離脱”アクションをとっていても君からの機会攻撃を誘発する。
・君から5フィート以内にいるクリーチャーが君以外の目標に対して攻撃を行ったならば（かつ、その目標がこの特技を取得していないならば）、君は自分のリアクションを用いてその攻撃を行ったクリーチャーに対し1回の近接武器攻撃を行うことができる。


ファイター

・戦闘スタイル
防御
　鎧を着ているならばACに+1のボーナスを得る。

・底力
　君は持久力の泉（ただし有限）を有しており、危機を逃れるために泉から力をくみあげることができる。すなわち、君は君自身のターンに、1回のボーナス・アクションを用いて、（1d10+ファイター・レベル）のヒット・ポイントを回復できる。
　この特徴はひとたび使用したなら、小休憩または大休憩を終了するまでは、再び使用することはできない。

・怒涛のアクション
　2レベル以降、君は短時間だけ通常の限界を超えて活動できるようになる。君は自分のターンにおいて、通常のアクション（と、場合によって許される1回のボーナス・アクション）に加えて、さらに追加で1回のアクションを行える。
　この特徴はひとたび使用したなら、小休憩または大休憩を終了するまでは、再び使用することはできない。17レベル以降、君はこの特徴を次の休憩までの間に2回使用できるようになるが、それでも1ターンに1回しか使用できない。


・戦士の類型

バトル・マスター

卓越の戦士
　3Lvでこの型を選択した時点で、君はさまざまな戦技を修得する。戦技に力を与えるのは、”戦技ダイス”と呼ばれる特殊なダイスである。

　戦技：君は3つの戦技を選択して習得する。戦技の詳細は後の『戦技』の項を参照。戦技の多くは何らかの形で攻撃を強化するものである。1回の攻撃には1種類の戦技しか使用できない。
　君は7,10,15レベルの時点でそれぞれ2つの戦技を追加で習得する。この”新しく戦技を2つ習得する”時期が来るたびに、君はこれに加えて習得済みの戦技を1つ、別の戦技と入れ替えることもできる。

　戦技ダイス：君は4つの戦技ダイスを有する。戦技ダイスはd8である。君が戦技ダイスを使用すると、そのダイスは消費されてなくなってしまう。消費された戦技ダイスは、君が小休憩または大休憩を終了した時点ですべて回復する。
　君は7レベルでもう1つ、15レベルでさらに1つの戦技ダイスを得る。

　セーヴィング・スロー：戦技の中には、目標が戦技の効果に抵抗するためにセーヴィング・スローを行わなければならないものがある。セーヴィング・スローの難易度は以下の通り。
　戦技のセーヴ難易度=8+習熟ボーナス+筋力/敏捷修正値

[戦技一覧]
ゴ―ディング・アタック/挑発攻撃
　君はクリーチャーに武器攻撃をヒットさせたとき、戦技ダイスを1個消費して、敵を挑発し君を攻撃させようと試みることができる。その攻撃のダメージ・ロールには戦技ダイスが加算され、かつ目標は【判断力】セーヴィング・スローを行わなければならない。セーヴに失敗したなら目標は、次の君のターンの終了時まで、”君以外の目標”に対する攻撃ロールには常に不利を受ける。

メナシング・アタック/威嚇攻撃
　君はクリーチャーに武器攻撃をヒットさせたとき、戦技ダイスを1個消費して、目標の士気をくじこうとすることができる。その攻撃のダメージ・ロールには戦技ダイスが加算され、かつ目標は【判断力】セーヴィング・スローを行わなければならない。セーヴに失敗したなら目標は、次の君のターンの終了時まで、君に対して恐怖状態となる。

ディサーミング・アタック/武器落とし攻撃
　君はクリーチャーに武器攻撃をヒットさせたとき、戦技ダイスを1個消費して、相手が手に持っているアイテムのうち1つを選択してこれを取り落とさせ、相手の武装を解除することができる。その攻撃のダメージ・ロールには戦技ダイスが加算され、かつ目標は【筋力】セーヴィング・スローを行わねばならない。セーヴに失敗したなら目標は君の選択した物体を落とす。その物体は目標の足元に落ちる。


戦人のたしなみ
　3レベルの時点で、君は任意の1種類の職人道具に習熟を得る。