芸人――流しのシタール弾き。唄はつけず、演奏のみで聴かせるスタイル。

ひどくロマンチックで、いつも“たったひとりの特別なひと”を探している

人々――私が芸をすると、人々が気持ちよく笑ってくれる。それこそが大事なのだ。

私は旧い物語のひとりの英雄を理想としており、己の行為をその人物と比べて自ら省みる。

悪気はないのだが、結果的に友人の助けにならないことがよくある。

或る次元の或る森に、或る闇の祭祀の一族があった。
奈落の蜘蛛神を崇め、その邪智暴虐にすべてを捧げる。悍ましきものどもである。
“朽ちたる月の”ヴァイクェンツァはその裔であり、次代の司祭となるべく育てられた。熱心、敬虔、篤信。そういった言葉が似合う男であった。
誰もが――ヴァイクェンツァ自身も――彼は最高の指導者になるであろう、そう信じていた。

しかし、そうはならなかった。
或る時、彼の元に一束の小編が舞い込んできた。それは異なる次元、異なる時代、されど同じドラウの英雄の活躍を記した物語であった。
ドラウにあってただひとり善なる心を持った男――その苦悩、その葛藤、その覚悟。なんと凄絶な生き様か――人は、ドラウは、このようにも生きることができるのか。
ヴァイクェンツァはその物語に夢中になった。他のドラウに見つからぬよう、秘儀や試練の合間に隠れて読み耽った。何度も、何度も。羊皮紙が擦り切れても、何度も。
そうして或る時、ヴァイクェンツァの心には“灯”が点った。
「自分もこうありたい」
そう思った次の瞬間、“朽ちたる月の”ヴァイクェンツァの姿はその次元から消失していた。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
信仰を捨てよ
ただ旅をせよ
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

“月も墜ちたる”ヴァイクェンツァはアンバスティ家の食客である。
領下の街でシタールを弾いていたところを領主であるガストーラ卿に気に入られ、以来世話になっている（実際は、芸の腕よりもエルフとしての野伏の技を期待されてのものだ）
彼自身もガストーラを主と慕い、愛と勇気を謳い粉骨砕身する気概でいる。
この地は戦乱の機運にあり、ヴァイクェンツァもそれに巻き込まれるは必定である。
彼はいつか読んだ物語の如くに、生きることができるだろうか――

スケイルメイル

　

1

ショートソード

　

2

地下探検家パック

　

1

ロングボウ

　

1

アロー

　

120

盾

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

保存食

　

10

　

　

　

楽器

　

1

崇拝者からの好意のしるし

　

1

舞台衣装

　

1

ベルトポーチ

　

1

　

　

　

海で行方不明になった船の旗

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

----エルフ/ドラウ----
上級暗視（120ft）
　薄暗い→明るい/暗闇→薄暗い

鋭敏感覚
　＜知覚＞に習熟

フェイの血筋
　魅了効果のSvに有利
　魔法での睡眠無効

トランス
　4hで大休憩可能

日光過敏
　直射日光下では＜知覚＞と攻撃ロールに不利

ドラウ魔法
　ダンシング・ライツ取得

ドラウの武器訓練
　習熟参照

----レンジャー----
巧妙な探検家
　習熟している技能ひとつの習熟B2倍
言語2つに習熟

得意な仇敵　2回/大休憩
　攻撃ロールヒット時宣言→以降、各ターンで自分がその敵に与えるダメージに+1d4（持続：1分or精神集中）

弓術
　遠隔武器での攻撃ロール+2

呪文発動
　
ポータル感知

次元戦士
　ボーナスアクションで宣言→このターンで初めて行う武器攻撃のダメージ+1d8、［力場］に変更


----芸人----
持ち芸：楽器演奏、軽業、踊り

人気者
　いつでも芸をする場所を見つけられ、無料で宿泊し食事を得ることができる。
　また、芸をしたことがある街では、見知らぬ人が自分に気づいて好意をしめすことがよくある。

ダンシング・ライツ

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ハンターズ・マーク

エンタングル

プロテクションfromE&G

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

サイレンス