ハルバードはオルゾフ組からの仕事用支給品であり業務外の時は所持していない。
突撃攻撃が可能

オルゾフに借金で服従させられている私兵

未亡人であり、
夫を失ったショックから精神が退行している。

ただ一人愛した男性、またはそのスピリット。

亡き夫の上司だったラクドスのデーモンが今も気遣ってくれる。

オルゾフ組に命を担保にした借金をしている。

特徴：夫のスピリットゴースト
　亡き夫のスピリットが常に付いて回る、その存在だけが彼女を正気の世界に留める。
　彼には自由意志があり彼女を今でも愛して側を離れないが会話も戦闘参加も出来ない。

特徴：莫大な借金
　夫のスピリットを買う為に尋常じゃない額の借金をオルゾフ組に背負わされている。
　その為に彼女はオルゾフの私兵として最前線の鉄火場に立たされ、時に名誉が微塵もない不道徳な殺害すらやらねばならない。

特徴：精神退行
　彼女の精神年齢は夫の死により激しく退行しており。
　あらゆる知的な行動にマイナスの補正が入る、意思疎通時は幼い子供に接する様にすると有効。
　一方でそれにより自分の不道徳への罪悪感を逃がす事が出来る。

・喪服

　

　

・オルゾフの印章

　

　

・トマホークボックス

　

　

・赤と黒の小洒落たベルトポーチ

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

＝見た目＝

3Mの黒鹿毛、黒い喪服、黒い前髪おかっぱロングストレート。
目の色は赤色、精神退行の所為も有りとても童顔に見える。
イラスト提供：月星翠香(@_8RION)様

＝来歴＝

彼女はありふれた女性である。

普通の家庭に生まれ、ケンタウルス基準で普通に育ち、そして適齢期になると結婚した。

彼女はありふれた女性”だった”。

夫はラクドスの武器商人で、それに絡む因縁で殺されたのだ。
結婚から三年目に突然夫を奪われた彼女は暴走した、とことんまで暴れ回り大量のウォジェクを負傷させボロス軍に捕縛された。

その後すぐに釈放された彼女は自暴自棄になり暴力と泥酔のるつぼで精神を壊していった。

そんなある日、オルゾフの者が現れた。
彼は一人のスピリットを連れていた、喋る事も出来ないスピリット。
だが彼女には、彼女にだけはそれが最愛の夫だと確信出来た。

オルゾフの者は言った、『その力を我々の為に振るえば彼とずっと一緒に居られる』。

それ以来、彼女はオルゾフの為に多くの流血を起こしている。

＝細かい経緯＝

彼女の旦那様の生前の種族は人間であり、大量生産の武器を下流に流している死の商人(営業部)である。
だが一方で彼女の前では誠実で心優しい家庭人であった。

そして彼が殺されたのは価格交渉が決裂した一般客の腹いせだった。
犯人は門無しで、犯行理由を「価格交渉の決裂への激情」と供述した。

それが却って彼女が特定の対象への憎しみで自己を保つ事を困難とし、
彼女は現在「子供になる」と言う方法で逃避している。

ご実家両家は彼女の借金の余りの額に即決で彼女と絶縁した。

余談だがこんな風になる前の彼女は、
ケンタウルス並には力強く粗暴で年齢並に未熟だが、
どこにでも居るごく普通の奥さんをしていた。

息子が一人居るが精神を病んで育てられなくなってからは実実家で暮らしている。
借金まみれな上に母親が出来ない自分とは関わらない方が良いと彼女も考えている。

＝財産＝

彼女の持つ小洒落たベルトポーチは元々は夫が仕事用で使っていた品。
まさに死の瞬間まで夫が持っていた遺品であり、未亡人である彼女にとっては心から大切な品である。

ラクドス教徒が多く住む地区に持ち家を持っている、夫との思い出に満ちた家である。
その家にある夫の商品荷馬車は彼女が何度も漕いだ思い出の物で今でも大事に整備されている。

＝旦那様について＝

キリク・バース

種族：人間

彼は俗な言葉で言うと【営業サラリマン】である。
ラクドス教の工業物の中で特筆する事のない出来の武器を商いしていた。

彼が中年になった頃、上司のデーモンは言った
『お前も下働きじゃない一端の営業マンなんだから嫁ぐらい取りなさい！』
一言で言うとモラハラである、
若くて身分が低い内に結婚するとやいのやいの言われるのに、中年になって来ると今度は結婚してない方がいろいろ言われるのがサラリマンの哀愁なのだ。

結果上司のデーモンによってお見合いをする事になった。

だが驚いた！相手は3メートルのケンタウルス！！
上司のデーモンが遊んでるのはすぐ分かった。
だがこの男もラクドス教徒である、『人間なのに3メートルのケンタウロスが嫁って…”おいしくない？ラクドス的な意味で！”』
と思ったら自分を抑える事が出来なかった。あれよあれよという間に結婚していた。

しかし結婚してみると幼な妻は従順だし荷物馬車は運んでくれるし愛着が強くなりかなりの嫁バカになっていた。

その後長男を授かり、全てが順風満帆だった彼だが…
価格交渉の決裂した下流市民から衝動的な暴行を受け死亡、享年41歳。

だが人生何が幸いするか分からない物で、妻の戦闘力に興味を持ったオルゾフによりあるかないか分からないぐらいの微額のツケみたいなのを高額借金にでっち上げられスピリット化され。
意図的に対話能力を全て奪われた状態ではあるものの妻とそれでも連れ添う事が出来た。

今の彼は自分の存在だけが妻の最後の柱である事を理解し、決して彼女の側を離れない。

＝背景引用＝

マジック：ザ・ギャザリング　Magic: The Gathering
ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社　Wizards of the Coast LLC

カード名：神無き祭殿　Godless Shrine
収録：ギルドパクト　Guildpact
アーティスト：Rob Alexander