浮浪児(男娼

そのため色々と名前がある。
普段使ってる、母が付けた名前はアルバート。
源氏名はネージュ。
王族としての名前はマティアス・ハーディラック。
暗殺者として使ってたコードネーム的なサムシングはK。

基本的に掴み所のない皮肉屋。

自分、金

マリーシェばあちゃん

黒の国、スラム街

偉そうに見下してくるヤツには嫌悪感を多少なりも隠せない。
王族や王に仕える者なんてもってのほか。
素肌を見られること。腰元に丸くて小さな火傷痕や体にアザの痕がある。
皮肉の通じない人間が居るとたじたじになってしまう。
甘やかされること。甘やかされたことがないため、どうしたらいいかわからなくなる。

マリーシェを祖母のように慕っている。
彼女への情がどうしても捨てられない。

彼は黒の国の王と、とある娼婦の子として産まれた。
その娼婦は計算高く、性に奔放だった黒の国の王に取り入って子を作れば、王宮に入るなり金を貰うなりしていい暮らしが出来る様になるのではと考えた。
そしてまんまと王と閨に入り、彼を産み落とした。

だが所詮娼婦、所詮は何十人を超える王の子の1人、その子供は見向きも認知もされず、忘れられていった。

とんでもない計算違いだ、こんなことならこんなお荷物のガキ、作るんじゃなかったと次第に彼を疎ましく思い、暴力を振るい、虐げた。

そんな環境とこの国が、彼を育てた。
彼を産んだ女は、彼が10になった頃に死んだ。最後まで恨み言を残したのか、それとも懺悔したのかはナイショの話。


成長していくにつれ、売れっ子だった母親譲りの顔は更に磨きがかかり、性別を問わず他者を虜にした。
1人で盗み、謀り、殺し、壊し、時に母親の真似事をしてその日その日を生きてきた。
だって自分を産んだ母も、作った父も、自分のことを愛していなかったし、必要としていなかった。

だから、急に自分を頼ってきた王宮の連中なんて殺してやりたいのさ。


だけれど、とある日に、どっかの騎士様が俺を迎えに来た。
拒否した俺を無理矢理引きずってって、どこぞのばあさんの前に突き出された。

そのばあさんは、俺のことを孫みたいに扱った。
風呂に突っ込んで、綺麗な服を着せて、あったかい飯を食わせて、小遣いを握らせて、俺の力を使いたいと言った。

無闇矢鱈と人斬りナイフのように暴れるんじゃなく、わたくしの為に使ってくれるかしら、坊や、と。

自分を産んだ母からも、作った父すらも必要としなかった俺を必要としてくれた人だから、たまに入り浸ったっていいだろ。ちょっと何かちょろまかしたっていいよな。

だってここ、妙に居心地がいいんだからよ。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

エルフの特徴

暗視：色はわからないけど白黒の濃淡はわかる
鋭敏感覚：知覚技能に習熟
フェイの血筋：魅了状態をもたらす効果に対するセーヴィング・スローに有利を得る。また、魔法は君を眠らせることはできない。
トランス：睡眠の代わりに瞑想4時間でよい
言語：共通語とエルフ語

ウッド・エルフ

エルフの武器訓練
：ロングソード、ショートソード、ショートボウ、ロングボウの習熟を得る
俊足
：移動速度35フィート
自然隠れ
：自然現象によって"軽度の隠蔽"を得ているだけの時も隠れ身を試みることができる。


クラスの初期所持金
160gp