民衆英雄
きっかけ：暴君の城に押し入り、武器を奪って人々に与えた

・人を判断するには言葉ではなく行動を見る
・己の力を信じており、他人にも自信を持たせようと努める

・力。力さえあれば手に入る。私の欲しいもの、私に相応しいものが

・昔、高慢な貴族が私をひどい目に合わせた。あいつも、他の威張り屋も、見つけたらこっぴどくこらしめてやる

・私の子供の頃を知る人々は、私の恥ずべき秘密を知っている。だから故郷へは二度と帰れない

■バックストーリー

　長い前髪の隙間から三白眼がのぞく小柄な少女。
　小麦色のくすんだ金髪と、うっすら日焼けした肌。粗末な服に底の薄い靴は、彼女をただの村娘に見せかけている。
　腰の後ろ、隠すように差された短剣は驚くほど使い込まれており、束に巻かれた革紐は彼女の指にぴたりと吸い付くよう調教されている。

　彼女がまだ本物の村娘だった頃、悪食の暴君の食指により召し上げられる事が決まったのだが、迎えに上がった従者を件の短剣で殺害。
　亡骸を村の広場に投げ捨て、戦慄する村人達にこう言った。

「お前らも大概ムカついてたんだろ？　バレて村が焼かれる前にブタの大将は私がシめてやるから、手伝いくらいはしろよ」

　後戻りできなくなった村人を扇動し、先頭に立って暴君の城のひとつを襲撃。
　権力の安寧に胡坐をかき、青いつぼみを召し上がる予定だった暴君の隙を突き、重大なトラウマを与えたものの、仕留め損ない逃がしてしまう。

　しかし指揮官を失った士気の低い兵はあっさり離散。城は暴君の圧政と戦う人々の集う拠点となり、彼女は旗印として祀り上げられそうになる。

　正直そんな命がいくつあっても足りない立場はご免被りたかったので
「暴君の暗殺者から身を隠すため僧院に入り、同時に戦う力を得るため修行してくる」
　と半分言い訳、半分本気でとある僧院へ入ったが、数年と持たず“長い手”が送り込まれた事もあり出奔。
　今度の言い訳は「腕試しの旅」である。

　とはいえ暴君に対して「いつか必ず今度こそシめる」と誓っており、最終的に今なお内戦が続く故郷へ帰る事になるだろう。


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■人格

　気に入らないヴィランをボコボコにする事が三度の飯と三時のおやつより大好きなタイプのヴィラン。

　強さや戦いに関してシビアな視点を持っており
「自分が強くなる」
「強い味方と組む」
「敵の戦力を減らす」
「有利な環境を作る」
　などの“戦略”をすぐ考え始めるので、モンクとしてはかなり不純なタイプ。

　しかし文明人的な欲や快楽にさっぱり興味がない点は非常にモンク的。
　それは彼女の幼さゆえなのか、ムカつくヤツの鼻っ柱をへし折って人々に英雄扱いされるという極上のカタルシスを得た経験からなのか。

　自分が大事な中立属性だが、この世に対岸の火事も戦場の観覧席も存在しない事をよく理解しており、「明日は我が身」をモットーに仲間や隣人に降りかかる火の粉に憤慨するのだが、それが義侠心に見られる事しばし。
　口も悪ければ学もなく、論理的な思考も説明もできない直観人間なので、誤解の解氷は期待できない。

　辺境の英雄と人知れず噂されているが、彼女にとってそれは中二病的黒歴史であり、死ぬほど恥ずかしい過去である。
　自分の事を指していなくても「英雄」という単語を聞くだけで首の後ろがぞわぞわしてしまう。

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■プレイヤーズノート

　軍鶏のナルシマリョウとオーバーロードのクレマンティーヌをキメラにして、プレイヤブルキャラに落とし込むためマイルドに仕上げた感じのキャラ。
　アイシールド21のヒル魔くらいの手触りになると思います。

ライトブリンガー（+1メイス、死霊に+1dダメージ、ライト使用可能）

4

　

ダーツ

1/4

10

ショートソード

2

　

よろず修理屋道具

10

　

シャベル

5

　

鉄なべ

10

　

普通の服

3

　

ベルトポーチ

1

　

　

　

　

【探検家パック】

　

　

背負い袋

5

　

携帯用寝具

7

　

炊事用具

1

　

ほくち箱

1

　

松明

　

10

保存食

2

10

水袋

5

　

麻のロープ50ｍ

5

　

　

　

　

ポーション・オブ・ヒーリング

　

2

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

■特技
【魔法のたしなみ】
・ウォーロックの初級2つ、Lv1呪文1つを習得
・トゥルーストライク、ブレードウォード、ヘクス

【機動力】
・移動速度が10フィート上昇する
・早足で移動困難を無視できる
・近接攻撃を行った相手から、そのターン中は機会攻撃を誘発しない。


■クラス特徴
【追加攻撃】
　攻撃アクションで2回攻撃できる。

【鎧わぬ守り】
鎧と盾を装備していない時のACは「10＋敏捷力修正値＋判断力修正値」

【武術】
素手かモンク武器（重武器でも両手用でもない単純近接武器かショートソード）使用時、かつ鎧も盾も装備していない時、以下の利益を得る

・素手打撃、モンク武器の攻撃時、筋力修正値の代わりに敏捷力修正値を用いることができる。
・素手打撃、モンク武器の威力を1d4にできる、この値はモンクレベルと共に上昇する。
・素手打撃、モンク武器で攻撃した時、ボーナスアクションで素手打撃を行える。

【気】
気ポイント5を所持。
セーブ難易度14。

【連打】
　自身のターンに攻撃アクションを行った直後に、気ポイントを1点消費することで1回のボーナス・アクションとして2回の素手攻撃を行える。

【護身】
　気ポイントを1点消費することで、自身のターンに1回のボーナス・アクションとして回避アクションを行える。

【疾風足】
　気ポイントを1点消費することで、自身のターンに1回のボーナス・アクションとして離脱アクションまたは早足アクションのいずれかを行えるようになり、かつそのターンの間中跳躍距離が2倍になる。

【矢止め】
　遠隔攻撃でヒットを受けた時にリアクションを用いてダメージを「1d10+敏捷修正＋モンクLv」減少させられる。
　ダメージを0にすれば飛び道具を掴め、気ポイントを1点消費することで掴んだ武器(矢弾)で遠隔攻撃を行える（射程20/60）

【開手門】
【開手の技】
“連打”命中時に下記の効果からいずれか１つを選ぶ。

・【敏捷力】セーヴを行わせ、失敗すると倒れて伏せ状態になる。
・【筋力】セーヴを行わせ、失敗すると15f押しやることができる。
・目標は攻撃者の次のターン終了時までリアクション不可。

【浮身】
　落下時にリアクションを用いて、受けるダメージを「モンクlv×５」減少できる。

【朦朧撃】
　近接攻撃ヒット時気P1使用で使用。
　目標は【耐久力】セーヴ失敗で自身（アンジュ）の次ターン終了時まで朦朧状態になる。

トゥルーストライク

ブレードウォード

　

　

　

　

　

　

　

　

ヘクス