武器

〇ダガー
単純近接武器

価格：2gp
ダメージ：1d4［刺突］
重量：0.5kg（1lb）
特性：

軽武器
小さくて扱いやすいため、二刀流に最適だ。

投擲
“投擲”の特性を持つ武器はそれを投げつけて遠隔攻撃を行うことが出来る。“投擲”の特性を持つ近接武器の場合、その武器で近接攻撃を行う際に用いるのと同じ能力値を、投擲の攻撃ロールとダメージ・ロールにも加える。

妙技
“妙技”の特性を持つ武器を用いて攻撃を行う際には、攻撃ロールとダメージ・ロールに関して【筋力】と【敏捷力】のうち好きな方を用いることが出来る。ただし攻撃ロールとダメージ・ロールには必ず同じ能力値を用いること。

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魔法

〇マジック・ミサイル
1レベル、力術

発動時間：1アクション
射程：36m（120ft）
構成要素：音声、動作
持続時間：瞬間

光り輝く魔法の力場の矢を三本作り出す。それぞれの矢は、射程内の君が見ることができ、君が選んだ任意のクリーチャーに命中する。1本の矢はその目標に1d4+1の［力場］ダメージを与える。この矢はすべて同時に命中し、君はこれらを1体のクリーチャーに集中させることもできるし、複数のクリーチャーに分割させることもできる。
　高レベル版：君がこの呪文を2レベル以上の呪文スロットを用いて発動する場合、スロットのレベルが1レベルを1上回るごとに追加で1本の矢を作り出す。



〇フロストバイト
初級呪文、力術

発動時間：1アクション
射程:18m（60ft）
構成要素：音声、動作
持続時間：瞬間

射程内の視認できるクリーチャー1体を霜が襲う。
目標は【耐久力】セーヴを行う。失敗した場合、目標は1d6点の［冷気］ダメージを受けるとともに、次の自身のターンまでに行う次の1回の武器攻撃ロールに不利が付く。

「貴族の子女」

　本名はメグ・ムーングロウ。
　普段名乗っている「ノデルイヴァエ」は本名であるムーングロウをそのままエルフ語に読み替えたもの。
　フェイルーン大陸中央部に存在する都市、レイヴンズ・ブラフの貴族である、ムーングロウ家の出身。かつては都市国家だったレイヴンズ・ブラフだが、現在はヴェスペリンという国家の一都市である。
　父親は現在の当主であるエレンドリエル・ムーングロウで、母はそのただ1人の妻であるレシャンナ・ムーングロウ。3人兄弟の末っ子で、上に姉と兄が一人ずついる。姉の名前はサリエル・ムーングロウで年齢は現在116歳、兄の名前はミンダルティス・ムーングロウで年齢は現在106歳、ともに成人済みである。
　生まれてすぐのころはぼんやりとした子供だったが、5歳のころに内に眠っていたフェイワイルドの魔力が覚醒し、以降はお転婆な性格になった。現在では淑女として取り繕うことを覚えたため、落ち着いたように見えるが、ひとたび興味を惹かれる事柄に出会えば、被った猫が脱げてしまうのが玉に瑕。
　また、末っ子故に甘やかされて育った影響かやや世間知らずなところがあり、自身の立ち居振る舞いや言葉遣いが、貴族然とした洗練されたものだという自覚がない。そのため、身分を隠してお忍びで行動しているときでも周囲の人間にはバレバレであることが多々ある。しかし、本人は何かツッコまれたとしても「家出してきた地方の豪商の娘」という言い訳でごまかせると思っている。

　貴族然とした高潔で誇り高い面と、好奇心旺盛で興味を持ったことはすぐに調べずにはいられない学者的な面の両方を併せ持っている。
　また、重度の乱読家でもあり、実家では歴史書から物語、詩集から魔導書や宗教書の類に至るまで、屋敷や近所の図書館、ギルドの書庫に会った古今東西のありとあらゆる本を読み耽っていた。
　基本的には地下の者にも高圧的にならず、物腰柔らかに接するが、ついつい持って回った言い回しをしてしまい、難しい表現を後から簡単なものに言い直すことがしばしばある。ただし、それはどちらかと言えば彼女が受けてきた教育の賜物であり、また、わかりやすく言い直すという点も好意的に受け取られることの方が多い。

　何よりも、未知の事柄を知り、その知識から次の未知を掘り当てることに生きがいを見出している。
　故郷で暮らした20年間のうちに、自身の手の届く範囲の内で読める限りの本を読みつくした君は、さらなる知識を得るために旅に出ることを決心した。
　もちろん、レイヴンズ・ブラフの街の中にも君が知らないことはまだまだたくさんあるだろう。しかし、それを知るのは長い長い旅を経て帰ってきてからでも遅くは無いと考えている。今はただ、見たこともない景色を直接この目で見るために、聞いたこともない物語や、体験したことの無い冒険をこの身が享受するために、惑星トリルの隅々まで足を運びたいと考えている。

　君のルーツに関わるフェイワイルドと、そこに満ちる魔法の秘密、それから、君の知識の源泉たる本、この二つが君が追い求めてやまない人生の目標であり、生きる意味である。
　そのために、君は一刻も早く、また、一個でも多くの魔法を身に着けたいと考えているし、実際にそのための研究を日夜欠かさずに行っている。それは旅の合間であっても変わらず、君が故郷を出る前に買った羊皮紙の半分は乱雑な覚書や実験のメモでびっしりと埋ってしまった。

　興味のある事柄、そして読んだことの無い本が目の前にぶら下げられたら、君は恐らくそれが罠だとしても我慢することが出来ない。
　しみついた言葉遣いが乱れることはまずないが、それでも淑女にあるまじき態度でそれらに突進し、周りから止められさえしなければ数刻の後に我に返ることだろう。幸いなことに、君は己を律するすべを幼少より叩き込まれているため、もし周囲の人間から制止されれば猫をかぶり直すことはできる。

　辺境の名家に生まれたムーンエルフの少女。話し方や所作は典型的な高位貴族のそれだが、不思議とその態度が高圧的に感じられることは少ない。
　エルフとしてはある種の先祖返りであり、通常入エルフが持つ生得魔法とは別に、フェイワイルドに由来する生来の魔法を身に着けている。また、このことは君がウィザードを志したきっかけでもある。
　5歳のころにフェイワイルドの魔力に目覚め、1年ほど力の制御訓練に費やした後に、6歳のころからウィザードとしての修業を始めた。教師を務めたのは叔母であり、レイヴンズ・ブラフのウィザードギルドの心術学部長でもあるベリンダ・ムーングロウだった。
　君の生得魔法の内の一つは心術だったため、最初の内は熱心に彼女に教えを乞うていたが、すぐに反りが合わなくなった。ベリンダは愛と美の女神スーニーの熱心な信奉者であり、君の視点からは魔術に対してそれほど真剣とは思えなくなってしまったためである。しかも、彼女はその素行が原因で、一度学部長を解任されており、100年前に起きた呪文荒廃時の混乱から再び今の地位に返り咲いたという経歴を持っていた。そのことを知ってから、君は彼女のことが苦手になったが、それでも家を出て旅に出る決意をした20歳のその日まで、ベリンダは君の第一の師であり続けた。
　君が旅出ることを決意したとき、君の父と母は快く送り出してくれたが、姉と兄には猛反対された。君は彼らが君のことを心配するあまりにそうするのだとわかっていたので、うっとうしく思いつつもすこしくすぐったい気もしていた。長い長い説得の末、最終的には彼らも納得し、君の旅立ちを祝福してくれた。

　旅の経路は、一度首都のタントラスに出てから、落星海を船で対岸のセンビアまで渡り、それ以降は君をスペルキャスターとして雇ってくれる行商人等に同行しながら陸路を進んだ。センビアの後は、コアミアを経由して、西ハートランド、ソードコーストまで足を延ばした。途中の街に立ち寄って長く滞在したこともあったため、ウォーターディープについたころには君が旅を始めてから2年の月日がたっていた。

スタッフ（秘術焦点具）

4

1

旅人の服

4

1

ダガー

1

1

ブーツ

1

1

グローブ

0.5

1

ベルト

0.5

1

呪文書

3

1

砂時計

1

1

小さなナイフ（学者パック）

0.5

1

ミストラの聖印（アミュレット）

0.5

1

イヤリング

0

1

財布

0

1

　└ 9gp10sp

　

　

ポーチ

1

1

　├ 真鍮の香炉

1

1

　├ お香

0

1

　├ 学問書（学者パック）

5

1

　├ インク1ビン（学者パック）

0

1

　├ ペン（学者パック）

0

1

　├ 砂を入れた小さな袋（学者パック）

0

1

　└ チョーク入れ

0

2

　　　 └ チョーク

0

10

地図・巻物入れ

1

1

　└ 羊皮紙5枚（学者パック）

0

5

背負い袋（学者パック）

5

1

　├ 携帯用炊事用具

1

1

　├ 羊皮紙5枚（学者パック）

0

5

　├ テント（2人用）

20

1

　├ 上等な服

6

1

　├ 夜着

1

1

　├ 下着セット

1

1

　└ 小さな革製の小袋

0

1

　　 　├ 1pp

　

　

　　 　├ 家系図

0

1

　　 　└ 印章指輪

0

1

背負い袋の外側

　

　

　├ 携帯用寝具

7

1

　├ 水袋（中身入り）

5

1

　└ 麻のロープ（15m）

10

1

〇特徴
【能力値上昇】
【敏捷】値が2上昇する。
→【知力】と入れ替え。
【知力】値が1上昇する。
→【判断力】と入れ替え

【暗視】
君は薄明りの森に慣れ、夜の空に慣れており、闇や暗がりを見通す目を持つ。君は“薄暗い”光の中では18m（60フィート）までを“明るい”光の中であるかのように見通せる。また、同じ範囲の暗闇の中を“薄暗い”光の中であるかのように見通せる。暗闇の中で物の色を見分けることはできず、ただ白黒の濃淡のみが見える。

【鋭敏感覚】
君は〈知覚〉技能に習熟している。

【フェイの血筋】
君は魅了状態をもたらす効果に対するセーヴィング・スローに有利を得る。また、魔法は君を眠らせることはできない。

【トランス】
エルフは睡眠を必要としない。かわりに深い瞑想に入り、半ば意識を保ったまま、1日4時間を過ごす。この種の瞑想を共通語で“トランス”という。瞑想中、君はある種の夢を見ることがあるが、こうした夢は実際には、長年の修練によってほとんどが本能的なものとなった精神鍛錬なのである。このようにして4時間休憩したなら、君はヒューマンが8時間の睡眠によって得るのと同じ利益を得る。

【追加言語】
選択した1種類の言語の会話と読み書きができる。

【エルフの武器訓練】
ロングソード、ショートソード、ショートボウ、ロングボウの習熟を有する。
→ドラゴンチェス、フルート、地図作成道具、錬金術道具の習熟に変更

【初級呪文】
ウィザード呪文リストから選択した1種類の初級呪文を習得している。その呪文の発動能力値は【知力】である。

【追加言語】
選択した1種類の言語の会話と読み書きができる。

【研究能力】
君が特定の知識を得よう、あるいは思い出そうとするとき、君にその情報自体は無くても往々にして“どこで誰からその情報を得られるか”はわかる。通常、その情報は図書館や文書室や大学や、賢者その他の知恵ある人や知恵あるクリーチャーから得られる。ただしDMは「君の求める知識は到達困難な場所に隠されている」、「その知識を得ることはできない」等と判断することもある。そして、多元宇宙の最も深遠な秘密を解き明かすには1つのアドベンチャー、時には1つのキャンペーンを要することもある。

【呪文発動】
秘術の学徒である君は呪文書を持っており、呪文書には呪文が書き込まれている。それらの呪文こそ、君がいずれ身に着ける真の力の端緒である。

【秘術回復】
君は呪文書に丹念に目を通すことで魔法のエネルギーを一部回復することが出来る。それらの呪文スロットの合計レベルは、君のウィザード・レベルの半分（切り上げ）以下でなければならない。また、6レベル以上のスロットを回復することはできない。
　たとえば4レベル・ウィザードは合計2レベル相当の呪文スロットを回復できる。2レベル呪文スロットを1つ回復しても、1レベル呪文スロットを2つ回復してもよい。

【覚醒呪文書】
呪文のダメージ種別を自分の呪文書にある同じレベルの呪文の効果に登場する者に変更できる。また、大休憩までに1回「儀式」タグのついた呪文を本来の発動時間で発動できる。

【魔法の羽ペン】
魔法の羽ペンを召喚できる。呪文を映す際の時間が2分×呪文レベルになる。

〇特技
【フェイの力宿す者】
フェイワイルドの魔力に晒されて変貌した君は、以下の利益をすべて得る：
・【知力】、【判断力】、あるいは【魅力】のいずれかの値を1上昇させる（最大値20）。
・ミスティ・ステップ呪文と、君が選んだ1レベル呪文1つを習得する。ここで選べる呪文は、心術または占術の系統に属するものに限られる。君はこれらの呪文を、それぞれ1回だけ、呪文スロットを使用せずに発動できる（この能力は大休憩を終了すると回復する）。それとは別に、それぞれの呪文に対応したレベルの呪文スロットを使用して発動することもできる。この特技で習得した呪文の呪文発動能力値は、この特技で上昇した能力値である。

メイジ・ハンド☆

プレスティディジテイション

ライト

フロストバイト

　

　

　

　

　

　

アラーム

アンシーン・サーヴァント

スリープ☆

ターシャズ・コースティック・ブリュー

ファインド・ファミリアー

フェザー・フォール

マジック・ミサイル

グリース

クロマティック・オーブ

　

　

　

　

ミスティ・ステップ☆