彼は森の中にあるエルフの村で生まれた。
周りより容姿に優れ、魔術の才もあった。幼い頃天才だと皆が彼を褒め、彼もその言葉を鵜呑みにした。
その結果自分には才能があるからと努力する事を怠っていた。ご飯を食べる事が好きで、食べたあとはアンシーン・サーヴァントで従者に芸をさせたりして遊んでいた。
それを見兼ねた親は、森の最深部に住む魔女(年配のエルフ)の元へ彼を連れて行った。
魔術に長けた魔女に彼の根性を叩き直して欲しいと頼んだ。
彼は老婆のエルフに何が出来るんだ！と悪態を着いたがまともに取り合っては貰えなかった。
魔女はご飯の作り方や、1人で生きる術を彼に叩き込んだ。
最初は何のために使うんだこんなもの。と学ぶ姿勢が無かった。
「1週間後、獣の蔓延る森へお前を置き去りにする。結界を張って出られなくする。3日後迎えに来るから、それまでに最低限の知識をつけろ。死んでもいいならそのまま何もせず行けばいいよ。」
そう魔女は彼に伝えた。
彼はさすがに冗談だろう…と不安になったが、魔女の目は真剣で嘘がとても似合わなかった。
半信半疑になりつつも最低限の知識を付けるべく話を聞き、実践した。
1週間後本当に危ない森に連れてかれ、結界を張られた。
死にものぐるいで生き延びた3日間だった……。
たかが3日だけれど人間の1年にも相当するような過酷な日々だった。
3日後、魔女は彼を見つけると嬉しそうな顔を浮かべた。
自分の持つ知識を彼に託すべく、2人は長い時間を共にした。

ある時、魔女は昔の話をしてくれた。
「昔、お前と同じような子の面倒を見たことがある。
その子はお前より容量も悪く、森に置いてきた時は瀕死状態で生き延びた。
外の世界へ旅に出ているが誰かに騙されたり、無事に生活出来ているのか心配なのだ。
しかしもう老いぼれの自分には外の世界へ探しに行くのも難しい。誰か代わりにあの子を探して無事を確かめて欲しいものだが、最深部に住む私にはそんな知り合いもいなくてね。」
そう寂しげに話す老婆を見て、自分しかいないじゃないか！そう彼が考えるのは必然だった。
次の日、置き手紙を置いて旅に出た。
旅に出る事を言ってないのに、それ用の大量の荷物が置いてあった。
なんの疑いも持たずにその荷物を持ち、僕がその子を見つけてやるんだと自信満々に外の世界へ駆け出した。

旅に出るだろう事は魔女には分かっていた事だったが、まさか探し人の特徴も聞かずに飛び出してしまうとは……。

旅は道連れ。道中知り合った人とは仲良くなるようにする。
ご飯をくれる生き物に懐く。

自由。私は何ものにも加担せず行きたいところに行く。

誰かに頼まれて探している人物がいる。

すぐに空腹を訴えて、何かを食べたがる。

言語:共通語・エルフ語・読み書きができる
放浪者 任意言語:森語

放浪者である君は果てしない冒険を続けている途中だ。この放浪が 目的を達成したら終わるのか、次なる目標を定めて放浪を続けるのは 誰にもわからない。ただ少なくとも、今はどこかに腰を落ち着ける時 ではなく、君の足はまだ見ぬ何かに向かって歩みを止めることは無い。 君が放浪の旅に出たのは子どもの頃でも構わないし、大人になって からでも構わない。君には放浪の道連れがいるかもしれない。また、 かつては道連れがいたかもしれない。君の放浪の目的はまだ見ぬ景色 を目にするためだろうか? 強大なモンスターと戦うためだろうか? 偉大な足跡を残した先人に憧れたためだろうか? はたまた誰か大切 な人との約束を守るためだろうか? ひょっとしたら君は、何者か偉 大な存在に命じられて放浪を続け、その使命を果たさなければならな いのかもしれない。
技能習熟:〈運動〉、〈生存〉
道具習熟:地図作成道具か調理用具
言語:任意の言語1つ
装 備 : 選 択 し た 職 人 道 具 1 つ 、 旅 人 の 服 1 着 、 棒( 1 0 フ ィ ー ト )、 保 存
食( 1 週間分)、携帯用炊事用具、ベルトポーチ( 5gp 入り)
特徴:旅慣れ 君は各地を旅し続けたことで、一般的な共同体において施設や人物 の担う役割を直感的に見極めることができるようになった。そのため これまで訪れたことのない集落や都市においても、宿泊や食事、物品 の取引についての交渉をするのに適切な施設や人物の場所を(それら が存在するのであれば)すぐに見つけ出すことができる。あくまでも 見つけ出すことができるだけであり、適正レートでの取引が可能か、 その共同体において君や君の仲間が受け入れられるかどうかは GM が 判断する。 加えて君は、かつて訪れたことがある共同体に親友や恩人と呼べる 良い絆を結んだ人物、はたまた仇敵や好敵手と呼ぶべき良からぬ絆を 結んだ人物が存在するかもしれない。かつて君がアドベンチャー・シ ナリオの舞台となる地域を旅したことがあるかどうか、そこでどのよ うな人物と知り合った可能性があるのかを、GM と話し合っておくと 良いだろう。
おすすめの人物像
放浪者はひとところに腰を落ち着けず、気付けば街からふらりとい なくなり、数日か数週間か、はたまた数十年経った後で、ふと君の目 の前に表れるような掴みどころのない人物である。各地を巡って様々 な文化に触れたことが、彼らの人格的特徴や “尊ぶもの” に強く影響を 与えている。

◇レザー・アーマー(◇以下P35・バード装備品参照)

10

1

◇ショートボウ 25gp 1d6[刺突] 矢弾(射程 80/320 ) 両手用

2

1

◇ライア(リラ、 竪琴) 30gp

2

1

◇外交官パック(39gp) 櫃、地図/巻物入れ 2 つ、上等な服 1 着、イ ふうろう ンク 1 ビン、ペン、ランプ、油 2 ビン、紙 5 枚、香水の小ビン、封蝋、 せっけん 石鹸。

　

1

◇ダガー 2gp 1d4[刺突]軽武器、 投擲(射程 20/60 )、 妙技

1

1

★薬草師道具 5gp （★以下65P・放浪者装備参照）

　

1

★旅 人 の 服 1 着

　

1

★棒( 1 0 フ ィ ー ト )

　

1

★保 存 食( 1 週間分)

　

1

★携帯用炊事用具

　

1

★ベルトポーチ( 5gp 入り)

　

1

20GPくらい

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

セーヴィング・スロー 12

習熟強化

2つの習熟を選択し、それらを使用して行う能力値判定の習熟ボーナスは2倍になる。
〈ペテン〉
〈隠密〉


知の学派


言葉の刃
君から見え、かつ君から18m(60フィート)以内にいるクリーチャーが、攻撃ロール・能力値判定・ダメージロールのいずれかを行う際、君はリアクションを用いて『バードの声援』の使用回数を1回消費し、声援ダイスを1個ロールしてその結果をクリーチャーのロール結果から引くことができる。
使うかどうかはクリーチャーのロール後でいいが、DMが攻撃ロールや能力値判定の成否を宣言するより前／クリーチャーがダメージを与えるより前でなければならない。
相手クリーチャーが君の声を聞くことができない場合や、相手クリーチャーが魅了状態に完全耐性を有する場合、そのクリーチャーはこの能力に完全耐性を有する。

レイ・オヴ・フロスト(ウィザード初級)

ヴィシャス・モッカリィ(バード初級)

マイナー・イリュージョン(バード初級)

　

　

　

　

　

　

　

スリープ(バードレベル1)

ヒーリング・ワード(バードレベル1)

コンプリヘンド・ランゲージズ

アイデンティティファイ

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ホールド・パースン

レッサー・レストレーション