民衆英雄
故郷の集落は何者かの悪によって沈んだ。この悪を必ず捉えてみせると故郷を飛び出した。

一度決心したことは何があっても曲げない
必ず故郷を荒らした奴らに報いを受けさせてやる

公正。法の前では誰もがえこひいきなく公正に取り扱われ ねばならない。そして何者も法を超越した存在ではない。
誰かが誰かを虐げることを許してはならない

故郷の集落
いつかまた、あの土地に帰ることを願っている。

いままで森の奥からあまり出たことがなく、街などの勝手はあまりわからない。

エルラは幼名、ナイロは家名で共通語では夜のそよ風の意味を持つ。

彼女は森の奥地の集落で狩りをして静かに暮らす一人であった。人懐っこい性格であり、集落ではまだ未成人だということもあり、可愛がられていた。ローグとしての技術は狩猟を通じ、同じ集落に住む師匠のウッドエルフに教えられたものが大半である。

彼女はこの集落の暮らしが大変気に入っていた。森とともに過ごすことは一人のウッドエルフとして幸せな人生であろうと考えており、この集落で生き、この集落に骨を埋めるつもりでいた。
しかし、彼女が狩りをしている間に集落は何者かに襲われ、燃えてなくなってしまっていたのだった。生き残りは少なく、この時に家族、師匠など、親しい者のほとんどを亡くすこととなる。集落を襲った者の手がかりもほとんどないが、彼女は犯人を捜し出し、報いを受けさせるために森を出ることを決意する。資金的に余裕があるわけではなかった彼女は、町の酒場などで仕事を受け日銭を稼ぎながら、集落を襲った犯人の情報を探すことにしたのであった。

外見：ウッドエルフに多く見られる赤銅色の肌に緑の瞳を持つ。髪色は綺麗な金色をしており、背丈はエルフの中では小柄である。

レイピア

2

1

ショートボウ

2

1

アロー

1

17

レザーアーマー

10

1

ダガー

1

2

盗賊道具

1

1

探険家パック

　

1

シャベル

5

1

鉄なべ

　

1

普通の服

3

1

よろず修理屋道具

10

1

矢筒

1

1

背負い袋

5

1

携帯用寝具

7

1

炊事用具

1

1

ほくち箱

1

1

松明

1

10

保存食

2

8

水袋

　

1

朝のロープ50ft

10

1

解毒剤

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

・暗視：君は薄明りの森に慣れ、夜の空に慣れており、闇や暗がりを見通す目をもつ。君は“薄暗い”光の中では自分から60フィートまでを“明るい”光の中であるかのように見通せる。また、暗闇の中を“薄暗い”光の中であるかのように見通せる。暗闇の中で物の色を見分けることはできず、ただ白黒の濃淡のみが見える。

・鋭敏感覚：君は〈知覚〉技能に習熟している。（反映済み）

・フェイの血筋：君は魅了状態をもたらす効果に対するセーヴィング・スローに有利を得る。また、魔法は君を眠らせることはできない。

・トランス：エルフは睡眠を必要としない。かわりに深い瞑想に入り、半ば意識を保ったまま、1日4時間を過ごす。この種の瞑想を共通語で“トランス”という。瞑想中、君はある種の夢を見ることがあるが、こうした夢は実際には、長年の修練によってほとんど本能的なものとなった精神鍛錬なのである。このようにして4時間休息したなら、君はヒューマンが8時間の睡眠によって得るのと同じ利益を得る。

・エルフの武器訓練：ロングソード、ショートソード、ショートボウ、ロングボウの習熟を有する。

・自然隠れ：君は、茂みや豪雨や降雪や霧などの自然現象によって“軽度の隠蔽”を得ているだけの時にも隠れ身を試みることができる。

・習熟強化：隠密、軽業（選択した技能習熟の習熟ボーナスが2倍になる。反映済み）

・急所攻撃：1レベル以降、君は敵の隙を突いて巧みな一撃を与えるやりかたを心得る。君は1ターンに1回、攻撃ロールに有利を得た攻撃で君がヒットを与えたクリーチャー1体に対して、追加で1d6ダメージを与えることができる。その攻撃は“妙技”の特性を持つ武器または遠隔武器を使用したものでなければならない。
　以下の条件のすべてを満たしているならば、君はその攻撃ロールに有利を得ていなくとも上記の追加ダメージを与えられる：
（1）君以外の“目標クリーチャーにとっての敵”が、目標クリーチャーから5フィート以内にいる。
（2）その“目標クリーチャーにとっての敵”が無力状態でない。
（3）君がその攻撃ロールに不利を受けていない。
　この追加ダメージの値は、君がローグ・レベルを得るに従って、『ローグ』表の急所攻撃の項にある通り増加する。

・盗賊の符牒
ローグの訓練の間に君は盗賊の符牒を学んだ。俚言、隠語、暗号を混ぜ合せた秘密の符牒である。これを用いれば、一見何の変哲もない会話の中に、秘密の情報を隠すことができる。盗賊の符牒を知る者のみが、こうした情報を解し得る。この種の情報を伝えるには、同じことを隠さず話す場合の4倍の時間がかかる。
　加えて、君は一連の秘密の合図や印を解する。これは短く単純な情報を伝えるのに用いられる。「ここは険」、「ここはギルドのなわばり」、「近くに獲物あり」、「ここの者はカモ」、「ここの者は逃亡中の盗賊に隠れ家を提供してくれる」等である。

・民衆の支持
民衆の中から出た君は、民衆にたやすく溶けこめる。君は隠れ、 休み、力を取り戻す場所を民衆の間に見出すことができる(ただ し君自身が民衆にとって危険なふるまいをしたなら話は別だ)。民は君を法律からも、そのほか君を探す何者からも、かばい、か くまってくれる。だが彼らとて、君のために自分の命を危険にさ らそうとはしない。

背景の技能習熟:生存、自然