もともと高校時代から声優を目指しており、大学2年時に大塚明夫氏が徳島で開催した講演に大分から参加するなど本気さは高かった。講演に参加して「僕は……他の萌えアニメだけで声の演技を知ったふりをしている参加者とは違う」と無意味に意気込んだが、そんな思いだけで実際にプロの声優になれるほど甘くはなかった。せいぜい深夜アニメのモブの声にたまにアサインされるまでが限界だった。

当然、生活は声優一本で行うことは難しく、主な収入は自宅近辺の工場で仕分けバイトになる。しかし、仕事で疲れ、「ツムツム」くらいしかやる気がなくなることが多く、声優としてのスキルを磨く時間はなくなっていった。

この生活が5年以上続いた。大学の同級生も就職していくなか、焦りがつのっていく。28歳の時に大手に就職した友人と飲みに行くことがあったが、すでに人生の経路がズレ、大学のころみたいにお互いの会話が合うことはなかった。

どん詰まりのなか、大学時代にサークルをやっていた友人から「声の良さとか生かして、トークショーの司会とかやってみない？」と誘われ、初めて司会業を行うことになる。小さなハコでのイベントだったし、実際にはトークの進行と声の良さは無関係だったけど、ひさしぶりにしゃべること自体を仕事にできたことは自信になった。なにより、人から話を聞くことが得意とわかった。

そうしたイベントで仕事した人脈（というほどたいそうなものでもなく、友達の友達くらいの繋がり）からメディアでインタビューやライターの仕事もときどきもらうようになり、現在にいたる。なお、現在もバイトは続いている。

ここ数年で取り組んでいるトレーニングによって、特に上半身が肥大化しており、わりと初対面の人に見つけてもらいやすい。

銀河万丈
Dwight Schultz

消費者金融

インボイス制度

声優を目指していた割りに、全然アニメを知らない。スタジオ4°cの存在とかわかってない。「子供は嫌いだけど保母さんになりたい」という人がいるらしいがそういうものに近いのかもしれない。

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