〈戦闘スタイル〉
防御：鎧を着ているならばACに＋1のボーナスを得る。

〈底力〉
君は持久力の泉（ただし有限）を有しており、危機を逃れるために泉から力をくみあげることができる。すなわち、君は君自身のターンに、1回のボーナス・アクションを用いて、（1d10＋ファイター・レベル）のヒット・ポイントを回復できる。
この特徴はひとたび使用したなら、小休憩または大休憩を終了するまでは、再び使用することはできない。

〈怒涛のアクション〉
2レベル以降、君は短時間だけ通常の限界を超えて活動できるようになる。君は自分のターンにおいて、通常のアクション（と、場合によって許される1回のボーナス・アクション）に加えて、さらに追加で1回のアクションを行なえる。
この特徴はひとたび使用したなら、小休憩または大休憩を終了するまでは、再び使用することはできない。17レベル以降、君はこの特徴を次の休憩までの間に2回使用できるようになるが、それでも1ターンには1回しか使用できない。

〈戦士の類型〉
チャンピオン

戦法/技術
クリティカル率上昇：君の武器攻撃は出目１９または２０でクリティカル・ヒットする。

〈追加攻撃〉
5レベル以降、君は自分のターンに攻撃アクションをとるたびに1回ではなく計2回の攻撃を行なえるようになる。
この攻撃回数はファイター 11レベルで計3回、20レベルで計4回まで増加する。

〈ギルドの職人〉
修得技能：看破、説得
道具習熟：よろず屋修理道具
追加言語：ドワーフ語
初期装備：よろず屋修理道具、ギルドの紹介状、旅人の衣服、ベルトポーチ(15GP入り)

特徴：ギルドの商人(ヴァリアント)
職人ギルドの代わりに、君は貿易業者や隊商店主達や小売店経営者達のギルドに所属しているかもしれない。君は自分自身でアイテムを作らないが、他者の作品(あるいは職人が彼らの制作を実行するために必要とする原材料)を売買することで生計を得ている。君のギルドは地域をまたいで影響力を持つ大きな商人の共同体（あるいは一家）かもしれない。ひょっとしたら君は商品をある場所から別の場所に船や荷馬車や対象で輸送するかもしれないし、商品を旅の貿易商人から買い付けそれらを君の所有する小さな店で売るのかもしれない。いくらかの場合に於いて、旅をする商人の生活は職人の生活よりもはるかに冒険に向いている。
職人道具への習熟の代わりに、君は航海士の道具ないし追加の言語ひとつに習熟するかもしれない。そして職人道具の代わりに、君はミュールと荷馬車を所有して開始できる。

向上心が高く利他主義、感情的な面も持つ。
モーニングの後はその傾向が顕著になり、自尊心や身を投げうつことも多々ある。
魔法に対し忌避感がある。

技術とそれに伴う社会革新
ニューサイアリ

職人ギルド、サイアリ、兵器の開発や取引

開発または取引した兵器による被害への負い目。
魔法に対する強い怒りと恐怖感。

〈これまでの生い立ち〉
商業と文化の国“サイアリ”出身。
職人を務める両親のもとに生まれ、自身も早くからその道を目指す。
戦争のない世界を夢見、友人らとともに最終戦争へ従軍。数年後、帰還兵として軍隊を除隊し後は戦地の悲惨さを緩和させるため防衛機構の開発を目的とした工房を建てようとする。
職人ではあったが知識面では遅れをとっていたところ、友人の紹介でイーガン・バッカーという発明家と知り合い意気投合、タブラス出資の基、工房を設立する。

はじめこそ工房の運営は厳しく、資金繰りやイーガンの粗暴さに頭を悩ましたがギルドの繋がりや伝手を用いて徐々に業績を上げていき工房の地位を確立させた。
イーガンの発明もあり工房は拡大、ついには国に関わる一大事業を任せられるがそれは武器取引に関わることでありダブラスは自身の理念に反した事業に葛藤を抱く。
イーガンはダブラスの偽善で感情的な面に苛立ち次第に両者の仲に溝ができる。溝は刻々と深まっていき、ついにイーガンはダブラスを締め出し工房と事業を乗っ取ってしまう。

工房を去ったダブラスは意気消沈のなかサイアリにいる家族のもとへと戻り、ギルドの職人として再起を図る。周囲の支えもあり気を取り戻したことで今度はサイアリの人々のために職人として細々と精進していこうと決意する。
しかし、そんな決意もサイリアを襲った魔法災害によって打ちのめされてしまう。

大火傷は負いながらも生還、親類や友人を失い挫けそうになるが“サイアリの人々ため”という決意がダブラスを奮い立たせ、現在はニューサイアリの難民のひとりとして支援活動に勤しんでいる。
活動のなかでカニス氏族との関わりも増え、そのことが時折ダブラスを複雑な気持ちにさせる。

〈細かな設定〉
口元の傷は最終戦争でできたもの。
顔の火傷を隠す仮面はイーガンが創造したウォーフォージドのものを流用している。

〈探検家パック〉

　

　

背負い袋

　

1

携帯用寝具

　

1

炊事用具

　

1

ほくち箱

　

1

松明

　

10

保存食

　

10

水袋

　

1

麻のロープ(15m)

　

1

〈よろず屋修理道具〉

　

　

手持ち工具類

　

1

針と糸

　

1

砥石

　

1

布と革の端切れ

　

1

にかわの入った小さな壺

　

1

〈私物〉

　

　

チェイン・メイル

　

1

ハンド・クロスボウ

　

1

古い写真

　

1

装置の設計図

　

1

火傷用の軟膏

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

〈ハーフリング・スタウト〉
ハーフリングの幸運：攻撃ロール、能力値判定、セーヴィング・スローで1の目を出したなら、そのダイスを再ロールできる。ただし新
しい結果は必ず使用せねばならない（たとえもう一度1の目が出ても、その結果を必ず使用せねばならない）。

ハーフリングの勇気：恐怖状態をもたらす効果に対するセーヴィング・スローに有利を得る。

すり抜け移動：君は、君自身よりもサイズ分類が1段階大きいクリーチャーの占める場所を通り抜けて移動できる。

スタウトの毒耐性：毒に対するセーヴにアドバンテージを得、毒ダメージ対する抵抗を持つ。

〈よろず屋修理道具〉
利益：この道具を用いた職人仕事のために君が行うあらゆる能力値判定に習熟ボーナスを得る。

【知覚】傷んだ物体を検分する際、どれほど前にどうやって傷ついたかを判断できる。(道具不要)
【歴史】物体の古さと起源を判断できる。たとえ元の物体の部品がいくつか残っているだけでも、これは可能である。(道具不要)

修理：1時間作業するごとに1つの物体の受けたダメージを10hpだけ回復させることができる。どんな物体の場合も、それを修理するのに使う原材料は必要になる。金属製の物体の場合、その金属を柔らかくできるだけの熱を持ったむきだしの火も必要である。

用途
簡単：無効化されたしくみを一時的に修理する。
標準：品物を半分の時間で修理する。
困難：ガラクタから一時的に使える品物をこしらえる。