技能:SKILLS |
技能値 |
技能名 |
能力 |
習熟 |
その他 |
2 | 〈威圧〉 INTIMIDATION | 【魅】2 | | | 3 | 〈医術〉 MEDICINE | 【判】3 | | | 1 | 〈運動〉 ATHLETICS | 【筋】-1 | 2 レ | | 5 | 〈隠密〉 STEALTH | 【敏】3 | 2 レ | | 5 | 〈軽業〉 ACROBATICS | 【敏】3 | 2 レ | | 3 | 〈看破〉 INSIGHT | 【判】3 | | | 2 | 〈芸能〉 PERFORMANCE | 【魅】2 | | | -1 | 〈自然〉 NATURE | 【知】-1 | | | -1 | 〈宗教〉 RELIGION | 【知】-1 | | | 3 | 〈生存〉 SURVIVAL | 【判】3 | | | 2 | 〈説得〉 PERSUASION | 【魅】2 | | | -1 | 〈捜査〉 INVESTIGATION | 【知】-1 | | | 5 | 〈知覚〉 PERCEPTION | 【判】3 | 2 レ | | 5 | 〈手先の早業〉 SLEIGHT OF HAND | 【敏】3 | 2 レ | | 3 | 〈動物使い〉 ANIMAL HANDLING | 【判】3 | | | 2 | 〈ペテン〉 DECEPTION | 【魅】2 | | | -1 | 〈魔法学〉 ARCANA | 【知】-1 | | | -1 | 〈歴史〉 HISTORY | 【知】-1 | | |
| 受動【判断力】《知覚》 PASSIVE WISDOM PERCEPION | 15 | | |
攻撃と呪文発動 ATTACKS & SPELLCASTING |
攻撃 |
攻撃 ボーナス |
ダメージ |
型 |
備考 |
素手攻撃 | +5 | 1d4+3 | 殴打 | | |
ダガー | +5 | 1d4+3 | 刺突 | 20/60 | |
ダーツ | +5 | 1d4+3 | 刺突 | 20/60 | |
ショートボウ | +5 | 1d6 | 刺突 | 80/320 | |
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背景 BACK GROUND |
浮浪児
特徴:街の秘密
※しかし方向音痴のシナリオデバフがある為無効。 |
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人格的特徴 PERSONALITY TRAITS |
◆面倒見が良くしっかり者。
幼少期から子供たちの世話を積極的にしていた。
◆ヒーロー気質。
他人であろうと困っている人を放っておけない。 | |
尊ぶもの IDEALS |
◆成長。
どんな種族でも何歳だろうとも成長するための努力を止めるべきではない。
「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成さぬはエルフの為さぬなりけり。」が座右の銘。
自分の成長のみならず、大切な人の成長も尊ぶ。 |
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関わり深いもの BONDS |
◆憧れの人と養女。
幼少期に出逢ったエルフのウィザードの教えに大きな影響を受けており毎日鍛錬を欠かさない。
養女として保護しているドラウの少女アルマがおり、5歳差だが彼女はユリアのことをママと呼ぶ。 |
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弱味 FLAWS |
◆負けず嫌い。
普段は礼儀正しく聞き分けの良いユリアだが、どんな小さな勝負でも負けると泣いて悔しがり子供のように意固地になる。 |
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その他設定など |
★シナリオ限定特徴
失ったもの:方向感覚
君はどちらが北か分からず、自分が地図のどの辺にいるのかなかなか分からない。
【浮浪の生活】
ウォーターディープの畑区で浮浪児として暮らしている。面倒見の良い性格で他の浮浪児たちの世話を買って出ていた。
【5歳下の養女】
ユリアが7歳の時に畑区に満身創痍のドラウの女性がやって来た。当時のユリアはドラウがどのような存在なのかを知らなかったためすぐに駆け寄って手当てをしようとした。女性は珍しく善性の強いドラウのようで文化の合わないアンダーダークのメンゾベランザンから旦那と共に逃げて来たらしい。しかし追手に襲撃されて旦那は死亡し女性も毒を喰らってもう助からない状態だった。女性はアルマという2歳の赤子を抱いていて「どうかこの子を保護して下さい」とユリアに懇願して力尽きた。その後畑区の外れに女性の墓所を立てて葬送した。
以降ユリアはアルマの親代わりになって大切に育てている。ユリアとの歳は5歳差だがアルマはユリアのことをママと呼ぶ。
アルマの両親はイーリストレイーを信仰していたようで母親の首にはかの女神の聖印がかかっていた。それを形見としてアルマに持たせている。それがイーリストレイーの聖印であることは知り合いのエルフウィザードから教えてもらうまではわからなかったが、イーリストレイーがセイハニーン・ムーンボウの養女になったという話を聴いたときには、まるで私とアルマのようだとユリアは感じたという。
【憧れの人の影響】
ユリアが5歳の頃、アンダーマウンテンの最下層まで冒険したことのある女性エルフウィザードと仲良くなった。
彼女はエルフ族のあまりにのんびりした時間感覚に危機感を持っておりこのままではエルフは絶滅する可能性が高いと考え、ユリアのような若いエルフに1日1日を懸命に生きることの大切さを教えまわってた。
その影響でユリアは毎日を全力で生きるようになり、鍛錬が日課となった。
座右の銘である「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成さぬはエルフの為さぬなりけり。」は彼女から教えてもらった金言。
彼女はオンガーラス信仰をしておりその影響でユリアもオンガーラスを信仰するようになった。
浮浪児の中では面倒を見る立場だったユリアが初めて甘えることができる大人である彼女のことを尊敬し憧れを抱いている。
【宝物】
尊敬している彼女の身につけている装いに興味を持ち聴いてみたところ、その装いはウォーターディープのとある魔法学校の制服であるとのこと。ユリアの着ている服がボロボロであったため、彼女はユリアの10歳の誕生日に魔法学校の制服(初等部)とメンディングの構成要素をプレゼントした。ユリアはとても喜び、一番大切な宝物としていつでも着用している。
それまではみすぼらしい服を着ていたがしっかりした衣服は対人コミュニケーションの際のドレスコードとして印象が大きく変わるため大いに役立っている。もしほつれたりしたならばメンディングで修繕している。
【自慢のブルーヘアー】
髪は切らずに幼少期から伸ばしている。お金がないため床屋にいけないのはもちろんだが、憧れの彼女にブルーヘアーを褒められたことがありそれが嬉しくて伸ばしている。
【ブルーネル】
ユリアは浮浪児なのでファミリーネームは無かったが、アルマを保護すると決めたときにブルーネルというファミリーネームを名乗るようになった。
これは家族になるという決心の表れだった。一般的にブルーネルはBrunelというスペルだが教養の無いユリアはBluenellとスペルを間違えている。憧れの彼女と会った際にそれを指摘されるも「ユリアのブルーヘアーはとっても素敵だからBluenellってスペルは丁度いいと思うよ!」と言われて間違えて良かったと感じた。
【浮浪児たちのヒーロー】
畑区はウォーターディープで最も治安が悪いことから半グレ達が悪さをすることが多い。幼少期から鍛錬が習慣となっており他者よりも戦う力があったユリアは浮浪児たちが半グレ達に襲われているところを目撃した際には殴り込んで助けることが日常茶飯事となっていた。
【敗北】
畑区内の浮浪児にとってはユリアはヒーローだが半グレ達からは恨みを買ってしまい、ある日の深夜に結託した8人の半グレ達に囲まれる。5人まではノックアウトできたが数の暴力に押されて敗北。その後廃屋に連れられて夜明けまで数時間に渡りグローブをつけて死なない程度にサンドバッグにされ続ける集団リンチを受ける。
半グレ達が満足し眠いと退散した早朝、ユリアがいないと気づいたアルマが畑区中を捜し周り、廃屋で拘束されたまま放置された重傷状態のユリアを発見し救出した。※救出時の詳細はアルマの設定参照。
【リベンジ】
負けず嫌いなユリアは1対8の不利な状況であっても敗北したことに対して忸怩(じくじ)たる思いを抱き、半グレ達が卑怯なのではなく自分が至らなかったのが悪いと、より一層の鍛錬、特に多勢に無勢な状況の対処に励んだ。そして変わらず半グレ達が浮浪児たちにちょっかいを出しているところを見つけた際は必ず助けていた。そのため再び大勢の半グレ達に襲われてしまう。
前回と同じく数に押されて窮地に陥ったが、鍛錬の成果があり満身創痍にながらも自力で返り討ちにしリベンジを達成した。この時の達成感が強力なカタルシスとなり、今までも自分の身を顧みずに他者を助けるために尽力していたが、この経験からよりその傾向が強くなった。
【スノビードル家との関係】
畑区の南にある崖下地区で広大な農地を管理するハーフリングの富豪スノビードル家は慈善事業に力を入れており、ユリアたち浮浪児は度々お世話になっている。そのお礼の意を込めてスノビードル家の催し等があった際には積極的に手伝っている。スノビードル家の奥方であるブロッサムさんとは仲良し。
【能力値に関して】
鍛錬をしているが毎日の食事に苦労する浮浪の生活の中、ユリアは自分よりも子供たちの食事を優先するため十分な栄養を摂ることができず筋力は低く耐久力は平均程度。身長も伸びずに143cmで止まってしまい胸も小さいが本人は全く気にしておらず、むしろアルマや他の子供たちがすくすくと成長していくのを何よりも喜んでいる。
敏捷力はエルフの素質か、かなり優れており足も速い。
知力が低いのは幼少期のショッキングな事件が関係しており、一部の記憶が喪失している※裏設定参照。
判断力は特に高く、毎日鍛錬をこなし続けたりまわりの子供たちを自分よりも優先して大切にする習慣から意思の強さや自制心が鍛えられていった。
魅力もかなり高めで子供たちの面倒を見たり、浮浪児として生き残っていく上での対人コミニュケーション等が鍛えられ、礼儀正しい。特に魔法学校の制服をプレゼントされて以降はウォーターディープ市内で生活費を稼ぐために積極的に人と関わっている。
【料理が得意】
毎日の食事に苦労する浮浪児。自分だけでなくアルマや他の浮浪児たちの分も用意するために自然に生える植物や狩猟しやすい動物、飲食店の余り物等を美味しく調理する経験値が貯まり調理用具に習熟した。魔法学校の制服をもらってからはウォーターディープ市内で飲食店の手伝いをする機会があり調理技術が役に立っている。浮浪児のみんなに料理を振るまって喜んでもらうのが幸せな瞬間のひとつ。
【農家の男の子】
崖下地区に住むルイという2歳年下のヒューマンの少年がいる。彼は浮浪児ではなく農家の子だが畑区と崖下地区は近く、子供たちの面倒を見てくれた流れで自然と仲良くなった。
彼は盗賊道具の扱いが非常に上手く、半グレ達に子供が監禁された際の鍵開けや拘束具の解錠で活躍していた。ユリアやアルマたち浮浪児も自身で鍵開けの対応ができるように盗賊道具の使い方を彼に教えてもらい習熟した。
とても親切にしてくれる彼にユリアは強く感謝している。※詳細はルイの設定参照。
【飲酒】
お酒を飲む機会はほぼ無く特別アルコールに弱くはないが、酔うと普段のしっかり者のユリアとは打って変わって甘えん坊になる。
【裏設定】
ユリアはかつてのエルフ帝国Illefarnの貴族の末裔。Illefarnのエルフはエヴァレスカやエヴァーミート、Ardeep森等に別れて行ったが、ユリアはエヴァーミート出身で6歳までムーンエルフの貴族として暮らしていた。浮浪児としては異質なほど礼儀正しいのは貴族の頃の教育があったからである。
ユリアの本名はユーティリア・ムーンフラワー(Yuthilia・Moonflower)。ユリアの一族はエヴァーミートの貴族の中でもかなり行動的で、エヴァーミートに閉じこもるだけではいけないとソードコーストへ渡るプロジェクトを立ち上げた。しかしもう少しでソードコーストに着くという船旅の途中でクラーケンに襲われて船が大破。家族や船員は犠牲となったが、ユリアの母親が彼女にウォーターブリージングをかけたおかげで運良くユリアだけウォーターディープの海岸に漂着することができた。6歳という幼い時分にあまりにもショックな経験をしたせいか記憶が曖昧になり、自分のファミリーネームすら思い出せなくなりファーストネームも一部だけしか思い出せずユリアであると勘違いした。エヴァーミートでの記憶もほとんど残っていない。
その後は畑区で浮浪児として生きていくことになるが、ある程度の生活基盤を築くまでは多大な苦労を経験した。しかしそんな中でも自分よりも年下の浮浪児には救いの手を差し伸べる高貴さは残っていた。憧れのエルフウィザードに出逢ったのはウォーターディープに流れ着いて半年が過ぎた頃だった。
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