◇闘志
・君のターンのボーナスアクションとして、君は現在のターン終了時まで武器攻撃ロールに有利を得る。 さらに一時的なヒットポイントを5得る。（3/大休憩）


　この 一時的なヒットポイントの数は、このクラスで一定のレベルに達すると増加し、10レベルで10、15レベルで15に増加しする。

■ギフト・オヴ・バハムートー/バハムートの賜物
その他の魔法のアイテム（要同調）、レア

この聖印を所持している間、キミの装備している武器は+1の強化値を持つ魔法のアイテムとして扱われる。
またその武器による近接攻撃をヒットさせた際、所持しているヒット・ダイス１つ消費することによりキミのヒット・ダイスに等しい[光輝]かつ[冷気]ダメージを与えることができる。

交易都市ウォーターディープの貴族

一度嫌いになった相手は決して許さない。（だが人生の中で一度として人を嫌いになった事がなく、自身のその性質を自覚していない）

敬意。貴族である私が敬意を受ける事は当然の事。だが人は地位の高下に関わらず尊厳をもって取り扱われなければならない。（善）

家族からの賞賛を得るためならば、どんな挑戦にも立ち向かう。

心中ひそかにあらゆる者を見下している。

　レイド・グリフ・サンスは貴族の嫡男として健やかに育った。

　愛嬌のある顔立ちと素直な性分は周囲の人間から愛されるのに十分なものだった。
　家族はメイドや執事を除き、両親の他に姉が1人、４つ歳の離れた姉のオルガは彼にとって尊敬できる人物であった。

　少し先に生まれた彼女はレイドに貴族としての在り方や生き方、志の建て方を自分の人生を用いて彼に教えてきた。
　レイドは親鴨の後をつける小鴨のように彼女の歩いた道をなぞって育った。

　剣の師に「君には私を含め師匠がもう1人いるのだな」と、からかわれた事もある。
　
　レイドが十歳になるかならないかの頃、一度だけ姉が恥をかかされたのを見た事があった。
　屈辱と羞恥に紅潮した姉の横顔、そんな姉の姿を見るのは今までレイドが味わってきたどのような苦痛よりも耐え難いものだった。

　だがその時のレイドはどうしたらいいのかわからなかった。

　憤る事や相手に憎悪を見出す事は姉の誇りに傷をつける行為に思え、目を伏せ耐え忍ぶしか出来なかったのだ。

　「前を向きなさいレイド、為すべき事は床ではなく、いつも目の前に現れるわ」

　目の前には背筋を伸ばし相手に向き直るオルガの姿があった。
　彼女がグラスの水を相手にかぶせたので騒ぎが起きたが、この日の事をレイドは今も幾度となく思い出す。

　それから二年もしない内に親鴨と子鴨の関係は終わった。以来姉の目の届かぬ場所でそれなりに悪さもしてきたが、それでもレイドの姉に対する尊敬がなくなる事はなかった。

　レイドにとって貴族とはオルガであり、オルガこそが気高さそのものだった。


　−−−−−

　「お前は運が良い、運命が、お前守ろうとしているのだ」　

　冷たくなったオルガの前で父はそう言った。
　
　奇妙な事件だった。上流階級を狙った強盗殺人と言えば珍しくもない響きだが、現場は比較的治安のよい街道、犯行時刻は真昼、姉は毒の塗られたナイフで胸を一突きされ絶命していた。
　犯行の計画性は明らかだが、姉には狙われる動機がなかった。
　
　「狙われたのは、オルガではない」
　
　父が語り始めたのはレイドの出生の真相であった。父と母が本当の両親でないこと、自身が失われた都ネヴァーウインター王家の血筋であること、襲撃者が狙ったのはその血筋であること。

　レイドは初め父が狂ってしまったのかと当惑した。
　だが話に聞き入る内に抱き始めた奇妙な実感はやがて強烈な喪失感となってレイドを襲った。

　レイドはしばし自身を孤独に閉じ込めた。
　様々な感情と考えが入り混じる中、父の言葉について思いを巡らせ続けた。

　−運命がお前を守ろうとしている−

　「違う、俺を守ってくれたのは姉さんだ」
　
　この血に宿るものが宿命、運命であるというのなら、運命こそが姉の命を奪ったものに他ならない。
　
　レイドは見極め、戦わなければならない。
　自身に宿る運命の正体と、姉の命を奪ったものと、それらがネヴァーウインターの王を目指す事で対峙出来るというのならば喜んでその混沌へと身を委ねよう。

　玉座を目指すにあたり、それが1人では不可能である事をレイドは知っている。
　仲間が必要だ。

　腕の立つ者、知恵の回る者、信頼のおける者。

　一月ぶりに屋敷の外へ出たレイドは、ともに悪さをした友人のツテを使いある男を捜し始める。

スプリントアーマー（200ＧＰ）

60

1

グレートソード（50ＧＰ）

6

1

高品質モール　D＋１選択（50ＧＰ）

10

1

上等な服

　

1

印章指輪

　

1

家系図

　

1

背負い袋　＆50ftロープ

　

1

かなてこ

　

1

金槌

　

1

ピトン

　

10

たいまつ

　

10

ほくち箱

　

1

保存食（１日）

　

10

水袋

　

1

ハンドアックス（5gp）

2

2

ドラゴンチェス

　

1

バハムートの聖印（同調）

　

　

弓矢

　

12

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

◆テーマ
・特徴:『強運』の特技を得る。
　また、応援インスピレーションを1ではなく2所持している。

◆特技
◇大業物の使い手　ｐ165
・自分のターンにおいて、君が近接武器攻撃によってクリティカルを与えた時、或いは近接武器攻撃によってクリーチャー１体のＨＰを０にした時、ボーナスアクションとして１回の近接武器攻撃を行う事ができる。
・君は自分が習熟している《重武器》の特性を持つ武器で近接攻撃を行う際、その攻撃ロールに対して−５のペナルティを受ける事を選択できる。その攻撃がヒットしたならダメージに＋１０する。


◇強運　ｐ167
・幸運ポイントを３点所持。（3/大休憩）
　[攻撃ロール][能力値判定][セーヴィングスロー]にポイントを１点消費する事で追加で１Ｄ２０を振る事が出来る。
　これは判定後でも判定前でも構わないが、結果が確定する前に使用する事。
　また[自分を対象にした攻撃ロール]に対して１点消費する事で追加で１Ｄ２０を振り、好きな出目を採用する事も出来る。

◇守護戦士　ｐ168
・機会攻撃をヒットさせた場合、ターン中そのクリーチャーの移動速度が０になる。
・例え相手が[離脱]を宣言していても機会攻撃が誘発する。
・５ft内のクリーチャーが自分以外の目標に攻撃を行った場合、リアクションを用いてそのクリーチャーに対して１回近接攻撃を行える。

◆クラス特徴　p100

◇スタイル：両手武器戦闘
・両手近接武器攻撃時、ダメージダイスの目で１か２を出した場合、１か２の出目のダイスを再ロール出来る。

◇底力
・１回のボーナスアクションを用いて（1d10＋ファイターLv）のHPを回復出来る。（1/小休憩/大休憩）

◇怒涛のアクション
・自ターン中、通常アクションに加えて、さらに追加で１回のアクションを行える。（1/小休憩/大休憩）

◇戦士の類型
・SAMURAI　⇒　◇闘志