Niels&Sigrid
◆クレリック
鎧：軽装鎧、中装鎧、盾
武器：単純武器
道具：なし
共通語、エルフ語

・１２年前のあの夜は、雪が降る寒い時期でした。前日に島の遺跡から新たな地下室が見つかり、大規模な捜索隊を編成して潜ろうとの会議が領主や発掘隊、島の賢者や万神殿の長たちの間で行われていました。
・その夜、突然の地震の後で遺跡の方角から巨獣たちが出現し、島のあちこちに向かって放たれ蹂躙されたのでした。
・サーク島周辺は１２年前から船が近づくと現れる複数の巨獣に襲われ、消息不明となっています。数少ない生き残りからは「海から現れる巨大な触手に襲われた」「空から赤い翼を持った化け物に襲われた」との情報が寄せられています。
・数百年前に巨獣を引き連れた「何か」が大陸で猛威を振るい、当時の冒険者や魔法使いたちがその「何か」を追い払ったとの伝承が各地に残っています。その伝承をたどると、最後に「何か」が追いやられた先がサーク島ではないかと推測出来ます。

継承する者　君は故郷の島の領主の子息だ。あの夜、混乱の中で母親は人々の避難誘導の先頭に立ち、父は兵を連れて敵に立ち向かった。それが最後に見た両親の姿だった。故郷を目の前にし、君は新たな領主となるべく行動を起こすのであった。
※固有ミッション：領主の証の品を探し出す。

・貴方の家系は代々、サーク島の領主でした。家に伝わる伝承として、かつて邪悪な存在がこの島に封印され、監視するために残った冒険者が先祖と言われています。領主の証の品は、その邪悪な存在に立ち向かうための物だと伝わっています。

・あの夜、空を飛び火を噴く紅い巨獣が現れ周囲を焼き払いました。あなたの父は傷つきながらも残った兵たちをまとめ上げ立ち向かいました。あなたの母は人々を島から脱出させるべく、港に誘導していましたが貴方を先に逃がした後、再会は果たせませんでした。

・この１２年間、あなたは先祖の足跡をたどるうちに邪悪な存在が何らかの邪神の使徒であり、５体の巨獣と共にサーク島に追いやられたことが判りました。また、かつて大陸の人々は巨獣と戦い何度も倒しているにも関わらず再度出現するため、サーク島に追いやり封印することしか出来なかったという伝承が有ることも判りました。