背景 BACK GROUND |
【辺境育ち(アンダーダーク)】
ハギレヴの種族スリクリーンは通常砂漠に住む狩猟民族だが、彼の一族はアンダーダークでキノコを育てて生活する亜種である。
ひょんなことから禁忌を犯して一族を追放されたハギレヴは地上で掟に縛られない食の楽しさを知り現在はさまざまな常識を勉強しながら美食家として活動している。 |
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人格的特徴 PERSONALITY TRAITS |
【食に対して(とっても)貪欲】
旅の中で相手を食糧にするよりも相手の持つ食料やレシピを分けてもらう方がより美味しいものにありつけること、そして他種族とのかかわりで得られる形のない恩恵を知った。
そのため彼は無闇に知性のあるものを殺して食べないようになり、文化圏で害虫ではなく益虫として迎え入れられたのである。 |
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尊ぶもの IDEALS |
【食べること】
食べるとは、生きること。
死ぬとは、食べられること。
ハギレヴはそう考えて日々食べている。
彼が料理を食べた際に口に合わないということは基本的になく、大体は好意的な感想を述べるため日常で食されている物以外の感想は基本あてにしないほうがいい。
また、ハギレヴが元いた一族では仲間が死亡さるとその肉を食べる風習があったため、あなたがハギレヴと無二の絆を築いたらば彼は必ず自分の死肉を食べてほしいと言うだろう。
逆に仲間が死んだ時はハギレヴはその肉を食べたがるが、一般的な弔い方ではないと理解しているので渋々埋めてくれるでしょう。 |
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関わり深いもの BONDS |
【共生関係の菌】
アンダーダークでのキノコ栽培は死霊術とは切ってもきれない関係らしく、キノコ栽培のスペシャリストであるハギレヴはまた、優れた死霊術使いでもある。
彼と共生関係にある特殊な菌は門外不出の秘物であるため追放に際し力を抜き取られた状態で外の世界に放り出された。
抜き取られたはずの菌はしかし生き残り、集まり、ゆっくりと自己増殖を続けていた。
現在ハギレヴはアンダーダークにいた頃の力を発揮できているわけではないが、これから順調に菌が育っていけば全盛期の力を取り戻すことも夢ではないだろう。
Lv7
菌が活性化し、本来の力を取り戻した。
強力な死霊の力を帯びた粘菌は今や死者をも動かし、死霊エネルギーの奔流を打ち出すことすら可能となった。
Lv8
故郷にいたころよりも強力になった結果サイオニックに目覚めた。
しかしこれは力の覚醒ではなく、粘菌によって意図的に抑えられていたものが解き放たれた形で発現したものだった。
今や粘菌は共生関係をもつ存在などではなく、真に信頼できる一個体となった。 |
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弱味 FLAWS |
【常識のズレ】
彼は他種族との常識のずれを知識で補正している。
感性の協調ではなく知識による理解で行動を選択しているため、経験していないことに対しては世間一般との大きなずれが露呈することがしばしばある。
また、なんでもおいしく感じてしまうその感性は、原種のスリクリーン同様人型生物の食肉に忌避がないところも増長させており、隙あらば人型生物の肉を食べたがる。
しかし善人は食べないように心がけており、実行に移すことは悪人を殺したときだけである。
これはとある赤髪のドラゴンもまたいで通るようなウィザードに「悪人に人権はない」という素敵な教えを受けたためである。
今知っている常識リストの一部
・多くの人型種族は死を忌避する
・体やモノに自分の唾液を塗ることはキレイとは言わない
・通常人型種族は同族の遺体を食べない
・死体を地面に埋めるのは熟成させるためではなく弔うため
・上記にともない墓を掘り起こすのは良くないことである
・通常人型種族にとって腐敗はよくないことである |
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その他設定など |
【来歴】
本来スリクリーンは砂漠に住まう狩猟民族である。しかしハギレヴのいた群れは砂漠を離れアンダーダークにて特殊なキノコで農耕し、キノコの肥料とするため他の生物を狩って平穏に暮らしていた。
そんなある日仲間がキノコを育てるために持ってきたドラウの死骸をピタゴラスイッチ的なアクシデントで誤って口にしてしまい、その驚愕的なおいしさからそのまま全て平らげてしまう(スリクリーンがエルフの肉をが好物なのは公式)。
前述のとおり彼の故郷では同族の死骸以外の食肉は重罪とされており、ハギレヴは共生関係の菌を抜き取られた結果死霊術術師としての力を失い、群れを追放されてしまった。
追放先の地上は彼の知らない動植物や意思疎通の難しい人型生物、そして敵対的なクリーチャーで満ちていた。
しかし彼の目は、新たな食の道への好奇心で輝いていた。
現在
文明社会でさまざまな交流や経験をし成長したハギレヴは人型種族社会で(まぁまぁ)生活できる知恵を蓄えることができた。
冒険者兼美食家ライフを堪能していたが、先日防衛に力を貸したダガーフォードのモーウェン侯爵婦人から晩餐会のお誘いが舞い込む。美味しい料理を楽しみにしていると、自身と共生関係にあるわずかに残った共生関係の菌が活性化し死霊の力を取り戻し始めていることに気がついた。
……何かが起きる。そしてきっと「うまい話」が待っているに違いない。
ハギレヴはそう思うと嬉しそうに顎をカチカチと噛み合わせ晩餐会の会場へと歩みを進めた。
さぁ、腹を鳴らし、顎を磨こう。
ーー食事の時間だ。
【追記】
菌の隆盛により全盛期の力を取り戻したハギレヴ。
しかしグレータードルイドとの戦いにて倒れた際にプライドを傷つけられた反動か、はたまた死に直面したことで「祖先の記憶」が活性化したためか。
ハギレヴはサイオニックに目覚めた。
砂漠育ちの通常種のスリクリーンの中にはサイオニックを使いこなす個体がいくつかいるが、対してアンダーダーク育ちのスリクリーンにはサイオニックを発現するものはいなかった。
瞑想の中でその理由を理解したハギレヴは故郷への帰還を強く望む。
アンダーダーク。そして、遠い祖先の暮らす砂漠へと。
ストラード打倒を再び強く誓ったハギレヴはより強き闘志となった。
ストラード。
必ずその身を平らげてやる。
ハギレヴの一族が食べるものは肉食である原種のスリクリーンと違い、育てたキノコ類と同族の死骸のみである。
同族の死骸以外の肉食は禁忌でありそのため彼の一族がドラウを初めとしたアンダーダークの生物を狩るのは獲物の肉体をキノコの苗床にするためである。
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