貴族

私がもう少しうまいことを言ってやれば、人々はいい気分になって、さも自分が重要な人物になったように思い込む。
それと、私は不潔なのが嫌いだ。安宿になんて死んでも泊まるものか。

責任。
貴族の務めは民人を守ることであり、民人をしいたげることではない。

私のグレートアックスは一族の家宝であり、私の持ち物の中で最も貴重なものだ。

私は富の誘惑、特に金貨の誘惑にはとても抗えない。家名の復興には金が要るのだ。

君の一族は富、権力、特権というものになじみ深い。ネヴァーウインターの栄光の時代、君の両親は街の東北にある丘陵地帯であるコルリン・ヒルを領する伯爵および伯爵夫人であり、領地に大きな荘園を構えていた。しかし、30年前のホートナウ山噴火により、ネヴァーウインターは荒れ果て、コルリン・ヒルは地図から消え失せてしまった。君は荘園で育っ代わりに、ウォーターディープにある、小さいが快適な別宅で育った。大人になり君は、もはや意味の無くなった称号とわずかなものを相続するに至ったのである。

チェイン・メイル

　

　

グレート・アックス

　

　

ジャヴェリン

　

3

背負い袋

　

　

毛布

　

　

ほくち箱

　

　

保存食2日分

　

　

水袋

　

　

上等な服ひと揃い

　

　

印章指輪

　

　

家系図の巻物

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

・戦闘スタイル(防御):鎧を着ているならばACに＋1のボーナスを得る。

・底力
君は持久力の泉（ただし有限）を有しており、危機を逃れるために泉から力をくみあげることができる。すなわち、君は君自身のターンに、1回のボーナス・アクションを用いて、（1d10＋ファイター・レベル）のヒット・ポイントを回復できる。
　この特徴はひとたび使用したなら、小休憩または大休憩を終了するまでは、再び使用することはできない。




《ヒューマン》
ヒューマン(人間)は主要種族の中で最も若い。すなわち、ドワーフやエルフや龍などに比べて、世界に姿をあらわすのも遅かったし、寿命も短い。しかしヒューマンは創意工夫に満ちた革新者であり、達成者であり、この世界を切りひらく者達である。彼らは主要種族のなかでも一番順応性が高く、野心に燃えている。
ヒューマンはひとたび住みつくと断じて留まる。世々を経て残る都市を築き、世紀を経て残る大王国を築く。ヒューマンはもっぱら現在に生きるゆえに冒険の生活に向く。だが一面で彼らは未来の計画を立て、長く続く何かを残そうとする。
ヒューマンの文明は地域によりさまざまである。フォードゴトン・レルムでは、北西の地にあるネヴァーウィンターと、その反対にある遠く離れた東のターミッシュやインピルターでは、衣服、建築様式、料理、音楽、そして文学なにもかもが異なる。ヒューマンの肉体的特徴は、最初期のヒューマンがあちこちに移住したせいで、とても多様なものとなっている。したがって、ネヴァーウィンターのヒューマンもその肌や髪の色、特徴はありとあらゆるものがあり得る。

《ファイター》
ファイターは恐らくD&D世界で最も多様なクラスである。遍歴の騎士、征服王、王の代理戦士、精鋭歩兵、非情な傭兵、山賊の大頭目。彼らはみなファイターである。誰よりも武器と鎧の扱いに長け、あらゆる戦闘技術に通暁し、そして"死"に慣れている───死をもたらすことにも、死に面と向かうことにも。