アメリアは元々は、森の中で暮らすエルフ部族の貴族階級の産まれだった。妻を若くして亡くした父が、人間の女性に恋してしまったことで生まれた不義の子であるとはいえ、貴族の子であるアメリアは、部族から表\立って排斥されることはなかったし、生活に困ることも決して無かった。だが、貴族家にしてみたら、アメリアはあまり表\に見せたい存在ではなかった。故に彼女は、家の敷地を出る機会が極めて限定され、箱庭の中での生活を送っていた。平和だが、自由が無い生活―\―\自分で生きている感覚がまるで無い、束縛に満ちた生活だったが、アメリアは当時、それを当然のことだとばかり思っていた。

しかしある時、とある死にかけた男が、森の中をさまよっているところが発見され、エルフ族に保護される。エルフたちは彼を信用しなかったが、かといって見殺しにするわけにもいかなかったのだ。多くのエルフは彼に近づこうとしなかったが、初めて近くにやってきた「人間」（彼女の母も人間だったと聞くが、アメリアはこの時まで人間と接触したことがなかった）に興味をそそられたアメリアは、密かに男の元を訪ねた。

男は、自分が元海賊であると語った―\―\世界の海をめぐり、未知なる海域を冒険し、恐ろしい怪物と戦う、ロマン溢れる人生を歩んできた男だと。曰く、強大なクラーケンとの戦いの中で片足を失ったが、直後、魔術的な嵐に巻き込まれてテレポートし、気が付くと森の中にいたのだという。

男は間違いなく、話を大分盛っている。しかし無垢なアメリアは、これらを全部信じ込んだ。そうしてアメリアは、自分が見たことすらないこの「海」なる世界を冒険する、この「海賊」なる勇者に強い憧れを抱くようになった。自分がそれまで生きてきた世界が、どれだけ狭いかに気付いたのだ。彼女は、どこまでもどこまでも湧いてくる好奇心を、抑えつけることができなかった。

ある時アメリアは、隙を見て、勝手に森を抜け出すことに成功する。そして長い旅の果て、とある港で船乗りたちに弟子入りし、自らの追い求める「海賊」になるべく、経験を積んでいった（船乗りたちは、無論、海賊ではない―\―\本当にただの船乗りだ。だが、アメリアに言わせれば、海を渡り、冒険する人々は皆「海賊」なのだ）。

「海賊」とともに暮らしながら、アメリアは船の扱い方や、海の怪物との戦い方を学んでゆく。しかし、それも数年経つと、アメリアは、「今度は陸も色々と冒険してみたい」と思うようになった。そして、一時的に船乗りを止め、より自らの理想に近いのではないかと彼女が感じた「冒険者」になるべく、彼女は船長たちに別れを告げ、新たなる旅路についた。

何よりも自由と冒険を愛する、勝ち気でおてんばな性格。富よりも名声よりも、「楽しむ」ことを常に最優先事項とし、かなり活発に行動する。常に新鮮な刺激を求め、じっとしていることができない。好奇心は、旺盛を通り越して、最早過剰の域に入る。

風の向くまま気の向くままに、この世界を味わいつくし、とにかく楽しみ尽くす。

船での生活もそうだったが、人生は助け合いだ。周りのわがままはきちんと聞いてあげよう。（その代わり、こちらのわがままにも付き合え！）

・衝動的に動き回り、じっとしていることができない。
・好奇心過剰。
・後先考えることが苦手。
・一度呑み始めたら、もう止まらない。

・海賊を自称するが、実際に略奪などの海賊行為を行ったことは無い。本人の中では、海賊というのは冒険する船乗り全般を指す言葉であり（恐らくは彼女に過去を語った海賊の男の影響）、どんなに「お前のそれはただの船乗りだ」と言われても、自分はあくまでも海賊であると言い張る。響きがカッコよくて憧れるから、らしい。

・新天地に辿り着くと、全ての気になるスポットを回り切るまで満足しない。

・高いところに昇って、あたりの景色を眺めるのが好き。

・ギャンブルが大好き。しかし残念なことに、あまり得意ではない。

・大変食いしん坊。食事を前にすると夢中になってしまうので、あまり食事のマナーは良くなく、ナイフやフォークがあっても手掴みで食べたり、ソ\ースなどがついた指を舐めたりする。しかし心の底から食事を楽しんでいる感じがして、独自の愛嬌があるので、余程のカタブツでない限り注意する気にはなれない。

・お酒が大好き。美味しそうにグビグビ飲む。しかしお世辞にも強い方ではない。酔っ払うと（ぶっ飛んだ方向に）陽気になり、訳の分からない歌を歌ったり、踊ったりする。

・金遣いが荒く、「稼いだ金はその日のうちに使い切る」と豪語する。実際、冒険者として活動した中でお金を手に入れても、すぐに色んなものを買い込んだり、贅沢をしたりして、それをすぐに使い切ってしまう。なので常に金欠。今もそう。要するに、後先考えることが苦手（その場その場の咄嗟の「判断力」はあるが、長い目線で物事を見ることができない）。

・夜中にはよく街をほっつき歩く。一人で酒場をハシゴして、周りの人達といつの間にか仲良くなったりすることも多い。

・エルフの血統である関係上、本来は剣術より弓矢の方が得意だが、「遠くからバシバシ攻撃してるだけじゃ戦ってる感じがしない」という理由で接近戦を好む。

レイピア

　

　

ショートソ\ードｘ２

　

+10GP

レザー・アーマー

　

+35GP

ダガーｘ２

　

　

盗賊道具

　

　

ビレイング・ピン（索止め栓）

　

　

絹の縄50フィート

　

　

解読不可能\な宝の地図

　

　

服

　

　

エクスプローラーズ・パック

　

　

＋バックパック

　

　

＋寝袋

　

　

＋火起こし用具

　

　

＋調理器具

　

　

＋松明１０本

　

　

＋非常食１０日分

　

　

＋水袋

　

　

＋麻の縄５０フィート

　

　

航海用道具

　

+25GP

盗賊道具

　

+25GP

ひっかけ鉤

　

+2GP

釣り具

　

+1GP

獣罠

　

+5GP

ずたぶくろｘ１０

　

+0.1GP

バケツｘ２

　

+0.1GP

鏡

　

+5GP

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ハーフエルフ
＋暗視
＋フェイの血筋

ローグ２
＋習熟強化（隠密、説得）
＋急所攻撃（１ｄ６）
＋盗賊の符牒
＋巧妙なアクション(Dash, Disengage,
or Hide action)