異邦人/逃亡

何が食べ物であり、何が食べ物でないかの概念が周りと違う。周りの食習慣を見て”素敵だ”、”なんでこんなことをするんだ”、”とんでもない！”などと思うことがある。
身に付けた行動規範がなかなか人に理解されない。

開放的。旅で会った親切な人々からは学ぶべきことが多い。

自由は何よりの宝だ。誰にも二度と私の自由を奪わせはしない。

「我が文化はこの地の文化に勝ること数倍じゃ」と密かに思っている。

　見に覚えのない人斬りの罪から逃れるべく、カラ・トゥア南方の島国から流れきた浪人。”黒の組織”ゼンタリムの用心棒として刀を振るっていたが、近頃はその自覚が薄い。好物は納豆、漬物。
　亡くした兄の面影を追い求めており、記憶の中の兄と重なるものを見出した他者には、心惹かれることもある。最近はともにソードコーストで旅を続けていたハーフオークの男性を「兄上」と認識し、精神的な安定を得ているが、あくまでも仮初の正気に過ぎない。

※※ 以下、サイコホラー注意 ※※

　コズエの実家タカオカ家は下級武士の家で、兄と二人貧しい中で手を取り合い生きていた。そんな暮らしの中、コズエはインモラルな感情を兄に抱いてしまう。許されぬ禁断の恋だった。
　しかしその兄は、別の女との間にひっそりと愛を育んでいた。どうして、なぜ。私には兄上しかいないのに。

　……気付いた時には、コズエは兄から奪い取った刀で兄と兄の恋人を斬殺していた。己のしでかしたことの重大さ、愛する兄を手にかけてしまった事実にコズエの心は耐えきれず、彼女の心は壊れた。

　都合の良い忘却と歪んだ認識によって、自らの犯した殺人を「なかったこと」にしたコズエだったが、彼女の罪が暴かれるのは時間の問題だった。
　人斬りの罪状によって追われる身となったコズエは孤独な逃亡生活を送ることになる。コズエの逃亡は海を越え、遠いソードコーストへ行き着いた。彼女の孤独を癒したのは、彼女以外には見えない、優しく都合の良い「兄上」だった……。

ブレストプレート+2

20

1

打刀(ロングソード)+

3

1

短弓(ショートボウ)

2

1

手斧(ハンドアックス)

　

2

背負い袋

1

1

携帯用寝具

1

1

炊事用具

1

1

ほくち箱

1

1

　

　

　

　

　

　

水袋

5

1

麻のロープ(50ft)

10

1

旅人の服

3

1

龍笛

　

1

故郷から持ってきた不正確な地図

　

1

故郷の工芸様式で作られた小さな装飾品(10gp)

　

1

ポーチ

　

1

ひっかけ鉤

4

1

覆い付きランタン

10

1

アロー

　

20

羽織(ゼフィロスのハンカチ)

2

1

フライングスネークの指輪(ゼンタリムの証)

　

　

打刀(ロングソード)

3

1

早足と跳躍のブーツ

　

1

ゴーグルズ・オヴ・ナイト

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

▼ハーフリング/ライトフット

・ハーフリングの幸運
　攻撃ロール、能力値判定、セーヴィング・スローで１の目が出たら、そのダイスを再ロールできる。ただし新しい結果は必ず使用せねばならない。

・ハーフリングの勇気
　恐怖状態をもたらす効果に対するセーヴィング・スローに有利を得る。

・隠密の天性
　自分よりサイズ分類が１段階以上大きいクリーチャー１体によってのみ隠蔽されているときにも、隠れ身を試みることができる。


○ファイター
・戦闘スタイル：両手武器戦闘
　両手で一つの近接武器を使用して攻撃を行い、その攻撃のダメージ・ダイスで１か２の目を出したら、再ロールできる。ただし新しい結果は必ず採用せねばならない。この利益を得るためには、武器が両手用または両用の特性を有している必要がある。

・底力
　自身のターンに、１回のボーナス・アクションを用いて(1d10+ファイターレベル)のHPを回復できる。

・怒涛のアクション(1/休憩)
　自分のアクション(と、場合によって許される一回のボーナスアクション)に加えて、さらに追加で一回のアクションを行える。この特徴は一度使用したなら、小休憩または大休憩を終了するまでは、再び使用することはできない。

・追加攻撃(計２回)

・不屈(1/大休憩)


○戦士の類型/サムライ
・侍魂(一時的ヒットポイント)
　自分のターンに１回のボーナスアクションとして、そのターンの終了時まで自分の全ての攻撃ロールに有利を得ることができる。これを行った場合、さらに一時的ヒットポイントを10得る。
　この特徴を三回だけ使用できる。大休憩を終えるたびに消費した使用回数は全て回復する。

○魔道士退治
コズエは呪文の使い手に対して白兵戦を挑む際に有効なテクニックを磨いている。以下の利益を得る。
・コズエから５ft以内にいるクリーチャーが呪文を発動した際、コズエは自分のリアクションを用いてそのクリーチャーに対し一回の近接攻撃を行える。
・呪文に精神集中をしているクリーチャーに対しコズエがダメージを与えたなら、それによってそのクリーチャーが精神集中を維持するために行なわされるセーヴィング・スローには不利がつく。
・コズエは自分から５ft以内にいるクリーチャー以内にいるクリーチャーが発動した呪文に対するセーヴィング・スローの有利を得る。

○有職故実
　折り目正しく律儀なサムライ・コズエ(?)は社交の場面でも活躍できるようになるはずだった。【魅力】〈説得〉判定を行う際には常に、【判断力】修正値に等しいボーナスを得るのだが、そんなボーナスなど０だった。マイナスでないだけまだマシかもしれない。また、厳しく己を律する(?)コズエは【判断力】セーヴに習熟する。

○不屈の侍魂
　コズエがイニシアチブロールをした時点で侍魂の残り使用回数が０なら、使用回数が１回服する。