機会攻撃に対して＋2

［恐怖］＋5（種族）

　

　

　

　剛胆：［恐怖］に対するセーヴィング・スローに＋5の種族ボーナスを得る。
　機敏な対応：機会攻撃に対するACに＋2の種族ボーナスを得る。
　セカンド・チャンス：君はセカンド・チャンス（『プレイヤーズ・ハンドブック』P.46参照）を遭遇毎パワーとして使用できる。
　一日六食：君は小休憩の間に1食分の食事をとることによって、回復力を1回分消費したかのようにhpを回復できる。この利益を得ることができるのは、1回の小休憩につき1回、1日に最大6回までである。また、君は食事をした上で\"上等なパイプ草\"を使用したなら、hpを（1点でなく）1d6点追加で回復できる。
　もじゃもじゃ足：ホビットは裸足で生活しているため靴をはく習慣がない。ホビットは脚部スロットにアイテムを着用することができない。ただし、DMは靴やブーツでない脚部スロット・アイテム（ズボンや脛当て、アンクレットなど）ならば着用できることにしても構\わない。脚部スロットにアイテムを着用していない時、君は〈隠密〉とイニシアチブ判定に＋2の種族ボーナスを得る。このボーナスは11レベルで＋4、21レベルで＋6に増加する。
　古株のごとき頑強さ：[DM裁量]ホビットはD&Dのルールでは表\現しにくい内なる強さを秘めている。ホビットは、たとえ英雄級の駆け出し冒険者であっても、\"一つの指輪\"のような悪しき神話級アーティファクトの支配や誘惑に抗うことができるのだ。このような抵抗力は種族能\力でなくDM裁量で処理すべきものである。DMはホビットのPCが巨大な悪の力に対峙した時、適宜判定にボーナスを与えたりダメージを軽減したりすること。
　小さい人：ホビットはルール上\"ハーフリング\"として扱われる。

　◆手に馴染んだ道具：君は1種類の道具（調理器具や農具など）を代用近接武器として扱うことに習熟している。君はこれを習熟ボーナス＋3、ダメージ1d6の片手武器またはダメージ1d8の両用武器として使用できる。君はレベル2、7、12、17、22、27の時点で、代用近接武器を用いた攻撃ロールとダメージに＋1の強化ボーナスを得る（このボーナスは累積する）。クリティカル・ヒットした場合、君の攻撃は強化ボーナス＋1につき1d6の追加ダメージを与える。通常の代用近接武器と異なり、君は道具を特定の武器グループに属するものとして扱うことができる（たとえばフライパンをメイス類として扱うというように）。道具がどの武器グループに属するかの最終判断はDMの裁定に従うこと。

急所攻撃：＋2d8ダメージ
　君が軽刀剣類、ハンド・クロスボウ、ショートボウ、あるいはスリング類を用いて攻撃し、君に戦術的優位を与えている1体の敵に対してヒットを与えたなら、その敵は君のレベルに応じた追加ダメージを受ける。君はこの追加ダメージを1ターンに1回しか与えることができない。

先制攻撃
　君は各遭遇の開始時点で、その遭遇においてまだ行動していないクリーチャーすべてに対して戦術的優位を得る。

素速き武器／WEAPON FINESSE
　近接基礎攻撃の攻撃ロールとダメージ・ロールに、【筋力】修正値の代わりに【敏捷力】修正値を用いることができる。加えて、君は軽刀剣類、ハンド・クロスボウ、ショートボウ、あるいはスリング類を用いたダメージ・ロールに＋2のボーナスを得る。

技能\の体得／SKILL MASTERY
　君は以下のリストの中から追加で1つ修得済み技能\を得る：〈威圧〉、〈看破〉、〈事情通〉、〈地下探険〉、〈知覚〉、〈はったり〉。
　加えて、君は技能\チャレンジにおける技能\判定のロールで20の出目を出し、かつその技能\判定がその技能\チャレンジの成功数に1回以上カウントされるものであった場合、その判定は自動的に成功し、さらに追加で1回分の成功としてカウントされる。

シーフの武器の才／THIEF WEAPON TALENT
　君は軽刀剣類、ハンド・クロスボウ、ショートボウ、あるいはスリング類を用いた攻撃ロールに＋1のボーナスを得る。


バードの修行
　君は《儀式修得者》の特技をボーナス特技として得るため、魔法の儀式を使用できる。君は儀式書を1冊所有しており、それには君が修得することを選んだ儀式が2つ書き込まれている：それはバードであることが前提条件である1レベルの儀式が1つに、その他の1レベルの儀式が1つである。
　それに加え、君は1日に1回、自分のレベルかそれより低いレベルのバード儀式1つを、構\成要素を消費することなく執行することができる。ただし、儀式に必要なそれ以外のコストは支払わねばならず、焦点具も必要なら使用せねばならない。11レベルの時点で、君は1日に2回、自分のレベルかそれより低いレベルのバード儀式を、構\成要素を消費することなく執行できるようになる。21レベルの時点では1日に3回執行できるようになる。

西方語

　

アックス類、両用、急所攻撃＋2d8

軽刀剣類

　

萩原家のリリィ（Lily Cloverfield）
萩原家はスミアル造りの名人として知られる建築家の家系。大堀町の南のはずれに大きな邸宅を構\えている。ハーフット族のホビット。

背景：〈宗教〉をクラス技能\に

　

　

　

　

　

　

スコップ

5

　

　

ディスタンス・ダガー＋1（投擲）

1

　

　

　

0

　

　

レザー・アーマー＋2

10

　

　

　

0

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

ディープポケット・クローク＋2

1

1000ポンド／100立方フィートまでのアイテムを収納できる。
パワー（［無限回］）：フリー・アクション。1ラウンド1回まで。使用者はアイテムを1つクロークから取り出す、または収納する。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

フォクルーカン・バンドーラ

　

フォクルーカン・バンドーラ
Fochlucan Bandore／フォクルーカンのバンドーラ レベル3
この楽器の音色は、聞き手に熱狂と剛力を吹き込む。
その他の魔法のアイテム 680gp
特性：バードはこのアイテムを、バードのパワーおよびバードの伝説の道のパワーを使用するための装具として用いることができる。装具として用いた場合、このアイテムは攻撃ロールとダメージ・ロールに＋1の強化ボーナスを与え、クリティカル・ヒット時には1d6の追加ダメージを与える。
パワー（［一日毎］）：標準アクション。このパワーは小休憩の間に使用する。小休憩の終了時に、その小休憩の間じゅう使用者から20マス以内に留まっていた味方1人を選ぶ。その味方が次に小休憩または大休憩を取るまでの間、その味方は武器ダメージ・ロールに＋1パワー・ボーナスを得る。
　休息の歌：パワー・ボーナスは＋2になる。

　

《ホビットの道具》　　　［ホビット］
　前提条件：ホビット、\"手に馴染んだ道具\"の背景特典
　利益：君は\"手に馴染んだ道具\"の背景特典で選択した代用近接武器を用いたダメージ・ロールに＋2の特技ボーナスを得る。このボーナスは11レベルで＋3、21レベルで＋4に上昇する。
　君はその道具を用いる技能\判定に＋2のボーナスを得る。
　君がローグなら、君は代用近接武器を急所攻撃と、通常であれば1つの軽刀剣類を必要とするローグのクラス特徴とパワー、ローグの\"伝説の道\"の特徴およびパワーに使用することができる。
　また、\"無慈悲な乱暴\者\"のローグであるなら、君は代用近接武器を使ってクラブとメイスを使用する場合と同じ利益を得ることができる。

《ホビット流武器練達》　　　［ホビット］
　前提条件：ホビット
　利益：君は\"石投げ名人\"および\"手に馴染んだ道具\"で選択した代用武器を用いての攻撃ロールに＋1の特技ボーナスを得る。このボーナスは11レベルで＋2、21レベルで＋3に上昇する。

《背後からの一刺し》 ［ローグ］
　前提条件：ローグ、“急所攻撃”のクラス特徴
　利益：君の“急所攻撃”のクラス特徴による追加ダメージ・ダイスの種類はd6からd8に増加する。

《バード系儀式会得者》 ［マルチクラス：バード］
　前提条件：【知】13、【魅】13
　利益：〈魔法学〉技能\が“修得済み”になる。バードの“バードの修行”のクラス特徴を得る。

《儀式修得者》（“バードの修行”によるボーナス特技）

1d20+14 対AC：近接基礎攻撃（スコップ）
1d20+14+2 対AC（戦術的優位）：近接基礎攻撃（スコップ）
1d20+14+2+3 対AC（戦術的優位＋バックスタブ）：近接基礎攻撃（スコップ）

1d8+10 ダメージ
1d8+10+2d8 ダメージ（急所攻撃）
1d8+10+2d8+1d6 ダメージ（急所攻撃＋バックスタブ）

1d20+13 対AC：遠隔基礎攻撃（ダガー）
1d20+13+2 対AC（戦術的優位）：遠隔基礎攻撃（ダガー）
1d20+13+2+3 対AC（戦術的優位＋バックスタブ）：遠隔基礎攻撃（ダガー）

1d4+8 ダメージ
1d4+8+2d8 ダメージ（急所攻撃）
1d4+8+2d8+1d6 ダメージ（急所攻撃＋バックスタブ）

アンバランシング・トリック：［無限回］◆［武勇］：移動アクション：使用者：効果＝使用者は2マスまでのシフトを行なう。このターンにおいて、使用者が次に1体の敵に対して近接基礎攻撃をヒットさせた時、使用者はその敵を転倒させ伏せ状態にすることができる。

タクティカル・トリック：［無限回］◆［武勇］：移動アクション：使用者：効果＝使用者は自分の移動速度までの移動を行なう。この際、使用者は味方に隣接するマスから離れる時には機会攻撃を誘発しない。使用者の次のターンの終了時まで、使用者は少なくとも1体以上の味方が隣接している敵に対して戦術的優位を得る。

Rogue Utility: Acrobat\'s Trick
アクロバッツ・トリック：［無限回］◆［武勇］：移動アクション：使用者：効果＝使用者は自分の移動速度−2までの移動を行なう。この移動の間、使用者は自分の移動速度−2に等しい登攀移動速度を得る。さらに、使用者はこのターンの間、次に行なうダメージ・ロールに＋2のパワー・ボーナスを得る。

　

　

　

　

セカンド・チャンス
Second Chance／二度目の正直　　　ハーフリング／種族パワー
君は運と体の小ささを味方につけ、敵の攻撃をひらりとかわす。
［遭遇毎］
即応・割込　　　使用者
トリガー：使用者に対する1回の攻撃がヒットする。
効果：敵にその攻撃ロールを再ロールさせる。再ロールの出目の方が低かったとしても、敵は再ロールの結果を用いなければならない。

　

バックスタブ：［遭遇毎］◆［武勇］：フリー・アクション：使用者：トリガー＝使用者が5マス以内にいる以内にいる1体の敵に対して［武器］を用いた基礎攻撃を使用して攻撃ロールを行なう。その敵は使用者に対して戦術的優位を与えていなければならない。：効果＝使用者はその攻撃ロールに＋3のパワー・ボーナスを得、その攻撃がヒットしたなら敵は1d6の追加ダメージを受ける。

1遭遇に2回まで使用可。ただし1ターンに1回しか使用できない。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

アジャイル・リカヴァリィ：［無限回］◆マイナー・アクション：効果＝使用者は立ち上がる。

　

ニンブル・クライム：［無限回］◆［武勇］：移動アクション：使用者：効果＝使用者は登攀するための〈運動〉判定を1回行なう。この判定に成功したなら、使用者はこの移動中に登攀を行なっている間、自身の移動速度に＋4のパワー・ボーナスを得る。

　

カニング・エスケープ：［遭遇毎］◆［武勇］：即応・割込：使用者：トリガー＝敵が使用者を攻撃する：効果＝使用者はトリガーとなった敵からの攻撃に対して、すべての防御値に＋4のパワー・ボーナスを得る。さらに、トリガーとなった敵のターンの終了時に、使用者はフリー・アクションとして3マスまでのシフトを行なうことができる。

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

トラヴェラーズ・チャント
Traveler\'s Chant／旅人唱歌
君の歌声によって仲間たちの足取りは軽くなり、旅の疲れも気にならなくなる。
レベル：1
構\成要素費用：10gpおよび5gp相当の焦点具
系統：探険
市価：75gp
執行時間：10分
対応技能\：〈魔法学〉（判定不要）
持続時間：8時間
前提条件：バード
　この儀式の持続時間中、執行者および執行者のこの儀式の演奏を最初から最後まで聞いていた8人までの味方は、通常よりも早く移動することができる。執行者とその味方のパーティの1時間あるいは1日あたりの移動速度を決定する際には、（集団内で一番足の遅いメンバーの移動速度＋2）が基準になる。
　焦点具：この儀式の執行の一部として執行者が演奏する楽器1つ。

ピュリファイ・ウォーター
Purify Water／浄水
湖の奥底に潜んでいたデーモンは今や殺された。デーモンに穢された湖水は、儀式によってさっと透き通り、口にすると爽やかなものに変わる。
レベル：1　　　　構\成要素費用：10gp
系統：探検　　　 市価：50gp
執行時間：10分　 対応技能\：〈自然〉、〈宗教〉あるいは〈魔法学〉
持続時間：瞬間
　執行者は大量の水を浄化する。浄化可能\な水の量は、執行者の〈自然〉判定、〈宗教〉判定、あるいは〈魔法学〉判定の結果によって決まる。

技能\判定の結果　　 水の量
9以下　　　　　　　1マス分
10〜19　　　　　　 2マス分
20〜34　　　　　　 4マス分
35以上　　　　　　 10マス分

コンプリヘンド・ランゲージ
Comprehend Language／言語理解
君が儀式を終えると、目の前のクリーチャーのしゃがれた声は君にも理解できるはっきりとしたものに変わる。
レベル：1
構\成要素費用：10gp
系統：探険
市価：50 gp
執行時間：10分
対応技能\：〈魔法学〉
持続時間：24時間
　執行者はこの儀式を開始する時点で、自分が過去24時間以内に聞いた、あるいは書かれたものを見た言語を1つ選ぶ。
　24時間以内に聞いた1つの言語に対してこの儀式を用いると、執行者は以後24時間、その言語を聞き取って理解できるようになる。さらに、執行者の〈魔法学〉判定の結果が35以上だった場合、執行者はこの儀式の持続時間中その言語を流暢に話せるようになる。
　24時間以内に書かれたものを見た1つの言語に対してこの儀式を用いると、執行者は以後24時間、その言語を読むことができるようになる。さらに、執行者の〈魔法学〉判定の結果が35以上だった場合、執行者はこの儀式の持続時間中その言語を書くことができるようになる。その言語を書く際に用いる文字は、その言語を書くのに通常用いられる文字に限らず、執行者が知っている文字ならば何でもよい。
　24時間以内に聞いたことがあり、かつ書かれたものを見たこともある1つの言語に対してこの儀式を用いると、執行者は以後24時間、その言語の聞き取りと読解の両方の能\力を得る。そして、執行者の〈魔法学〉判定の結果が35以上だったなら、その言語を話すことも書くこともできるようになる。

ノック
Knock／解錠
扉の前に青く輝く鍵が現れ、その扉に潜り込んで消え失せる。扉が一瞬琥珀色に輝いたかと思うと、錠前が開いた。
レベル：4
構\成要素費用：35gpおよび回復力1回ぶん
系統：探険
執行時間：10分
市価：175gp
持続時間：瞬間
対応技能\：〈魔法学〉
　執行者はノックの儀式によって、鍵のかかった扉、宝箱、門、その他の物体1つを開けることができる。この儀式は、アーケイン・ロックの儀式で閉じられた扉や、手の届かない反対側に心張り棒やかんぬきのかけられた扉に対してもはたらく。鍵のかけられた物体を開くためには、執行者はすべての錠前を解かなければならない。執行者は1つの錠前、かんぬき、アーケイン・ロック、その他錠前に類するものに対して1回ずつ〈魔法学〉判定を行なう。鍵が開いた物体は自動的に開くわけではない；この儀式によって錠前を開いた後、通常通り開かなければならない。
　それぞれの錠前に類するものに対して、〈盗賊〉判定の代わりに＋5のボーナスつきで1回ずつ〈魔法学〉判定を行なうこと（難易度の例はP.187の〈盗賊〉技能\の説明を参照）。手の届かない位置にある心張り棒やかんぬきを外すためには、難易度20の〈魔法学〉判定に成功する必要がある。
　アーケイン・ロックによって守られた扉に対してこの儀式を使用し、必要な〈魔法学〉判定に成功したなら、アーケイン・ロックは破壊されてその効果は終了する。

ハンド・オヴ・フェイト
Hand of Fate／運命の手
おぼろげな姿が現れ、君の行動に対して簡潔な示唆を与える。
レベル：4
構\成要素費用：70gp
系統：占術
市価：175gp
執行時間：10分
対応技能\：〈宗教〉（判定なし）
持続時間：10分
　この儀式を執り行なう際、執行者はこれから取りうる行動の選択肢に関して3つまでの質問を行なう。青くすきとおった手が現れ、どの行動が最も大きな利益につながるのか手振りで示す。
　向かうべき方向や特定の物体に関して尋ねた場合、この手は最大の報酬が得られる方向を指差す。たとえば、
「この階段を下るべきか、扉をくぐるべきか？」と尋ねたなら、この手は階段と扉のどちらか一方を指差す。「この3本のレバーのうち、最初に引っ張るべきはどれか？」と尋ねたなら、手は正解のレバーを指差す。
　執行者が選択肢を1つしか示さなかった場合、この儀式は「その行動を行なわないこと」をもう1つの選択肢とみなす。手は執行者を差し招いてその行動を行なうべきだと示すか、思いとどまるよう手振りで示す。たとえば、「我々はソ\リトロニア遺跡を探険するべきか？」という質問に対して手が示す返答は、手招きまたは押しとどめるような仕草のいずれかである。
　この手は遠い未来を予\測することはできない；手が行なう判断は1時間先までの出来事に基づくものである。手が選択肢を選べない場合には、この儀式は何の効果も発揮せず、構\成要素は消費されない。
　意思決定に際してこの儀式を用いることには2つの難点がある。
　まず、この儀式は危険よりも報酬を重んじる傾向にあり、与えられる示唆もそれに基づくものである。運命の手はローリスク・ローリターンな選択肢よりもハイリスク・ハイリターンな選択肢の方を選ぶのだ。たとえば、一方のトンネルの奥にはドラゴンと宝の山があり、もう一方のトンネルが街に戻るものであった場合、手はドラゴンのいる方を指差す。しかし、リスクばかり大きくて見返りの少ない選択肢よりはローリスク・ローリターンな選択肢の方が選ばれる。
　2つめは、この手は提示された選択肢のうちでもっとも大きな報酬につながるものを選ぶだけであるということだ。したがって、手が指し示した選択肢がよい考えであるという保障はなく、ただ執行者が示した他の選択肢よりはマシであるというだけである。上記の例で言うと、3本のレバーすべてが何らかの罠を起動させるものであった場合、手は一番危険の少ない罠を起動させるレバーを指差すことになる。

ラスト・サイト・ヴィジョン
Last Sight Vision／最後に見た光景
　儀式を終えると同時に、君は死体が死ぬ直前の最後の数瞬の出来事を目の当たりにした。
レベル：2　　　構\成要素費用：25gp
系統：占術　　　市価：100gp
執行時間：10分　　　対応技能\：〈宗教〉または〈魔法学〉
持続時間：2ラウンド以上

　死体または頭蓋骨1つのあるところでこの儀式を執行すると、君はそのクリーチャーの死の直前の様子を、そのクリーチャーの視点から、視覚的聴覚的に追体験することができる。頭部のない死体に対してこの儀式を執行することはできない。一度この儀式を執行したなら、君はレベルが上昇するまで、同一の死体に対して再びこの儀式を執行することはできない。
　目標の死からどれくらいの時間を遡って追体験できるかは、君の〈宗教〉または〈魔法学〉判定の結果により決定される。。

判定の結果　　　期間
19以下　　　　　　2ラウンド
20〜29　　　　　　4ラウンド
30〜39　　　　　　6ラウンド
40以上　　　　　　10ラウンド

（出典：Dragon Magazine #400、Open Grave）