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キャラクター一覧
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キャラクター名
秩序にして善
中立にして善
混沌にして善
秩序にして中立
真なる中立
混沌にして中立
秩序にして悪
中立にして悪
混沌にして悪
属性
プレイヤー名
最終更新:2021/12/24 20:56
クラス/キャラクターレベル
種族
微小
超小型
小型
中型
大型
超大型
巨大
サイズ
性別
年齢
ft
inch
cm
身長
lb.
kg
体重
髪の色
瞳の色
肌の色
信仰する神
故郷
■言語:共通語,ドワーフ語(種族),ドルイド語(クラス),巨人語(知力) ■適正クラス:ドルイド 適正ボーナス:HP+1 ■派閥:白銀十字軍 威信/名声:2/8 ■2361400-15
メモ欄
能力名
能力値
能力
修正値
一時的
能力値
一時的
修正値
筋力
敏捷力
耐久力
知力
判断力
魅力
HP
ヒットポント
最大値
ダメージ減少
負傷/現在のヒットポイント
HP:(10+3+0)+(5+3+1)=22 技能:(4+1)*2=10
非致傷ダメージ
イニシアチブ修正値
=
+
合計
【敏】
修正値
その他の
修正値
移動速度
地上
ft.
sq.
ft.
sq.
基本移動速度
防具着用時
ft.
ft.
ft.
ft.
飛行/機動性
水泳
登攀
掘り進み
技能
クラス
技能
技能名
技能
修正値
能力
修正値
ランク
クラス
技能
鎧による
判定ペナルティ
その他の
修正値
〈威圧〉
=
【魅】
+
+
+
+
〈隠密〉
=
【敏】
+
+
+
+
〈軽業〉
=
【敏】
+
+
+
+
〈鑑定〉
=
【知】
+
+
+
+
〈騎乗〉
=
【敏】
+
+
+
+
〈芸能〉(
)
=
【魅】
+
+
+
+
〈芸能〉(
)
=
【魅】
+
+
+
+
〈言語学〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈交渉〉
=
【魅】
+
+
+
+
〈呪文学〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈職能〉(
)*
=
【判】
+
+
+
+
〈職能〉(
)*
=
【判】
+
+
+
+
〈真意看破〉
=
【判】
+
+
+
+
〈水泳〉
=
【筋】
+
+
+
+
〈製作〉(
)
=
【知】
+
+
+
+
〈製作〉(
)
=
【知】
+
+
+
+
〈製作〉(
)
=
【知】
+
+
+
+
〈生存〉
=
【判】
+
+
+
+
〈装置無力化〉*
=
【敏】
+
+
+
+
〈脱出術〉
=
【敏】
+
+
+
+
〈知覚〉
=
【判】
+
+
+
+
〈知識:貴族〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:工学〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:次元界〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:自然〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:宗教〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:神秘学〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:ダンジョン探検〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:地域〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:地理〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈知識:歴史〉*
=
【知】
+
+
+
+
〈治療〉
=
【判】
+
+
+
+
〈手先の早業〉*
=
【敏】
+
+
+
+
〈登攀〉
=
【筋】
+
+
+
+
〈動物使い〉*
=
【魅】
+
+
+
+
〈はったり〉
=
【魅】
+
+
+
+
〈飛行〉
=
【敏】
+
+
+
+
〈変装〉
=
【魅】
+
+
+
+
〈魔法装置使用〉*
=
【魅】
+
+
+
+
*習得時のみ。【筋】【敏】鎧による判定ペナルティ適用
AC
アーマークラス
=10+
+
+
+
+
+
+
合計
鎧
ボーナス
盾
ボーナス
【敏】
修正値
サイズ
修正値
外皮
ボーナス
反発
ボーナス
その他の
ボーナス
接触
アーマークラス
立ちすくみ
アーマークラス
修正等
セーヴィング・スロー
合計
基本
セーヴ
能力
修正値
魔法による
修正値
その他
修正値
一時的
修正値
頑健【耐久力】
=
+
+
+
+
反応【敏捷力】
=
+
+
+
+
意志【判断力】
=
+
+
+
+
基本攻撃ボーナス
呪文抵抗
戦技ボーナス
=
+
+
+
合計
基本攻撃
ボーナス
【筋】
修正値
サイズ
修正値
その他の
修正値
戦技防御値
=
+
+
+
+
+10
合計
基本攻撃
ボーナス
【筋】
修正値
【敏】
修正値
サイズ
修正値
その他の
修正値
攻撃1
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
攻撃2
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
攻撃3
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
攻撃4
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
攻撃5
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
攻撃6
攻撃ボーナス
クリティカル
重量
タイプ
射程
その他・矢弾等
ダメージ
鎧・防御アイテム
ACボーナス
タイプ
ACへの【敏】ボーナス上限
判定ペナルティ
秘術呪文失敗確率
重量
特性・その他
合計
装備品
アイテム
重量
運搬重量の合計
(硬貨含)
所持金
銅貨(cp)
銀貨(sp)
金貨(gp)
白金貨(pp)
軽荷重
頭上に持ち上げる
=最大荷重
中荷重
地面から持ち上げる
=最大荷重x2
重荷重
押し引き
=最大荷重x5
足の数
二足
四足
運搬能力
修正値
特技
[1lv]《年の功》 利益:あらゆる〈知識〉判定と〈職能〉判定に+2のボーナスを得、未修得であってもこれらの判定を行える。 [モンク]迎え討ち [モンク]素手打撃強化 ---予定--- [3lv]強打 [5lv]薙ぎ払い [7lv]追い打ち [9lv]ゴブリン薙ぎ [11lv]薙ぎ払い強化or激怒による活力orオーク薙ぎ
特殊能力
■ドワーフ種族特徴 +2【耐久力】、+2【判断力】、−2【魅力】:ドワーフはタフで賢いが、少々無愛想でもある。 ・中型 ・ゆっくり着実:ドワーフの基本速度は20フィートだが、鎧または荷重によって速度が修正されることはない。 ・暗視60ft ・語り部/Lorekeeper:ドワーフは彼ら自身の歴史と周囲の世界に関して、克明な記録をつけている。この種族特性を持つドワーフはドワーフか彼らの敵に対する〈知識:歴史〉判定に+2の種族ボーナスを獲得する。このような技能判定は未修得であっても行うことができる。この種族特性は貪欲と置き換える。 ・Iron Within 出典:Heroes from the Fringe pg. 4 この人種特性を持つドワーフは1気ポイントを獲得します。ドワーフが別のソースから気ポイントを獲得した場合、この気ポイントはそのプールに追加されます。ドワーフが他の方法で気を使用できる方法に加えて、ドワーフは気ポイントを即行アクションとして消費し、1ラウンドACに+2回避ボーナスを獲得するか、1ラウンドの間、基本移動速度を20フィート増加させることができます。このボーナス気ポイントは、ドワーフがモンククラスの気プールなどの別の能力を持っている場合を除いて、ドワーフが気打撃を行うことを許可しません。他の気ポイントと同様に、この気ポイントは、8時間の休息または瞑想の後に毎朝補充されます。 これは防御的な訓練と憎しみを置き換えるものです。 Dwarves with this racial trait gain 1 ki point. If the dwarf gains ki points from a different source, this ki point is added to that pool. In addition to any other ways in which the dwarf can use ki, the dwarf can expend the ki point as a swift action to either gain a +2 dodge bonus to AC for 1 round or increase her base speed by 20 feet for 1 round. The bonus ki point does not allow the dwarf to make a ki strike unless she has another ability that allows her to do so, such as the ki pool from the monk class. Like other ki points, this ki point is replenished each morning after 8 hours of rest or meditation. This replaces defensive training and hatred. ・頑丈/Hardy:ドワーフは毒、呪文、擬似呪文能力に対するセーヴィング・スローに+2の種族ボーナスを得る。 ・踏ん張り/Stability:ドワーフは地面に立っている間、突き飛ばし、足払い攻撃に抵抗する際の戦技防御値に+4の種族ボーナスを得る。 ・石工の勘/Stonecunning:ドワーフは石造りの壁または床に設置された罠や、隠し扉などの特殊な石造りの仕掛けに気付くための〈知覚〉判定に+2のボーナスを得る。それらの10フィート以内を通過する時には常に、彼らが能動的に注意を向けているかに拘わらず、そのような仕掛けに気付くための判定を行なえる。 ・武器精通/Weapon Familiarity:ドワーフはバトルアックス、ヘヴィ・ピック、ウォーハンマーに習熟する。加えて“ドワーヴン”と名前に記載された武器を全て軍用武器として扱う。 ■ドルイド(Goliath Druid)クラス特徴 出典:Giant Hunter's Handbook pg. 20 https://www.aonprd.com/ArchetypeDisplay.aspx?FixedName=Druid%20Goliath%20Druid ※replacesは置き換える、altersは変化させると記述しています。 呪文:信仰呪文。ドルイド呪文リスト。準備型。判断力基準。高い判断力によるボーナス呪文あり。毎朝1時間呪文の準備に消費すること。 クラス技能:Goliath Druidはクラス技能としてはったり、交渉、知識(地域)を獲得し、クラス技能から製作、職能、騎乗を除外する。 ボーナス言語:【知力】ボーナスを持つGoliath Druidは、ボーナス言語として巨人語を選択できます。 Primal Size:Goliath Druidは、ドルイド呪文リストにエンラージ・パースンを追加する。この呪文は自分だけに唱えることができる。また、準備した1レベル以上の呪文を任意変換し、準備することなくこの呪文を唱えることができる。この能力は自然感覚と置き換える。 Primal Bond (超常):ゴリアテドルイドが自然との絆を形成するとき、領域を選択する場合、動物、破壊、または力のドメイン、また狂暴、成長、または激怒の副領域APGから選択する必要がある。 ゴリアテのドルイドが動物の相棒を選ぶ場合、彼女は恐竜かメガファウナを選ばなければなりません。彼女が恐竜やメガファウナの相棒を持っている場合、彼女は人型生物を対象とするわけでなくても、相棒にエンラージ・パースンを唱えることが出来る。 この能力は自然の絆を変化させる。 Primal Empathy (Ex):ゴリアテドルイドの野生との共感は、大型またはそれより大きいクリーチャーに対してのみ機能する。この能力は野生の共感を変化させる。 Face Nature's Might(Ex):4レベルでは、ゴリアテドルイドは、巨人の呪文及び擬似呪文能力に対してセーヴィングスローで+4ボーナスを獲得します。この能力は自然の誘惑への抵抗と置き換える。 Wild Shape(変則):ドルイドの自然の化身(変則)能力は、ゴライアスドルイドにおいては以下のように扱う。 ビースト・シェイプ呪文としての能力では、恐竜またはmegafaunaにのみ変身できる。ゴリアテドルイドはエレメンタルまたは植物になる能力を得ない。 6レベルでは、ゴリアテドルイドは自然の化身を使用して、[巨人]副種別の大型人型生物に変身することが出来る。ゴリアテドルイドが筋力に+4のサイズボーナス、敏捷に-2ペナルティ、+ 1外皮ACボーナスを得る以外は、これはオルター・セルフ呪文として機能する。彼女が取る[巨人]人型生物の形態が[岩投げ]を持っている場合、[岩投げ]を得る(範囲40フィート、1d8ダメージ)。フォームに水生副種別がある場合、水生の副種別および水陸両用の共通能力を取得します。 12レベルでは、巨人の形をとるとき、ゴリアテドルイドの自然の化身はジャイアント・フォームIとして機能します。 14レベルでは、ゴリアテドルイドは自然の化身を使用して巨大サイズの巨人に変身することもできます。巨人の形をとるとき、ゴリアテのドルイドの自然の化身はジャイアント・フォームIIとして機能します。 この能力は自然の化身を変化させる。 原始召喚:ゴリアテのドルイドは、召喚自然の味方呪文を使用して通常召喚できるクリーチャーのリストに、以下のクリーチャーを追加します。 ネイチャーズアリーIを召喚します:Compsognathus B2。 サモン自然の味方II:ディモルフォドンB4。 サモンネイチャーズアリーIII:ヴェロキラプターB4。 ネイチャーズアリーIVを召喚します。オーガ、パラサウロロフスB2です。 サモンネイチャーズアリーV:グリプトドンB2、イグアノドンB3。 サモンネイチャーズアリーVI:バルチテリウムB3、メガラニアB3。 サモンネイチャーズアリーVII:クリフジャイアントB4。 サモンネイチャーズ味方VIII:スピノサウルスB3。 ネイチャーズアリーIXを召喚します。ディプロドクスB4。 この能力は、毒の免疫と千の顔を置き換えます。 Primal Summons: A goliath druid adds the following creatures to the list of creatures she can normally summon using summon nature’s ally spells. Summon Nature’s Ally I: CompsognathusB2. Summon Nature’s Ally II: DimorphodonB4. Summon Nature’s Ally III: VelociraptorB4. Summon Nature’s Ally IV: Ogre, parasaurolophusB2. Summon Nature’s Ally V: GlyptodonB2, iguanodonB3. Summon Nature’s Ally VI: BaluchitheriumB3, megalaniaB3. Summon Nature’s Ally VII: Cliff giantB4. Summon Nature’s Ally VIII: SpinosaurusB3. Summon Nature’s Ally IX: DiplodocusB4. This ability replaces venom immunity and a thousand faces. ■モンククラス特徴 ▼モンク能力 習熟 モンク武器特性の武器+一部の武器 鎧や盾を装備したり、中荷重以上で各種能力を失う ACボーナス/AC Bonus ACとCMDに +判断力修正値+ClassLv/4 失う時:鎧盾、中荷重以上、動けない、無防備 ボーナス特技(変則)/Bonus Feat リストから選択性。前提条件無視。 取得枠:1、2、6、10、14、18 (詳細は特技欄) 連打(変則)/Flurry of Blows 全力攻撃A。追加攻撃+1回(Lv11で更に+1回) ヘイストに累積。モンク武器と素手攻撃の組合せ自由。 朦朧化打撃(変則)/Stunning Fist ボーナス特技《朦朧化打撃》取得。前提無視。 1日の回数はモンクLv+モンク以外のLv/4。 追加命中で状態は累積しないが持続時間が伸びる。 素手打撃(変則)/Unarmed Strike ボーナス特技《素手打撃強化》取得。拳肘膝足で攻撃可。 全てのダメージに通常の【筋】を適用可。 ペナ無しで非致傷可。組み付きでも非致傷可。 強化する目的において人工武器かつ肉体武器として扱う。 ■キャラクター特徴 #1により3つ目の特徴を取得している。 ・戦闘特徴 〔協会の誉れの拳〕(モンク、パスファインダー協会) 君は協会の所蔵する数十の武術に関する古の文献を研究し、ほとんどの者よりもこの技術について深く学んでいる。 利益:君の気の蓄積は1ポイント増加する。 出典:Pathfinder Chronicles:Faction Guide ・魔法特徴 〔魔法のコツ〕/Magical Knack:君は森で捨てられているのを魔法的クリーチャーが見つけたからか君の両親が魔法的な従者に世話を任せていたため、君は一部的にあるいは完全に魔法的クリーチャーによって育てられた。そうして魔法に絶えず晒されたため、このような神秘の理解は君には他の献身や仕事に注意を向けるときでさえ容易であった。この特徴を選択した際にクラスを1つ選択すること――選択したクラスによる術者レベルに+2の特徴ボーナスを得るが、このボーナスが現在の君のヒット・ダイスよりも高くしない場合に限る。 →ドルイドを選択 ・信仰特徴 〔不屈の信仰〕/Indomitable Faith:君は信仰する宗教が一般的ではない地域で生まれたが、それを決して捨てなかった。君自身の信仰心を保つために絶えず続いた戦いは、信仰の原動力をより強めることになった。君は意志セーヴに+1の特徴ボーナスを得る。
経験点
次のレベル
呪文
《年の功》 貴族、工学、次元界、神秘学、ダンジョン探検の知識判定を未習熟でも固定値+3で判定可能。 全ての職能を固定値+5で判定可能。 呪文 ---準備呪文--- ▼呪文スロット:DC(呪文レベル+3) 0レベル:3 1レベル:1+1 ▼呪文能力 精神集中判定 1d20+5 術者レベル判定 1d20+2 ▼成長の副領域 巨大化(超常)/Enlarge:1回の即行アクションとして、君はエンラージ・パースン呪文の対象になったかのように、1ラウンドの間自分自身を大きくすることができる。君はこの能力を1日に3+自身の【判断力】修正値と同じ回数だけ使うことができる。 領域呪文: 1レベル―エンラージ・パースン 2レベル―バークスキン 3レベル―プラント・グロウス 4レベル―コマンド・プランツ 5レベル―ウォール・オヴ・ソーンズ
設定など
"野卑なる木僧"グルハルム。 グルハルムは奇妙なドワーフだ。 穴蔵ではなく草原に住居を構え、彼らが本来最も信を置く鉄の武具の一切を身につけようとしない。極めつけは、その巨人への飽くなき好奇心だろう。表向き、彼は種の為、敵対者である巨人をより深く知ることがいずれ彼らに対する牙となる等と嘯くが、聡いものであればその取り繕った言葉の裏に強い巨人への憧れがあることに気が付くだろう。 しかし、殆どの冒険者にとって彼の野心はどうでも良いものだ。重要なのは組むに値する実力があるかであり、その点においてグルハルムを疑うものは少ない。鍛えた己の肉体と自然への崇拝、広範な知識と経験による見識を頼りに道なき道を切り開く姿は大地に根を張る大木を思わせ、頼りに思う者も多いと聞く。 「"攻撃的交渉"、という奴じゃな」 「ワシのような変わり種が朽ちた後、それが少しでも氏族の糧になればええと、そう思うておるよ」 「勝ちたければ、それについて学ぶことじゃ」 「ほ? ワシをキレさせたら大したもんじゃよ」 「吐いた唾は飲めんぞ、若造」 〜〜以下ながながと設定〜〜 グルハルムは一言で表せば冴えないドワーフだった。 鍛冶も治金も木工も祈りも革細工も学問も闘いも、どれもソコソコまではいくものの、今ひとつ伸び悩む。根気よく続けることが肝要と師に諭されるも、後から始めた者に並ばれる頃になると、ふいと興味を失い別のことを始めてしまう。 「お前が軽んじられるのは上達の遅さではない。ドワーフらしからぬ腰の軽さこそが原因よ。もっと芯を持て」 酒の席で冗談混じりに蔑まれても、如才なく受け流すことも出来ずムスりと黙り込んでしまうので、やがて里では見どころのない奴と見做され簡単な仕事だけを任されるようになった。 それでも任された仕事はきちんとこなしたことが、グルハルムが氏族の一員として受け入れられた理由だろうか。 また、うだつの上がらないグルハルムも巨人に対する訓練には真面目に取り組んだ。良質な鉱脈から取れる鉄とその加工物を収益の柱とする彼の集落は、同じくそれらを好む石巨人の生息地と近く、幼い頃よりその恐ろしさは聞かされていたからだ。 それでも。グルハルムの氏族は石巨人の襲撃を受け滅んだ。 巨人の力は恐ろしく、自分よりもよほど優れた職人の作った門が、櫓が、大槌がいとも容易く壊されていく光景を見て、グルハルムは己の中の何かが切り替わっていくのを感じた。 ああ、この方法では駄目なのかもしれない。胸に去来する虚無を抱え、集落を放棄し逃げ出す中、一度だけグルハルムは振り返った。 ドワーフの造ったものを壊す巨人は、ひどく楽しそうに笑っていた。 何故だかそれが胸に残った。 グルハルムたち難民は他所の氏族に受け入れられたが、訓練の内容に目新しいものは無かった。 狭い穴蔵に引き込み、鍛えた武具と仕掛けを持ち、一糸乱れぬ氏族の掟と訓練に従い巨人を討つ。ドワーフに古くより受け継がれる伝統にグルハルムは何処か身が入らぬままでいた。 それでも群れは滅びたのだから。 はたから見れば恐怖か諦念に負け、やる気を失ったように見えただろうか。訓練の手を止め、何かを呟き続けるグルハルムを、周囲は気の毒そうに、あるいは軽蔑を持って見守った。しかし、その瞳には確かな熱があった。彼はじっと巌のように留まり、考え続けた。 巨人を越えるには、彼らよりも大きくならねばならない。 馬鹿げた考えだが、それはこれ以上ないほどグルハルムの頭に馴染んだ。 同時に思った、もっと巨人のことをよく知りたいと。 その力の秘密を学びたいと。 巨人のように、なりたいと。 ドワーフに非ざる外れた思想。本来であれば一笑に付しエールの酔いと共に排出されたであろうそれを、しかし肯定するものが現れた。 それは"進化"に関して綴られた書物であった。 グルハルムがそれに出会ったのは、いつまで経っても得意な仕事のない彼が門衛として里の外から訪れた本商いの荷卸しを手伝っていた時である。たまたま手に取ったそれをぺらりとめくっていると、興味があると見たのか商人は人懐っこい笑みを浮かべながら能書きを垂れ始めた。 「確かな見識を持って書かれた庶物だが、学会で絶賛を受けた後に当人の家からラマシュトゥの邪印が見つかってね。焚書になるところを持ち出して来たのさ」 馬鹿げた話である。人里で禁忌とされる物がドワーフの里であれば何故受け入れられると思うのか。そもそも、なに食わぬ顔をして黙っていれば検閲を抜けたかもしれないのに、全くもってこの若い男は商いが下手と言うほかない。 「お安くしておくよ?」 彼は何故だかグルハルムがこれを購入することを確信しているようで、淀みなく天秤を持ち出して来た。馬鹿げた話である。街を護る衛士としてそのような与太に付き合うはずもない。 検閲の後、現場権限で没収処分とした。 商品を取り上げられたというのに、男はずっと笑っていた。 曰く、ときおり群れの性質や嗜好から大きく外れた個体が生まれることがある。これは一氏族単位であれば過ちのように取られることをあるが、俯瞰してみれば外敵や環境との衝突に於いて"詰み"を避けるための模索である。 曰く、種は適応するものであり進化における大別は環境によって形作られる。すなわち狭い場所で暮らす生き物は、動き易さを確保するためより小さくなり、寒い場所で暮らす生き物は毛深くなる。 グルハルムは考えた、自分こそが"模索"なのだと。 それが過ちであっても構わない、正道から外れた枝葉の茂りでも、それが種を活かす可能性があると言えるなら、この思いつきに賭けてみたいと。何をやっても中途半端な己に、一つ芯となるものを選ぶならこれが良いと思った。 グルハルムが里を出たのはそれからすぐのことである。 大木にぶら下がる果実に手を伸ばす――届かない。渇き痩せ衰えた矮躯では尚更に。 飢えは何より必要性を浮き彫りにさせる。大地の召命に応えんと七日間、瞑想を続けるグルハルムは常に巨人のことを考えていた。 朦朧とした意識の中でひたすらに呟き続ける。ドワーフが為、氏族が為。彼らを追い、彼らを学び、その力の秘密を知り――あわよくば、盗みたい。 指先に潤い。果物の肌を撫ぜる少し硬い感触。 目を覚ました時、草原の果てに夕陽が沈むのが見えた。秘密裏に近寄った狼達が、茜色に染まった高草を掻き分け怯え去っていく。"届かなかった果物"をその手でもぎると、久方ぶりの糧を夢中で貪る。ほどなくして、グルハルムは大きく笑った。 それは、いつかの巨人とよく似ていた。 グルハルムはゴラリオンにおける巨人の歴史、生態、文明の専門家として協会に所属することとなった。近く、イオバリアにおけるサイクロプス文明の探索隊にも選ばれており、巨人を学ぶ彼の旅は順調と言える。思慮深く、見識広く自然を尊ぶ彼の存在は、概ね冒険者たちから好意的に受け入れられている。 ある時ある場所ある任務にて。真理への到達が為、村の掟に従わず自分達の力と安全の確保を優先した。仕方ないと、らしく理由をつけ嘆いてみせたグルハルムの口髭の下は、奇妙に歪んでいた。
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