タグ モスクワPC 協会加盟PC 協会本部 モスクワ協会PC |
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キャラクター名 ロボ |
属性 中立にして善 |
プレイヤー名 モスクワ |
最終更新 2022/06/04 20:16 |
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クラス/キャラクターレベル ファイター(Lore Warden)Lv5 |
信仰する神 エイローデン |
故郷 シェリアックス |
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種族 エルフ |
サイズ 中型 |
性別 男 |
年齢 116 |
身長 5'4" 164cm |
体重 114.53lb. 54kg |
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髪の色 灰色 |
瞳の色 赤 |
肌の色 白 |
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メモ欄 ■技能ランク:30pt(Scholastic枠10pt/宗教5歴史5) ■言語:共通語、エルフ語、森語、天上語、アズラント語、サーシロン語(基本2+知力2+言語学2=6) ■名声/威信:6/12 ■#333376-22 ■能力値成長:Lv4時【筋力】+1 |
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設定など | |
【概要】
このモーダントスパイア・エルフの血を引く灰色髪のエルフは、背も低く若い少年のようだが、どこか老衰したような印象を与える。 口下手だが仲間思いで、パスファインダーとして記録を保管するという行為を何よりも重要なものだと考え、誇りに思っている。 エルフだが同族が苦手な、人間好きの変わり者。 【経歴】 ロボはエイローデンの神託を調査するためにシェリアックスを訪れていた外交官のエルフの間に産まれた子供だった。しかし、予言されたエイローデンの降臨は為されず、起きた嵐は夫婦の命を奪い、エルフの子供が一人残された。 彼の孤児エルフとしての人生は苦難に満ちたものだった。だが幾度も過ぎ去っていく孤児仲間の中で、イサークという人間の友人との出会いがロボに光を与えた。 エイローデンの死と共に没落した貴族の血を引くこの少年には、孤児となってなお、かつて栄光を取り返そうという強い意志と、人を引きつけるカリスマがあった。彼が語る熱い夢は、暗い路地のようなロボの人生で、唯一の光だった。 彼等の孤児としての生活は『命運の先触れ』との出会いで変った。熱心なエイローデン信徒の血を引いていたイサークは、遠い親戚の誘いからこの秘密結社へ参加し、ロボもまた彼の後を追った。 予言が成就すれば約束された栄光の時代が訪れると信じる彼等は、皆一様に強い情熱を持った人々で。ロボは彼等の語る夢に惹かれ、友人のためにもその活動に協力した。 イサークは大人になるにつれ『命運の先触れ』で多くの貴族との繋がりを得、その地位はかつての孤児とはかけ離れたものになっていった。エルフでありただの付き人のロボに栄誉が渡されることは無かったが、友人の成功は他の何よりも変えがたい幸福だった。 だが、大人になり老いていくイサークと、若く情熱的な彼を愛していたロボとの間にはしだいに深い溝が生まれていた。友人として、2人で過ごす時間は日に日に少なくなっていった。 そして、エルフと人間には必ず訪れる、あまりにも早い別れがロボとイサークの間にも当然訪れた。最後の瞬間まであの頃の友人に2人が戻ることは無かった。 掛け替えのない友人を失っても、ロボが『命運の先触れ』を離れることはなかった。友人の生涯無し得なかった願いを叶えたかったし、何よりも『命運の先触れ』に参加する若い人間はかつての友人をロボに思い出させたからだ。しかし、どんなに愛着があっても、日増しに狂気に陥って行く彼等を止める手段をロボは持ち合わせていなかった。狂気的に最後のアズラント人を信奉する彼等の中で、モーダントスパイアの血を引くエルフの居場所は失われていった。 次第にロボは全ての流れを受け入れ、諦めていった。 そして破滅の日は訪れた。協会員を襲い、凶行に及んだ『命運の先触れ』は、虐殺の果てに得たチャンスであったにも関わらず、悲劇しか齎すことはなかった。 多くの仲間が死ぬのを見て、逃れ得ぬ滅びを空に見た彼は、それが自らへの罰なのだと受け入れた。何もせず諦めた自分には相応しい罰だと。 しかし、パスファインダー達は、全てを覆していった。赦されざる行為をした『命運の先触れ』達へ、パスファインダーは手を差し伸べた。 そして全てが終った後、ロボの中で何かが変った。 友人が、組織が歪んでいくのを、ロボはただ眺めていた。人は移ろいやすく、世界は残酷で、記憶も情熱も簡単に失われるものだと、そう諦めていた。 だが、パスファインダーは記録を、人々の残した思いを保管し、それを次世代に繋げようと奔走し、そして結果を変えた。 ロボは後悔した。本当は自分も出来ることがあったのではないかと。友人と再び笑いあうこともあるいはできたのではないかと。 そうして彼は、全てを諦め塞ぎこんでいた長い少年時代に別れを告げ、パスファインダー協会の門を叩いた。 もう二度と後悔しないために、自分の出来ることをしようと。 次は、友人と最後まで笑い会えるように。 |