◆武術
　素手打撃とモンク武器（両手用でも重武器でもない単純近接武器、およびショートソード）による戦闘スタイル。
　素手かモンク武器しか使用しておらず、鎧を着用しておらず盾も使用していないなら以下の効果を得る。

・攻撃ロールおよびダメージロールに筋力の代わりに敏捷力を使用できる

・通常のダメージの代わりに1d4（レベルで変動）を使用できる。

・自ターンで攻撃アクションを行った場合ボーナスアクションとして1回の素手打撃を行える。


◆気（現在の気ポイント【3点】）
　気ポイントを消費することによって以下の特徴を得る。
　小休憩、大休憩終了後に消費した気ポイントはすべて回復する（30分以上を瞑想に費やす必要がある）。
気に対するセーヴ難易度=8+自身の習熟ボーナス+【判断力】修正値（13）

連打：自ターンの攻撃アクション直後、1回のボーナスアクションとして2回の素手打撃を行える

護身：自ターンに1回のボーナスアクションとして回避アクションを行える

疾風足：自ターンに1回のボーナスアクションとして離脱または早足を行え、かつそのターンの間中跳躍距離が2倍になる


◆開手の技
　連打による打撃ヒット時以下の1つを及ぼせる。
・目標は【敏捷力】セーヴを行い、失敗すると伏せ状態になる。

・目標は【筋力】セーヴを行い、失敗すると自分から15ftまで離れさせられる。

・目標は次の君のターン終了時までリアクションを行えない。


◆矢止め
　遠隔武器攻撃でヒットを受けたときにリアクションを用いてその攻撃で受けるダメージを(1d10+【敏捷力】修正値+モンクレベル)減少させる。
　ダメージを0まで減少させた場合、飛び道具が片手で持てる大きさかつ手が1本以上空いているならつかみ取れる。つかみ取った場合気ポイント1点消費で同じリアクションの一部として1回遠隔攻撃が行える(20/60ft)。攻撃中武器はモンク武器として扱い、習熟しているものとする。


◆クローク・オヴ・プロテクション/守りの外套
　外套着用時ACとすべてのセーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。
　（要同調）

侍祭

最も対立する敵の中にさえ共通点を見出すことができ、彼らに共感し、常に平和のために努めている。

世間一般における幸福と平和。
家族と過ごす時間やゆっくりと取る食事、人々の健康や安全を何よりも尊ぶ。

家族。妻と息子が一人、娘が二人。
既に子供はみな独立しており、現在は妻と二人暮らし。

俗世に戻った今、俗世の歓楽を、些か度が過ぎるほど享受している。

　部族間抗争の渦中にある村で生まれ、幼いながらに殺伐とした戦乱に身を置いていた。
　父が亡くなると、後を追うようにして母と兄を失い、自身も妹を守るためにこめかみから頬にかけてと、腕に強烈な印象の刀傷を作った。
　その甲斐もなく、妹もまた先の旅路へと発ってしまったが。

　そのような経験により一時期は精神的に非常に不安定な日々を過ごしており、自身の人生に一筋の救いを求めて女神エルダスを信仰するようになるが、戦いに対してあまりにも逃げ腰な他の信徒たちを見て居ても立ってもいられず、彼らを守る力を身に着けるため僧院の門を叩いた。

　僧院での日々は彼にとってより険しいものであった。
　彼にとって強さとは手段であり、その精神には常に脱げることのない鎧が纏わっていたのであるからそれも当然の事かもしれないが、強さをこそ至上の目的とし、そこに人生を捧げる秩序の存在たる僧たちとは考えが合わなかったのである。
　また、才能故か突出した実力を持っていた事も扱いに拍車をかけた一端だろう。
　当時の彼は"アウトライアー（外れ値）"と呼ばれ表面上は穏やかながらも陰では蔑まれている事に気づきながらその生活に耐えていた。

　ある時、同門の輩が別の者に対してからかい混じりに自分を紹介した時に、横から女性がやって来て「そのような扱いはおかしい」と主張し、教義を説こうとした事があり、彼女が後に妻となった。
　モンクとしてもエルダス信徒としても少々考えの合わないスパークを否定せず、「いいのよ、あなたはそれで」とからからと笑った彼女がいかに素晴らしかったかは、酔いが回ってきたときに必ず聞けるだろう。

　その後もしばらくは僧院にて過ごしたが、交際を継続していた彼女が子を授かりたいと言い出し、子にはたくさんの選択肢と素晴らしい世界を見せてやりたいとの考えでこの地を離れる事に決めた。

　それからは旅をしながら人を助けて路銀を稼ぎ、息子と娘を一人ずつ設け、多くの平和を見届けながら生きてきた。
　そんな旅の間にした行動や、妻の取り成しなどもあって彼の考えに理解を示す者も増え、次第にアウトライアーなどと呼ばれることも減っていき、自身にもまた平穏が訪れる。
　子どもたちが自立し、一時はどこかに落ち着いて陰棲することも考えたが、妻に乞われたため現在も周囲の人のために自分の力を積極的に使うと決めた。
　冒険者としての活動もその一環である。


「がっはっは！　若いっていうのはいいねぇ。おじさんからもたくさん学んでいいんだぞぉ若人よ！」

「（酒を飲みながら）いやぁーー平和だ！　いいか坊主、これが平和の味だぁ！！！（後で妻にめちゃくちゃ怒られる）」

「おじさんあんまり頭はよくないんだ。覚えるのは得意だが、考えるのはちと苦手でね」

「おじさんは平和が好きでね……信仰ありきのもんじゃないぞ。むしろこの気持ちが信仰に繋がったんだ。だけれども、どうもオレの発想は過激らしい。戦うことしか脳のない野蛮人だとよく言われるよ」

「僧院での暮らしは、良いこともあったが悪いこともたくさんあったな。はずれ者、なんて言葉を浴びせられることもあったかなぁ。実際、考えの違いというのはこと平和を尊ぶエルダス神官とて苛まれるような厄介な問題だからな、秩序を重んじるモンクにあっても、いやだからこそ許せなかったのだろうな」

聖印

1

1

祈祷書

　

　

お香

　

5

法衣

　

　

普通の服

3

1

ベルトポーチ

　

　

ショートソード

2

1

ダーツ

1/4

10

地下探検家パック

　

　

-背負い袋

5

1

-かなてこ

5

1

-金槌

3

1

-ピトン

1/4

10

-松明

1

10

-ほくち箱

1

1

-保存食

2

10

-水袋

5

1

-麻のロープ（50フィート）

10

1

クオータースタッフ

4

1

水差し

4

1

エール1ガロン

8.5

1

レンズのない金の片眼鏡のフレーム

　

　

　

　

　

クローク・オヴ・プロテクション

3

1

ポーション・オヴ・ヒーリング

0.5

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

◆鎧わぬ守り
　鎧を着用しておらず盾を使用していない時には、ACは（10+【敏捷力】修正値+【判断力】修正値）になる（計上済み）。


◆運足法
　君の移動速度は、鎧を着用しておらず盾を使用していない時には10フィート増加する（計上済み）。


◆開手門（門派）


◆信仰篤き者の保護
　自身と信仰を同じくする人々からの尊敬を集めており、自身の奉じる神格のための宗教的儀式を執り行える。
　自身と冒険仲間は奉じる神格の寺院、社、その他の施設にて無料で治療や世話を受けられるが、物質要素は自分で用意しなければならない。また、自身と信仰を同じくする者の支援により質素相当の生活をさせてもらえる。
　自身の奉じる神格あるいはパンテオンにささげられた寺院のうち一つに繋がりがあり、自分の部屋を持っている。近くにいるならそこの司祭に対して危険でないものに限り手伝いを頼めるが、良好な関係でなければならない。