やむにやまれぬ事情により義父を殺害し追放された。偽名である。

誠実。だがその誠実さを悔やんでいる。

自然。

家族、氏族、部族。

酒に目がない。

ティーガー・ザ・エグザイルは仇持ちの追放者である。彼がそうなった直接の理由は、彼が悪魔殺しの旅一座「転がる石弾（バレット）」に拾われる約二か月前にさかのぼらなければならない。

「これは談合の動かぬ証拠だ。このままでは氏族の宝、鉄鉱山が無法な人族に奪われてしまう」氏族の政所に務めていたティーガーが手にした情報は、氏族の中に裏切り者が、人族に先祖から代々伝わる鉄鉱山を売り払おうとする敵がいることを示していた。いったい誰が裏切り者なのか。熟考したティーガーは誰よりも信じられる上司、許嫁の父……将来の義父……に相談を持ちかけることにした。

「まさか、そんなはずはないだろう」と最初こそ笑った義父だがティーガーがつぶさに説明すると態度を改め、真剣な面持ちで頷いた。「ワシ以外に誰かに相談したか？　そうか。していないか。コトは氏族の一大事、良い判断じゃ。上にはワシから相談しよう」安堵の吐息を吐いたティーガーはそれではと頭を下げ、その場を後にしようとしたが……彼のドルイドに似つかわしい勘が、義父からの不意の一撃を外させた。

「馬鹿な、父上。まさかあなたも……いや、あなたが」「言うな。言うでない」苦渋の顔で振り下ろされる義父の斧。咄嗟に抜き放ったシミターは、義父の胸を十分に深く裂いていた。

ティーガーが我に返るのが先だったか、それとも彼の耳に女性が……義父の娘が腰を抜かし、尻餅を突く音が届いたのが先だったのか。尊属殺人。氏族内に巣食う裏切り者から文字通り犯罪者の烙印を押されたティーガーは、表向きはこれまで氏族に尽くした忠に対する情けとして追放された。だがその実態は、氏族の目につかぬところで密やかに彼を葬るためであることは容易に想像がつく。

死んでたまるか。せめてあの娘が、父の仇と自分の目の前に現れるまでは。そう心に誓ったティーガーは、旅一座の一員に身をやつして必死に生きるのだった。

シミター

　

1

シックル

　

1

シールド

　

1

ハイドアーマー

　

1

探検家パック

　

1

ドルイド用焦点具（杖）

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

【暗視】:60ft
【毒耐性】：毒セーヴ有利毒抵抗
【石工の勘】：石造物由来【知力】〈歴史〉判定時習熟ボーナス2倍
【儀式発動】：ドルイド呪文の儀式発動が可能
【自然の化身】：脅威度1/4以下の野獣（飛行/水泳なし）に変身可能
・筋力/敏捷力/耐久力を置換え
・そのクリーチャーの技能習熟とセーヴ習熟を得る
・呪文発動不可
・クラス、種族の特徴は使用可能
ただし特殊な感覚は変身時不可
・アクションで変身、小/大休憩ごとに2回まで、ドルイドレベルの半分（端数切り下げ）時間まで
【自然魔法回復】
小休憩時、ドルイドレベルの半分の呪文スロットを回復可能（大休憩ごとに1回）

ドルイドクラフト

ガイダンス

プライマル・サヴェジリィ

　

　

　

　

　

　

　

ロングストライダー

サンダーウェイブヴ

エンタングル

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

エンハンス・アビリティ

スパイク・グロウス

スパイダー・クライム

パス・ウィズアウト・トレイス

ムーンビーム