犯罪者：
貧しい家の生まれだった。剣など与えてもらえなかった。他の子供のように、村の治安部隊の大人から剣の稽古をつけてもらうわけにはいかなかった。稽古を隠れて遠目に眺めては、なりふり構わず型を真似た。それも見えないほどに日が暮れれば身体を鍛えた。己に課した鍛錬と日々の糧を得るために奔走する、厳しくつましい日々だった。これを耐え忍んで来られたのは、傍らに友がいたからだった。友もまた、貧しい家の生まれだった。剣の稽古を真似るときはいつも、友の家の物置から出来の悪くて売り物にならないバールを借りた。友は1本、自分は2本。友は自分との打ち合いに負けると必ず「得物2本はずるいだろう」と文句を垂れた。自分は負けたら「利き手だけで得物を扱っているんだから当然だ」と言ってやった。友と自分の勝負の結果は常に五分であった。最後まで五分であった。その日、友と自分は村の外れに荷を運ぶ仕事をしていた。戯れにバールを携えて。友は1本、自分は2本。仕事の終わり、荷を受け渡した商人は、自分たちがバールで武術を学んでいると知ると大笑いした。そして言った、「そりゃいい腕に違いない。俺は見る目があるんだ、お前たちならできるだろう。山の麓の洞窟から魔法蝙蝠の翼を取って来たら、30GPをそれぞれにやる」と。危険だとは分かっていた。30GPはその危険を頭から追いやるには十分だった。向かった洞窟で、小さな獣を蹴散らした。バールを携えた自分の腕は驚くほど役に立った。気分が良かった。高揚していた。気づかなかった。やっと自分を呼ぶ友の声に振り向けば、獣に襲われた友が転がっていた。獣に噛みつかれた友は血に塗れていた。明白であった、友は自分をかばったのだ。呼びかけた。応えはなかった、ついぞ。そこからのことは、覚えていない。おそらく洞窟を逃げ出し、商人のことも忘れ、村にも戻らず、気づけばバールを握りしめて乗合馬車に揺られていた。そのうち町に流れ着いた。厳しくつましく、孤独な日々が、始まった。……と、思っていたが。

　

友情。

2本のバール。

注意力が散漫。高揚すればするほどその傾向が強まる。

　

中装鎧：スケイル・メイル(50GP)

　

1

軍用近接武器：バール(フレイル)(10GP×2)

　

2

探検家パック(10GP)

　

1

ベル(1GP)

　

1

マキビシ(1GP×4)

　

4

探検家パック(10GP)(贈答用)

　

1

ケンスケ

　

1

ポーションオブヒーリング(50GP)

　

5

登攀道具(25GP)

　

1

聖水(25GP)

　

1

ハーフ・プレート

　

1

中ポーション

　

1

大ポーション

　

1

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

　

クラス特徴：二刀流、底力、怒涛のアクション
特技：二刀の使い手
サブクラス：チャンピオン
出目19でもクリティカル
底力：ボーナスアクションで1D10＋ファイターレベルのHPを回復する。1回まで。小休憩・大休憩でリチャージ。
追加攻撃：攻撃回数＋１

メルリヌスの祝福（永続）
ACと全てのセーヴィング・スローに+1のボーナスを得る。

レベルアップ時のHP上昇にボーナス＋2


1d20+10 ▼ケンスケ(剣)での攻撃ロール()
1D8+1d8+7 ▼ケンスケ(剣)でのダメージロール[殴打][力場]